40代からの博士課程留学

41歳でオーストラリア・メルボルンで博士課程留学(社会学)を始めた自分、現地小学校に通う子供のこと、家族での海外生活などを綴る。2023年3月帰国、フルタイムで働きながら博論執筆中。

アデレードに旅行<Day4-5:アデレード>

やっとアデレードの記事が書ける。家を出発して3日目の夕方にアデレード着。その日は友人宅でゆっくりして過ごす。翌日からアデレード近郊の観光。

 

4月7日(水):Hahndorf

この日の天気は晴天。朝、友人宅でダラダラ過ごした後、10時半ごろに出発。目的地はHahndorf。エリア的にはAdelaide Hillsになる。友人宅から車で30分程度、シティからでも40分程度で行ける。ここはドイツ人が作った村で、今も普通の街であるが、少し観光地化している。山間にドイツ料理やドイツビールの店が並んでいるほか、Beerenbergという有名なジャム屋さんがあって、その近くでいちご狩りができる。私は18年前にアデレードに留学していた時、その友人夫婦(当時はまだ結婚していなかったが)に連れて行ってもらったことがあるが、もちろん家族で行くのは初めて。

 

hahndorfsa.org.au

 

街はちょうど紅葉がきれいだった。少し早いけど先にランチを取ることに。ドイツ料理の店でソーセージとビール。平日の午前中からテラス席でビールとはこれぞホリデー!最高だった。

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ソーセージの3種盛り合わせ。2人でシェアしてちょうどよい量だった

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ドイツビールの知識はゼロなので、お店の人に人気の銘柄をついでもらった

大人ばかりが楽しんでもいけないから、ランチの後は子供たちを駄菓子屋に連れていく。一人5ドルずつ渡して好きなお菓子を買った。大喜びの子供たち。

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右手前が駄菓子さん。Hahndorfのかわいらしい街並み

街から歩いていける距離のところにBeerenbergの工場兼店舗兼農場がある。私たちは子連れなので車で5分程度走らせた。まずはイチゴ狩り。日本のイチゴ狩りシステムとは異なり、基本的に持ち帰り用のイチゴを摘むのが前提。ついでに試食もしてよいですよ、という感じ。このため料金が驚くほど安い。子供はタダで大人は一人5ドルだった。時間制限もない。持ち帰るときはグラムいくらで計って購入する。

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広大なイチゴ畑でイチゴを摘み放題(実質食べ放題状態)

広大ないちご畑に人はまばら。明らかに摘み取りが間に合っていなくて、熟れたイチゴがそのままになっている。子供たちは競うように大きなイチゴを探してはバクバクと食べていた。一人10個くらい食べていたかもしれない。イチゴはスーパーで見るものよりも大きくて赤い。つやつやしていてとてもおいしそう。期待せずに食べてみたら、とても甘かった。オーストラリアのイチゴは甘くないのだけど、ここのは熟れているからとても甘くて、日本のイチゴに負けないくらい美味しかった。

 

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つやつやのイチゴがたくさんなっていた

摘んだイチゴを店舗で計ってもらって購入。箱いっぱいになったので20ドルくらいいくかな、と思ったら10ドルだった。とても良心的。店舗では20種類以上?のジャムが売っている。メルボルンのスーパーでもこのメーカーのジャムは2~3種類買えるが、ここでは見たことないような種類のジャムも売っていた。お土産にレモンとライムのマーマレードとトマトソースを2本ずつ購入。普段お世話になっている長男の友達の家族のためにお土産も購入できて良かった。Beerenberg

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Beerenbergの店舗の様子

帰り道にMount Loftyに寄った。ここも昔来たことがある。なんとなく覚えているが、子供と一緒に行くとまた違った印象になる。

www.parks.sa.gov.au

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広大な土地で思いっきり走る子供たち。真夏の暑さだったけど紅葉がきれいだった

この日は暑い中ほとんど外にいたので、みんなクタクタに疲れた。でも友人の旦那さんが夕食にローストビーフを作ってくれた。ありがたい!

 

4月8日(木):McLaren vale

翌日はアデレードの南の方に。この日も気温が30度くらいで暑い予報だったので、ビーチに行くことにした。昼食用に友人は巻きずし、私はおにぎりを作った。

 

ただのビーチだとつまらないから、McLaren valeというワイン生産地に寄っていくことに。友人宅から車で1時間程度で到着。子供たちがしびれを切らしたので、ワイナリーは1軒しか行けず…。仕方ない。友人の旦那さんおすすめのワイナリーだったが、なんと試飲が有料になっていた!10ドルするということだったのでやめた。でも一人1種類なら無料で試飲せてもらえるとのことだったので、私はロゼを選んで飲んでみた。美味しかったから1本だけ買った。

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ワイナリーの中に子供用の迷路があった(写真には写っていないが)

その後、子供たちお待ちかねのビーチに。作ってきた昼食をビーチの前で食べて、子供たちはボディボード。長男は初めてのボディボードだったけど、コツをつかんで波に乗れていた。この日は波が少し小さめだったけど、初めてだったので良かったのかも。

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ボディボードの練習中!

