40代からの博士課程留学

41歳でオーストラリア・メルボルンで博士課程留学(社会学)を始めた自分、現地小学校に通う子供のこと、家族での海外生活などを綴る。2023年3月帰国、11月に博士号取得。現在は東京にある外資系企業で勤務。

イベント盛りだくさんな3月

3月はやたらと小学校の行事と子供のイベントが盛りだくさん。まとめて記事にしておく。

 

小学校のミニ運動会

オーストラリアの季節が秋だからか、バイリンガル小学校は毎年3月に日本スタイルを一部取り入れた運動会を行う。昨年はコロナロックダウンの直前に実施できたが、今年は集まる人数の制限や管理の面から、2~3学年ごとに別々の日に学校の校庭で行った(昨年は全学年同時に学校の近くの巨大なグランドで実施)。

昨年の様子はこちら。

fourty.hatenablog.com

 

基本的なスタイルは昨年と変わっていない。まったく練習などというものはしないで、ぶっつけ本番であること、オリンピックの陸上競技のように一つのグラウンドで複数の競技が同時進行すること。また、今年は特にオーストラリア流?予定していた開始時刻よりも30分以上遅れてのスタート。しかも長男の日も次男の日も安定の遅延。。分刻みに進行していた日本の運動会とのギャップが大きすぎる。大幅に遅れているのに先生たちも焦っている様子は全くない。子供たちは十分楽しそうなので、これでいいんじゃないか、と思ったりもする。

 

学校が昨年末に工事をしていて、今回初めて出来立ての校庭に入った。一瞬「せまっ」と思ったけど、オーストラリアに来て感覚がおかしくなっていたよう。写真を撮ってみると十分に広い(でもこちらの小学校の標準と比べたらやっぱり狭い気がする)。

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2時間の間に4~5種目をこなす

運動会の他にも今週は地域の小学生が集まったスポーツ大会(クリケットやバスケットボールなどの多種目で競うらしい)や体力測定?のようなイベントも詰め込まれていた。スポーツ大会なんて、下に書いたキャンプから戻ってきた2日後に突然お知らせがあってびっくり。校長先生がオーバーフローしているのか、前日にお知らせが来たり、スタッフが足りなくて急遽親のボランティアを頼んだり、と、管理職なんだからもうちょっと計画的にやれないものか、と思ったりもした。

 

長男、小学校のキャンプに参加

小学校の3年生以上は2泊3日のキャンプに。昨年はコロナによりキャンセルになってしまったので、長男は今年が初めての参加。人数が多いため、3/4年生と5/6年生に日程を分けて実施。5年生の長男は普段仲良くしているのがほとんど4年生の友達なので、キャンプでバラバラになってしまうが、本人はそこまで気にしていないようだった。

 

ちなみにキャンプの日は、少し早めに学校に集合することになっていた。時間がギリギリだったので、私は長男の旅行バッグを抱えて、長男と一緒に駐車場から走って学校に行ったのに、ついてみると半分くらいしか子供たちが揃っていなくて、先生も点呼を取れない状態。余裕で15分くらい遅れてくる子達もいた。おそらく学校もそれを見越していつもより早い時間を集合時間としてアナウンスしたのだろう。

 

キャンプの場所は、学校から車で3時間弱ほど行ったところにあるキャンプ場。3日間盛りだくさんのアクティビティを楽しんだようだった。3日間、私と夫の2人で次男の相手をしていたので、次男は長男がいなくて寂しいというよりも父母を独占できて満足そうだった。子供が1人だけだと静かに時間が流れる。お弁当も1つだけ作れば良いし、すべての面でいつもよりも少し余裕があった。

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海の近くのキャンプ場(でも海には入っていないとのこと)http://waratahbeachcamp.com.au/

長男、友達と夜にお出かけ

ロックダウンが終わって友達も増えてきたし、親同士も交流が始まってきたところで、長男が友達から誘われて夜の外出をする機会があった。オーストラリアでは、家が離れていることや子供が大きくなるまで子供だけでの外出ができないことから、週末に親同士が約束して子供をどちらかの家で遊ばせたりする習慣がある。その延長線上で、友達から誘われて、長男のみ友達のお母さんやお父さんにイベントに連れて行ってもらった。

 

一つ目は「鬼滅の刃」の映画。3月初めに1週間だけ日本語(英語字幕)で上映されていたよう。私は全然知らなかったけど、長男が仲良くしている友達のお母さんから連絡があって、もし良かったら長男を一緒に連れていくけどどうですか?とお誘いしてもらった。時間は平日の夜で、夕方にピックアップしてもらって映画館があるショッピングモールで夕食を取りそのまま映画という流れ。帰りも送ってもらい至れり尽くせりだった。長男は夜の外出に大興奮。映画も面白かったようだ。

 

鬼滅の刃はオーストラリアでも好評らしく、当初1週間の上映期間が2週間に延びたとのこと。数か月後?に予定されている本格上映では吹き替え版になってしまうらしく、友達のお母さん(日本人)はオリジナルの日本語音声で観られる今を狙っていきたかった、ということだが、英語がわからない長男にはちょうどよかった。

 

2つ目のお出かけはサッカー観戦。こちらは先週の日曜日。日本人選手が出ている試合で、その選手とつながりがあるサッカー教室のコーチが誘ってくれて、無料で招待してくれた。総勢100名ほどがこのイベントに参加したらしい。当初家族で行きたいと思ったけど、終了時間が8時半ごろで家に帰ると9時を過ぎてしまう。次男には負担が大きいかな、と思って迷っていたら、映画の時とは別の友達のお母さんから、良かったら長男を一緒に連れていきますよ、とお誘いが。こちらも喜んで出かけて行った。次の日がキャンプなのに、大興奮して9時半ごろ帰ってきた。今度は家族で観戦に行ってみたい(私は10代の頃、Jリーグの地元チームのファンクラブに入っていたくらい、実はサッカーを観るのが好き)。

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右下が長男が一緒に観戦した応援団。でも全体を見ると席がガラガラで、これでプロとして運営していけるのかな、と思ってしまった

次男、6歳の誕生日

次男が6歳の誕生日を迎えた。昨年と同じく、Japanese Chesecakeが希望だったので、アジア系のパン屋さんで購入。写真撮り忘れたけど美味しかった。コロナが収束しているので、今年はBirthday Partyを企画。明日Playcentreで実施予定。またそのことは別の記事に。

 

海に入り納め

イベントだらけの中でも、1日だけ何も予定がない日曜日があった。天気が良かったので久しぶりにビーチに。子供たちはおそらく今シーズン最後の海水浴。大人は寒くて入れない。ビーチは賑わっていた。冬のビーチも人が少なくて好きだけど、わいわいしているビーチも活気があって良い。水は透明だし、日本の海みたいに海藻がいっぱい絡まってきたりしないので(その代わり小さな生き物もあまり見ない)、海水浴には適している。

 

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遠浅で波がほとんどないため、子供たちは安心して遊べる(ちゃんとライフセイバーも待機している)

どうしても日々の生活は子供中心になってしまうけど、昨年は基本的にロックダウンだったので全然イベントを楽しむことができなかった。これくらい忙しいのが逆に普通なのかな?あと2週間でTerm1が終わってスクールホリデーが始まる。慌てて旅行の計画を立てた。子供が小学生のときが家族旅行を一番楽しめるはずと思っている。この限られた期間のオーストラリア生活を満喫するつもりで、旅行はかなり攻めの姿勢で計画している。