40代からの博士課程留学

41歳でオーストラリア・メルボルンで博士課程留学(社会学)を始めた自分、現地小学校に通う子供のこと、家族での海外生活などを綴る。

怒涛の出国準備

今、出国準備に向けてラストスパート中。予定としては、昨日、住んでいた集合住宅から引っ越し完了、引き払いして、関東にある夫の実家に2泊泊めてもらってから成田空港より出国する予定だった。現在の状況について、Good newsとBad newsがある。まずGood news から。前の記事で書いた長男のインフルは無事に治り、家族の誰にもうつらず済んだ。出国前の貴重な一週間の予定が狂い、時間も取られてしまったが、なんとか健康を取り戻して本当によかった。そしてBad news はまだ引っ越しとパッキングが終わっていないこと。昨日までに間に合わなかった物たちが現時点で東京の家の部屋一つ分残っている。明日、子どもを夫の両親に見てもらって、夫と二人でフルで作業する予定。

 

この1週間、記録に残しておきたいことは沢山あったが、本当に時間がなくブログまで辿り着かなかった。後から整理して書き記しておくとして、リアルタイムな出来事、感じていることを早朝に夫の実家の布団の中から携帯でアップする。

 

昨日は忘れられない日。久しぶりに精神的に追い詰められ、子どもの時のように泣きそうになった。やってもやっても片付け作業が終わらないことで精神にストレスがかかった。色々荷物のこと、片付けのことが心配で、夜中の2時に目が覚め、布団の中でこの先の数日のことをシミュレーション。するとどんどん目が覚めてきたので3時に起床。アメリカに出張に行っている時はいつも大体朝の3時から仕事しているからそれと一緒だ、頑張ろう、と自らを奮い立たせる。そこからキッチンで皿やコップ、鍋など一つずつ梱包し、使いかけの食材を捨てるなどの作業をひたすら行う。今日引っ越しなのにまだこんな状態。5時ごろになって、眠さと精神的な辛さでギブアップ。布団に戻り、すやすや眠っている子どもの手を握って自分の気持ちを落ち着かせていた。

 

浅い眠りから覚めて、朝ごはん。色々片付けてしまっているので、温めるだけの中村屋の肉まんを食べる。長男は3学期最初の登校日にして最終日。冬休み中に預かっていたクラスのザリガニと自分が飼っているサワガニの二つの飼育ケースや図書室で借りた本などを持っていく必要があるので、夫が学校まで付きそう。時間差で私は次男を保育園に送っていく。電動の子乗せ自転車を2日前に売ってしまったので、歩いて登園。束の間の日常。保育園の先生に挨拶して帰宅。

 

そこから自治体による家具のリサイクル引き取りで、ダイニングチェア、長男が赤ちゃんの時に買って、今は次男が使っている子ども用の椅子、食器棚、タンスを引き取ってもらう。引っ越し屋さんが来るのは午後の予定なので、その時までに運び出してもらうものを整理しないといけない。この時点で残りが3〜4時間なので、全てを終わらせるのは不可能だと認め、夫と話し合って作業の優先順位を決める。まず自分たちでは運べなくてプロにお願いするものは何か。大型家具の運び出しがマスト。クローゼットの中にあるプラスチックの衣装ケース。あとはダンボールに梱包してある荷物。そして残った分は翌日に二人で戻ってきてやろうとなった。この時点で少し諦めと見通しが立った。

 

朝10時に車の引き取り。夫の知り合いに中古車販売の人がいるのでその人に預ける。家族で色々なところに旅行に行った車を手放した。気に入っていたのでオーストラリアまで運べないか考えたけど、自動車の輸出はハードルが高そうだったので断念。

 

そして11時ごろ引っ越し会社から電話があり、作業を少し早められそうだが良いか打診された。12時過ぎから伺えます、と言われたが、予定通り午後でお願い。焦った。そうこうするうちにエアコンの取り外し業者さんがきた。前の家から持ってきた古いエアコン3台を取り外してもらう。エアコンについては特に感傷的にならずに済んだ。

 

途中ガスを止める作業員の方がきた他は、黙々と作業するうちに昼を回る。コンビニに行く時間さえ惜しくて今日は昼食抜きかな、と考えたが、キッチンに非常食が残っていたので、それらを片付けがてら食べることに。夫はお湯を入れるチャーハン。私は缶に入ったパン。両方美味しくて、日本の非常食のレベルの高さに感動した。そして今辛いけど、災害にあってこれを食べる状況になったらもっと辛いはずだから、それと比べれば全然大したことない、と思った。

 

夫と午後の段取りを確認。 引っ越し屋さんに荷物を運び出してもらっている間に、私は小学校に長男を迎えに行き、戻ってきたら今度は夫がレンタカー屋に寄りつつ次男を保育園に迎えにいく。そして夕方に出発予定。6時間目が終わる少し前に学校に迎えに行って、クラスのみんながしてくれた長男のお別れ会の最後を見られたこと、長男が友達に囲まれながら学校を去る姿など、今後も忘れないようにしておきたい。

 

子どもの迎えをしている間に引っ越し荷物の搬出が終わってしまったので、引っ越し会社さんには倉庫の鍵を渡して先に運搬と搬入を進めてもらうことにした。2箇所へのお迎えをしている間に時間はどんどん過ぎて夕方5時前に出発。とりあえず子どもと自分の1泊分の着替えを旅行鞄に詰め込んでレンタカーで夫の実家に向かう。倉庫は夫の実家から徒歩で数分のところを借りている。集合住宅のエントランスで最後家族で写真を撮りたかったが、その余裕もなく、首都高を走っていた。

 

1時間程度で倉庫に到着。借りた倉庫の扉が全開で荷物がちょうど全部入っていた。引っ越し屋さんはトラックの中にいたので、随分待たせてしまったかと心配したが、ちょうど10分前くらいに終わったとのこと。有難い。自分では絶対にできないことなので、本当に助かる。こういう仕事やってる人すごいな、と思った。いつも子どもからは、母ちゃんパソコンでパチパチやるだけでお金もらえていいなぁ、と言われて、色々大変なんだよ〜夜中に眠いのに電話会議もあるし、いろんなおじさんが頼みごとしてくるし、とか言っていたけど、改めて自分の仕事なんて超ラクなんだな、と思ってしまった。

 

そしてようやく夫の実家にたどり着く。夕食を作って待ってくれていた。引っ越しで荒んだ家から、人間の日々の営みがある家にきてホッとする。ホテルをとることも考えたけど、実家にお世話になれることになり、大変有難い。夕食におでんをいただき、温かいお風呂に入って疲れがだいぶ取れた。これで最後のパッキングもなんとか乗り切れそう。留学も引っ越しもこれまで何度かしているけど、間違いなく今回がダントツでハード。3年後の帰国時にこれをまたやるのだと思うと今から怖い。

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3日前、日本での寿司の食べ納めで近所のすしざんまいに