40代からの博士課程留学

41歳でオーストラリア・メルボルンで博士課程留学(社会学)を始めた自分、現地小学校に通う子供のこと、家族での海外生活などを綴る。2023年3月帰国、フルタイムで働きながら博論執筆中。

IELTSを受験する 第2回目

人生初のIELTSはOverall7.0のスコア。第1回目の記事は以下。

 fourty.hatenablog.com

 

第1回目を受けた後、研究計画書の準備に集中しており、勉強の時間が取れなかったため、2回目の受験は2019年3月上旬。再びJSAFで申し込み、四谷三丁目の会議室。今回は前もって申し込みをしたため、スピーキング試験の希望時間の予約ができた。14時台からを希望し、その通りの時間となった。またそれぞれの状況について簡単に振り返る。

 

まずはリスニング。前回同様、地図の問題以外は大体わかった。まあ問題ないスコアが取れるだろう、といった形。地図の問題は相変わらず全然わからない。おそらく4~5問中、1~2問正解しているかどうか、といったもの。これは苦手だけど、ほかでカバーしているのであまり深く考えずにしておこうと思った。

 

次にリーディング。前回同様、こちらも特に難しくは感じなかった。長文だがそれぞれの内容を普通に関心を持って読めば内容が頭に入ってきて、設問も何となく回答していく感じで、少し難しい問題はあるがあまり気にせず進めていった。

 

その後は私の課題のライティング。1回目で6.0というスコアであり、あと0.5上げる必要があったため、折れ線グラフやパイチャートなどの説明を何度か練習したところ、なんとTask1は図の問題…図はレアと聞いていたが、それに当たるとは。良いのか悪いのか。内容はエスキモーが氷のレンガを使って住居を作ることの手順が絵で説明されており、それを言葉で説明するように、というもの。手順の説明は難しい。だらだら書いてしまうことになり、しかも主語をどうしたらよいのか途中でわからなくなってしまった。全体としては意味が通じる文章を書いていると思うが、文法や文章構成には自信がない。図の説明をもっと練習しておくべきだった。ライティングのTask2の問題は雇用関係、キャリアについてだったような記憶。自分の経験に近づけて話がしやすいので、前回よりは少し良く書けたような気がした。

 

そして午前の部が終わった。今度は待ち時間が1時間程度のため、近くのドトールで昼食をとりながら、Speakingの動画を見ながらイメージトレーニング。前回のようにへましないよう、自己紹介は簡潔に心がけるようにした。そしていざ本番。

 

今回も試験官は若い白人の男性。ただ、前回の人よりも感じが良さそう。自己紹介も前よりはスムーズに進んだ。そして怖いお題。「あなたの国で特別な機会に食べる食べ物は何か?それはどういった機会に食べるのか?そしてどのように準備するのか?」といったもの。前よりはましなテーマ。

 

とはいえ、特別な機会に食べる食べ物って??頭をフル回転させた。内容は重要ではなく一通りお題にこたえることが重要。そのため私は無難に「ケーキ」を選んだ。これは日本に特有の食べ物ではないが、どのようなオケージョンで食するかは国の特性が出る。次のような流れで回答。「日本では特別な機会にケーキを食べることが多いです。例えば誕生日、クリスマス、そして結婚式などです。このような機会に幸せを分け合うために、一つのケーキを参加者で分けあうという風習があります。どのように準備するかは場合によります。手作りすることもあるし、お店で売っているケーキを買ってきて食べることもあります。」といったように。もう少し膨らまして、一通り話をすることができた。前よりはだいぶましだったかな。

 

第2回目のスコアは以下。

Listening 7.0

Reading 8.0

Writing 6.0

Speaking 6.5

Overall 7.0

 

悔しい…Speakingは6.5をクリアしたが、Writingが前回と同じ6.0。これでは出願できない。前よりはうまくかけたような気がするのに、0.5の壁は厚い。2019年3月の時点では、もう指導教官候補の先生から受け入れOKの連絡をもらっていたため、IELTSが足を引っ張っていることに焦りが出てきた。結果を受けてすぐに次の試験を申し込んだ。同じ3月の下旬。3週間後くらいだった。それと同時に、ダメ元で第2回のWriting結果を再採点に出してみることにした。