40代からの博士課程留学

41歳でオーストラリア・メルボルンで博士課程留学(社会学)を始めた自分、現地小学校に通う子供のこと、家族での海外生活などを綴る。

子どもの小学校と留学前の英語力

私の博士課程留学に帯同する形で、小学校3年生の長男と年中の次男も渡豪し、現地の公立小学校に通う予定となっている。自分の留学と合わせて、義務教育の年齢にあたる子どもも留学するというパターンの「親子留学」については、あまりネットにも記事が上がっていないため、今後少しずつ情報をアップしていこうと思う。

 

まずオーストラリアの小学校について、自分が調べてわかったことのうち、日本と大きく違うのは、小学校に入学できる年齢。オーストラリアの小学校のYear 1は日本の小学一年生とほぼ同じと考えてよさそうだが、その前にFoundation、Prep、Receptionなどと呼ばれる、0年生(つまり年長)にあたるクラスがあり、最年少で4歳で入学ができるようだ。

 

オーストラリアの小学校の新学期は1月下旬もしくは2月であり、その時点で4歳であっても、4月、5月、6月末までに5歳になる子どもは0年生に入学できるルール(州によって、4月末~6月末のどこで区切るかは異なっており、Victoria州では4月末)。次男は現在4歳だが3月で5歳になるため、1月の時点では4歳でも入学できる年齢となっている。ただ、まだよくわかっていないのは、4歳で入学して0年生を2年間やるのか、それとも1年後に1年生に上がるのか。これについては現地で情報を仕入れることにする。とにかく、次男が小学校に入学ができるかできないかで、以下の点で大きな違いが出てくる。

 

まず学費。以前のブログでも書き、さらに今回直接学校側にも確認できたが、ビクトリア州では、学生ビザ(サブクラス500)でも研究課程(MphilやPhD)で行く場合、帯同する子供は現地の公立小学校の学費が免除される(ただし州によって決まりは違うので各州のホームページを確認する必要あり)。オーストラリアの場合、International student扱いになると公立小学校でも年間100万円程度の学費がかかるため、これが無料であることは我が家の場合600万円(100万円×2人×3年間)の差がでる。

 

fourty.hatenablog.com

 

また、長男は確実に小学校に入る年齢だが、次男が小学校に入れない年齢の場合は、保育園や幼稚園に預ける必要があり、そうすると学費免除は受けられない(と思う、義務教育ではないので)。次男がギリギリ小学校に入れる年齢になっていることは、我が家の経済面に大きなメリットがある。

 

さらに、ただでさえ不安な外国生活が始まるときに、兄弟バラバラではなくて同じ場所に通えるというのは本人たちにとっても心強いだろうし、親にとっても送り迎えが一度にできて楽だ(過去、保育園の定員の関係で長男と次男が別々の園に通っていた時は時間のロスが大きかった)。

 

通う小学校をどのように選んだかについては、以前も少し書いたが、Google mapを使って、私が通う大学の近くの小学校をサーチしていた時に、たまたま公立の小学校で日本語と英語のバイリンガル教育を行っている学校を発見したため、ここに決めた。子供は現地校に放り込んでしまえばすぐに英語を習得する、というのは色々なブログに書いてあったが、どうしても最初のハードルはあるだろう。私が心配したのは、英語力そのものというよりも、自分が英語を話せないということが、子供の消極的な行動を引き起こしてしまったり、自信を無くすような状態になってしまう可能性。子供たちはそういったことを乗り越えて皆たくましく現地校に行くのだろうが、たまたま日本語と英語の公立バイリンガルスクールを見つけてしまったので、最初のハードルを少しでも下げられれば、という考えと、いずれにしても3年後には日本に戻るので、子供たちの英語をネイティブレベルに近づけることにこだわる必要がない、という考えで、この学校がベストと考えた。

 

先週、ビザの申請の関係で、その小学校とコンタクトを始め、ホームページを読んでいたら、留学生の親向けの作られたガイドに以下の表記を発見した。

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Basic level of Englishを身に着けておくことを強く推奨する、とのこと。これを見るまでは、入学してから徐々に英語に慣れていけば良いかな、と思っていたが、少なくとも長男については少し英語に慣れた状態にしておいた方が良いのでは、という考えが頭の中で膨らんできた。そして、思い立ったが吉日、早速その日の仕事帰りに、最寄駅にある英会話スクールにアポなしで立ち寄り、長男が受けられるコースを聞き、帰宅してから長男に英会話教室に通ってみないか、と持ち掛けてみると、いいよ、ということだったので、電話で無料体験を予約。その2日後の金曜日に早帰りをして英会話スクールに行き、長男に体験コースを受けてもらった。

 

英会話教室は宣伝をよく見るGabaというところで、小学生向けのGaba kidsというマンツーマンのレッスン。長男の体験コースを受け持ってくれたのは、フィリピン出身の若い女性の先生で、とてもやさしそうで子どもの扱いも慣れていた。長男も楽しかったようで、やってみたい、ということになり、翌日土曜日に正式に申し込み。

 

マンツーマンレッスン20回(最小限の単位)、入学金やテキスト代で17万円くらいだったが、これで少しでも安心できるのなら、高くはない。体験レッスンの際に受けたレベルチェックでは、「スターター」の次の「レベル1」からになった。これまでちゃんと英語を習っていたわけではないのに、スターターを飛ばしてレベル1からで少し驚き。

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レベル1から開始する子供は3割程度とのこと

https://www.gaba.co.jp/kids/feel/data.html

先生のフィードバックによると、長男はすでに多くの単語や数字を知っており、アルファベットも一通り認識している一方、スペルを含むリーディングはほとんどわからず、また文章の聞き取りも間違えることが多いので、このあたりを中心にやっていきましょう、とのこと。スペルが全くわからないのに英単語をたくさん覚えているっていう状態が大人では考えられない。現地に行ったらあっという間に抜かされそうな予感もする。

 

現在通っている区立の小学校では1年生の時から週に1度、国際のクラスでネイティブ講師が英語を教えているのと、あとはチャレンジパッド(進研ゼミ)で気が向いたときに英語をやっているくらいだったけど、それでも少しは身についていたようだ。これから出国まで週2回~3回のペースで通い、20回を消費しきる予定。そして、次男については現実的にできることを考えた結果、無対策で行くことにした。4歳って現地の子供でもやっとアルファベットの読み書きできるかできないかの状態のはずだし、まだ勉強という段階ではないので、すぐに馴染めるのでは、と楽観的に考えている。