40代からの博士課程留学

41歳でオーストラリア・メルボルンで博士課程留学(社会学)を始めた自分、現地小学校に通う子供のこと、家族での海外生活などを綴る。2023年3月帰国、フルタイムで働きながら博論執筆中。

留学準備編

怒涛の出国準備

今、出国準備に向けてラストスパート中。予定としては、昨日、住んでいた集合住宅から引っ越し完了、引き払いして、関東にある夫の実家に2泊泊めてもらってから成田空港より出国する予定だった。現在の状況について、Good newsとBad newsがある。まずGood ne…

2019年の振り返り

自分と夫の両実家をはしごした1週間にわたる年末年始の帰省から、昨日の午後自宅に帰ってきた。自宅は狭いけどやはり自分の家なので落ち着く。疲れていたので夕食はイタリアンのデリバリーにして、家にあったワインを飲む。疲れているときに無理をするとイラ…

出国準備を始める

12月27日に実家に帰省してから、これまで時間がなくて手が付けられていなかった出国に向けた準備を少しずつ始める。以下が現在のTo Doリスト。(1月4日に一部追記) 〈手続き関連〉 納税管理人の設定、書類提出: 自治体の税務課税務係 住民税の予納(可能な…

学生ビザの申請 GTEの文章

エージェントを頼らずに自力で自分の学生ビザと帯同家族の分のビザを取得した経験談の続き。提出した書類は一つ前のブログに記載したので、GTEについて記録を残しておく。 fourty.hatenablog.com GTEとはオーストラリアへのビザ申請の際に必要な作文。Genuin…

学生ビザの申請 提出した書類

このたび、無事自分の学生ビザと帯同する家族(夫、子供2名)のビザを取得できたため、どんな書類を提出して取得したのかの記録を残す。自分は勢い自力で申請したが、不安な人はエージェントに相談するほうが確実だと思う。とはいえ、エージェントに頼らずと…

学生ビザの申請 無事に取得!

昨日、無事家族4人分のビザがおりた! 連絡は唐突にくるものだ。ビザ申請からちょうど3週間だった。fourty.hatenablog.com メールは4通きていて、すべて移民局からのもの。メール文面は以下の通り自動送信のため全く同じ。添付PDFを見るまで結果がわからない…

小旅行と倉庫契約

週末はふるさと納税の返礼品を使い、渡豪前の最後の国内旅行(帰省除く)で、ヒルトン小田原に。返礼品のチケットは土日は使えないということなので、金曜日の午後、小学校に長男を、保育園に次男を迎えに行き、小田原までドライブ。ギリギリ日没前に到着す…

子どもの予防接種問題

学生ビザの申請を終えて、次に取り組むべきタスクは子供の予防接種。。。これがまた自分にとって難易度が高く、数日間向かい合いたくない気持ちで避けていたが、意を決して取り組んだ。その結果を記しておく。 ことの発端は、小学校への入学手続きをする中で…

学生ビザの申請 ようやく完了

色々と躓きと気づきがあった学生ビザの申請。とうとう「Submit」ボタンを押すことができた。終わった後の感想は「疲れた」。ビザの申請ってこんなに大変だったんだ、と後から振り返って思う。これまでの人生で2回(学部の交換留学と修士の正規留学)、自分で…

子どもの小学校が決定!

昨日、子どもが入学する予定の小学校から入学許可のレターが発行された。小学校のメールアドレスに問い合わせをしたのが先週の火曜日なので、わずか1週間でレターを発行してもらえて、大変ありがたい。レターは2通あり、それぞれ子供の名前、start dateとend…

子どもの小学校と留学前の英語力

私の博士課程留学に帯同する形で、小学校3年生の長男と年中の次男も渡豪し、現地の公立小学校に通う予定となっている。自分の留学と合わせて、義務教育の年齢にあたる子どもも留学するというパターンの「親子留学」については、あまりネットにも記事が上がっ…

学生ビザの申請 その後いろいろ進行中

先週末に学生ビザの申請を行おうと、25ページもある申請画面の最後まで何とか入力し、最後の関係書類のアップロード画面で判明したいろいろな落とし穴。平日仕事で時間がない中でもメール等やり取りを重ねて、少しずつ前進している。 fourty.hatenablog.com …

学生ビザの申請 落とし穴を埋める作業

昨日のブログで、学生ビザの申請の最後に発見した複数の落とし穴について書いた。 fourty.hatenablog.com それらを埋めるために、昨日急いで関係各所に送ったメールの返信が返ってきていたので、今朝早起きしてまた対応をした。 ①子供の小学校について 子ど…

学生ビザの申請 落とし穴がたくさん

今日、午前休をとって添付書類をすべてアップロードし、学生ビザの申請を終わらせようと思ったが、その過程でいくつか追加で対応が必要なことが新たに発覚した。一番大変なのは、子供の小学校の入学許可が必要なこと…これはやばそうだ。目星をつけていた小学…

学生ビザの申請

書類が出そろったところで、いよいよ学生ビザの申請をする。今週末に済ませようと思っていたが、予想していたより大変でてこずっており、まだ申請は完了していない。状況としては、25ページある申請画面の最後までインプットは済んで、後は確認と必要書類の…

