40代からの博士課程留学

41歳でオーストラリア・メルボルンで博士課程留学(社会学)を始めた自分、現地小学校に通う子供のこと、家族での海外生活などを綴る。2023年3月帰国、フルタイムで働きながら博論執筆中。

小旅行と倉庫契約

週末はふるさと納税の返礼品を使い、渡豪前の最後の国内旅行(帰省除く)で、ヒルトン小田原に。返礼品のチケットは土日は使えないということなので、金曜日の午後、小学校に長男を、保育園に次男を迎えに行き、小田原までドライブ。ギリギリ日没前に到着することができた。ヒルトン小田原小田原市街地から少し離れた山の中腹にあり、周りには商業施設などもないため、完全にリゾート。敷地内にプールやボーリング、結婚式場など様々な施設があり、ホテルも大きいので過ごしやすい。入るなり、クリスマス一色のデコレーション。

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大きなツリー

 

到着後、プランにあった「忍者体験」なるものを子どもにやらせて、ひと遊びしてからお風呂に。大浴場は天然温泉。最近肩こりがひどいので、ゆっくりつかる。旅行先で一人でゆっくり女風呂に入るときは、子どもが男子ばかりでよかったと思える数少ないひと時。夕食はビュッフェ。大人1人5,000円にサービス料と税金が加算されて結構お高い。コスパはあまりよくないが、かといって他に食べに行く場所もない。なんだかんだ言いながら、デザートまでゆっくりと堪能して、部屋に戻り就寝。

 

朝、目が覚めたらまだ夜明け前(といっても日の出が6時半くらいなのでそんなに早朝でもないが)。今住んでいるところは周りがビルばかりでいつ太陽が出たのかもわからないような生活だが、ヒルトン小田原の部屋は東向きで、海から太陽が昇るのを部屋でみられる。天気が最高で、家族4人で部屋から日の出の瞬間を見ることができた。

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日が出る20~30分くらい前から海の向こう側が赤くなって、ずっと見ていると太陽がちらっと見え、そこからぐんぐんと昇ってくるのを無心で眺める。毎日こんな風に太陽は昇っているのに、そんな風景を全然見られない場所で日々過ごしているのは、人生を無駄にしているのでは?と思えてきたりする。

 

その後、前日の夕食と同じ場所で朝食ビュッフェ。朝食の方が夕食よりも良かったような。自分で好きな具をトッピングする海鮮丼があったので、和食にした。朝食後に部屋で少しゆっくり。この景色は見飽きない。

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部屋からの景色、遠くに伊豆大島が見える

休憩後、ホテルのプールに。温水プールなので、冬でも全然寒くない。子どもを交代で見ながら、サウナに入るなどして楽しめた。なんて贅沢な時間の使い方なんだろう、と。また日本に一時帰国した時にはここに来たいな、と思った。プールを十分楽しんだ後、昼にチェックアウト。サンタさんが見送ってくれた。

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ちょっとlazyなサンタクロース

ホテルを出た後、小田原の海産物を売る施設に立ち寄り昼食を済ませて、夫の実家に向かった。出国前の相談と近隣の倉庫の契約が主な目的。出国日から2日前くらいに現在住んでいる場所を引き払い、その後に泊めてもらう了承を得た。ありがたい。そして近隣のコンテナ倉庫の契約も進める。オーストラリアに行っている間に、家具などを保管しておくスペースを確保するために、貸倉庫を調べていたが、今住んでいるところは都内で倉庫代も高いこと、また自分にも夫にも何のゆかりもない東京の都心に倉庫を借りる必要性もないことから、関東圏内にある夫の実家の近くの倉庫を借りることにした。一時帰国の際には実家にも立ち寄るし、その時に倉庫の荷物を出し入れしたりすることもできるので、我ながら良い考えだと思う。

倉庫は、3畳くらいのスペースを借りることにした。大物家具としては、無印のスタッキングシェルフ(5段×5段、本棚や色々な用途で使いやすく、住む場所によって組み方を変えられるため重宝している)、大きなダイニングテーブル(以前、新居を購入した際に親からお祝いで買ってもらったもの)、子供の学習机などが入れられる。空いたところに本や食器、捨てられない保管物(アルバムなど)を入れることも十分できそう。独り身の時はほぼ家財を持っておらず(引っ越しが多かったのでリースやレンタルを活用していた)、スーツケース一つで簡単にどこにでも行っていたのに、なんかいろいろと背負ってしまったと思いながら‥現実的に今の家族の生活を考えると、倉庫を借りて荷物を保管しておくのがベターであると認めざるを得ない。

 

これまではもっぱら渡豪後の生活に関することを進めていたが、12月に入り、少しずつこちらの生活の仕舞い方も段取りしていかないといけない。そして仕事もいよいよ引き継ぎを始めていく。

 

ヒルトン小田原リゾート&スパ