40代からの博士課程留学

41歳でオーストラリア・メルボルンで博士課程留学(社会学)を始めた自分、現地小学校に通う子供のこと、家族での海外生活などを綴る。2023年3月帰国、11月に博士号取得。現在は東京にある外資系企業で勤務。

学生ビザの申請 無事に取得!

昨日、無事家族4人分のビザがおりた!

連絡は唐突にくるものだ。ビザ申請からちょうど3週間だった。fourty.hatenablog.com

 

メールは4通きていて、すべて移民局からのもの。メール文面は以下の通り自動送信のため全く同じ。添付PDFを見るまで結果がわからない‥

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Dear XX

Please see the attached information.

Yours sincerely

Department of Home Affairs

 

時系列で開封。一番最初は次男ーGranted. 合格。次は長男ーGranted. こちらも合格。そして夫ーGranted.安心した。そうなると当然自分もGranted.1通ずつ来ているので、一人だけ(具体的には夫が)ダメだったらどうしよう、と微妙に不安になったけど、無事家族4人分のビザが発行されてよかった。ビザの書類の欄には、4名ともStudent (Subclass 500):Granted と書かれているけど、その下のVisa conditionsは一人ひとり異なる。私のVisa conditionsが一番項目数が多く、以下の通り。 

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ビザの2枚目にそれぞれのConditionsに関する説明があり、Work limitationについて今回気づきがあった。通常の学生ビザは学期中には2週間で40時間以内、という制限があるようだが、研究課程の学生はこの制限が適用されないとのこと。なぜだろう?大学から給料をもらいながら研究をする人がいるからだろうか?(ちなみに生活費をカバーする奨学金Stipendは非課税なので収入とはみなされない模様)

 

そして、夫の方のVisa conditionsにも気づきが。学生ビザを取得して渡豪する人の配偶者の条件については、ネット上にあまり情報がなかったが、このような結果であった。

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夫は学生ビザを取得した私の配偶者として渡豪するが、まず8201要件として3か月間は学校に通ってもよいとのこと。これ以上学校に通いたい場合は、おそらく自分で学生ビザを取得せよ、ということなのだろう。まあ、当然と言えば当然か。

 

そして8104の就労制限について。以下の通り、Primary student visa holder(私のこと)が研究課程に在籍(具体的にはMphilやPhD)する場合は、通常適用される2週間で40時間という制限が適用されないとある。つまり研究課程で留学する人の配偶者はフルタイムで働いても良いということ。GTEでは、帯同者は就労目的で入国するわけではないことを明記したが、ビザ要件としてはOKであることが確認できた。

This condition means that you must not engage in work until the primary student visa holder has commenced a course of study.
You are also not permitted to work for more than 40 hours a fortnight while you are in Australia. If the course of study the primary student visa holder undertakes is for a masters or doctoral degree then you are permitted to work more than 40 hours per fortnight but only in these circumstances.

 

今回、エージェントを頼らず、ゼロから自力で申請したが、家族4人分、3週間でビザが下りたのはスムーズだったのではないだろうか。 以前のブログでも書いたように、移民局のHPによればもっと長い時間がかかるようだ。先月確認した際には、Postgraduate Research Sectorは、4か月~6か月となっていたが、今は変わっていて63日~5か月とのこと。日本人は全体的に早いのかな?とにかく不安に思っていたビザ問題が一件落着してほっとした。

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https://immi.homeaffairs.gov.au/visas/getting-a-visa/visa-listing/student-500#About

 

今回、自力で試行錯誤しながら申請したが、準備にあたりいくつかのブログの情報を参考にさせてもらった。その恩返しとして、今後申請する人のために、GTEと添付した書類のリストについての記事を後日書いてみようと思う。