入学許可証(CoE)が発行された

OSHCの支払いも無事済ませて、入学オファーのアクセプト書類、自分と家族のパスポートのスキャンと合わせて大学に提出したのが先週の日曜日。大学のホームページによると、10営業日内にCoE(Confirmation of Enrolment)が発行される、ということだったけど…

OSHCの支払いでトラブル

留学生が入る保険、OSHC。これを支払わないとビザに必要なCoEが下りない。大学からの入学許可証に書かれていた所定の金額(Multi familyからSingleを引いた額)、つまり家族の57か月分の保険料合計13,680ドル(約100万円)の支払いは、クレジットカードか銀…

OSHCの期間確定、週末は山梨

大学院の事務局に質問していたOSHCの期間についての答えが返ってきた。結論は57週のまま。政府のビザの方針でそう決まっているらしい。うーん、普通に考えてコースよりも18か月分余分に保険をかける意味が納得できないけど仕方ない。念のため保険会社のサイ…

手続きの進捗、奨学金の条件

先週1週間は日帰り出張や外出、夜に海外とのWeb会議などがあり、平日は見事に忙殺された。かつ、土曜日の午前中は長男の小学校行事があったため週末が短い。そんなこんなで、1週間頑張った褒美に国産のスパークリングワイン「甲州 酵母の泡」のハーフボトル…

大学関連の手続きを開始

甚大な被害をもたらした台風19号から一夜明けて、東京は快晴。幸い自分の住むエリアは何の被害もなく済んだけど、ニュースを見ると大変なことになっている地域がある。そんな中ではあるが子供たちは元気いっぱい。明日は長男の誕生日なので今日の午後はプレ…

奨学金を受給するには

この度、40代の私が無事に博士課程留学に関して、大学から給付型の奨学金を受給(返済不要)できることになったので、私がどういった条件で申請して奨学金獲得まで至ったのかについて書いてみる。奨学金の結果を受領した際のブログはこちら。 fourty.hatenab…

奨学金の結果

昨日、大学から奨学金の結果をお知らせするメールが来た。10月10日にお知らせがあると知っていたので、朝からそわそわしており、出勤する直前にスマホでメールを見たら、大学から「Graduate Research Scholarship Outcome」というタイトルのメールが! メー…

指導教官(候補)とのインタビュー

オーストラリアでは、PhDなどリサーチ課程での大学院留学になると、指導教官候補を見つけてその人にコンタクトをした上で、受け入れOKをもらわないと話が進まないことは、前に何回かに分けて書いた。 fourty.hatenablog.com fourty.hatenablog.com 私の場合…

証明書類と旧姓問題

大学院への申請には、各種書類の提出が必要になるが、社会人になって時間が経ってから再度大学に行くことにした場合、その間に結婚して姓が変わる人もいる。私はまさにそのパターンで、姓が変わった時の様々な煩わしい手続きもさることながら、また大学院へ…

推薦状を依頼する(社会人の場合)

リサーチ課程の大学院やMBAへの留学時に必要となる「推薦状」。英語ではReferenceやReferee reportといわれるもの。今回調べた大学のコースすべてで、申請にあたり推薦状(2通という場合が多い)が申請の要件として入っていた。ちなみに、Coursework masters…

入学許可と奨学金の審査

先週末、実家から帰ってきてから土日に時間があったので、引っ越しを想定して荷物の整理を始めた。「オーストラリアに持っていく」「3年後使う」のどちらにも当てはまらないものは手放すことになる。まずは本に着手し、何冊かはメルカリに、売れなさそうなも…

IELTSを受験する 第3回目 目標スコア達成

第2回目の結果を再採点に出すと同時に申し込んだ第3回。再採点してもスコアが変わらなかったことは前回の記事に書いた通り。第3回を最後の試験にしたいと思い挑んだ。 fourty.hatenablog.com 第3回もJSAFからの申し込みにしたが、試験日が2週間後に迫ってい…

IELTSを受験する 再採点

前回、第2回目のIELTS受験について書いたように、1回目と比較してスコアに課題が残るWriting, Speakingともに少しできたような感触があった。結果は以下。(カッコ内は1回目の受験からのスコアの変化) Listening 7.0(0) Reading 8.0 (-0.5) Writing 6.0 (0…

IELTSを受験する 第2回目

人生初のIELTSはOverall7.0のスコア。第1回目の記事は以下。 fourty.hatenablog.com 第1回目を受けた後、研究計画書の準備に集中しており、勉強の時間が取れなかったため、2回目の受験は2019年3月上旬。再びJSAFで申し込み、四谷三丁目の会議室。今回は前も…

IELTSを受験する 第1回目

2018年10月に人生初のIELTS受験。場所は四谷三丁目の駅からすぐ近くの貸会議室。集合時間よりも少し早めについて、荷物や上着を預ける。会場に持ち込めるのは、パスポートと水のボトル(ラベルを外したもの)のみ。JSAFの会場の場合は、筆記具は提供してもら…