夕方までたっぷり遊んで帰宅。この日の夕食は友人が煮込みハンバーグを作ってくれた。ありがたい。これで友人宅は早くも3泊目。翌日サヨナラすることになっている。子供たちは毎日たくさん遊んで離れがたそうだった。その翌日の話は次の記事に。

アデレードに旅行<Day3:ナラコート>

ペースを上げて旅行記を仕上げないといけない。

 

4月6日(火)Day 3:Naracoorte、アデレード

朝7時前に寒さで目が覚めた。内陸部の寒さは異常。幸いキャビンにエアコンが付いているので朝から暖房をつけた。外の気温は4度とか5度だったように思う。天気は快晴。朝食をキャビンでとったら子供たちは前日に友達になったドイツ人の兄弟と外で遊び始めた。その間に大人は片付け。朝露で濡れたジャンピングピローで次男が転び、着替えたばかりの服を汚したのでまた着替え。まだまだ未熟者だな。この日は9時半からNaracoorte洞窟のツアーを1つ予約していたので、間に合うように9時前に宿泊所を出発。車で20~30分くらいで到着。この辺りは世界遺産に指定されている。

 

もうイースターの4連休は終わっているので、思ったより混んでいなかったが、私たちみたいなホリデー中の家族連れが何組かいた(まだ南オーストラリア 州はスクールホリデーに入っていないので、ほとんどがビクトリア州の人たちと思われる)。いくつか見学できる洞窟がある中で、一番有名らしいAlexandra Caveに行くことにした。

www.naracoortecaves.sa.gov.au

 

ガイド付きでないと入れない洞窟。インフォメーションセンターには、この辺りで発掘された化石の展示があって意外と楽しめた。大昔(恐竜がいたころ)*1の巨大な有袋類の化石なども見つかっているようだ。洞窟のツアーに参加したのは私たちも含めて家族連れ3組。我々以外はオーストラリア人と思われ、もちろんガイドは英語。ガイドの方曰く、このイースター休暇の土曜日が、今までの観光客数の記録を上回ったとのこと。ナラコートは世界遺産とはいえ、オーストラリアの他の観光地と比べるとそんなに有名な場所ではないし、アクセスが良くないので、あまり海外からの観光客は来ない。逆に海外旅行できない今、国内からの観光客が増えたようだった。

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200万年くらいまえに生きていた有袋類の化石(頭蓋骨)。顔はコアラみたいだけど、高さは2mもある巨大な動物らしい

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タスマニアンデビルの化石も見つかっている。説明によると、以前オーストラリア大陸タスマニアが陸続きになっていたころは、本土にもタスマニアンデビルがいたらしい

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インフォメーションセンターの横には化石をテーマにした公園もあって、子供たちは楽しく遊べる

洞窟自体はまあまあ良かった。日本でもいくつかの鍾乳洞に行ったことがあるので、大きな感動はなかったけど、子供たちは鍾乳洞を見学するのが初めてだったので良かったのではないか。洞窟の中では今でも発掘作業が進められていて、色々な時代の化石が見つかっているとのこと。サンゴの化石があったり(その場所が海だったことを証明)、先ほどのような有袋類の化石が出たり。非常に乾燥している土地だから、保存状態も良いのだろうと推測。

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洞窟の中は暗くてiPhoneではきれいな写真が撮れなかったから、めったに使わないSonyのデジカメで撮ったらきれいに撮れた

洞窟を見た後、カフェでお茶して、友人の子供たちにお土産を買ったら、いよいよアデレードに向けて出発。ここからの道は比較的大きな道ばかりで順調に進んだ。途中、小さな町のベーカリーでビーフパイをランチに。もうパイはお腹いっぱい。しばらく食べたくない気持ち。

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オーストラリアの田舎にはベーカリーしかなくて、ベーカリーにはパイしかない

アデレードには予定よりも早く、3時半ごろに到着。友人の家に着いてゆっくりした。3か月ぶりに会うから、前回ほどではないが、おしゃべりに花が咲いた。夕食は七輪で焼き鳥。私は串に鶏肉とネギを刺すのを手伝った。焼くのは友人の旦那さんがやってくれた。1年半ぶりくらいに食べる焼き鳥は最高。七輪はColesで買ったらしい。おそらくBunningsにも売っているだろう。私たちも買おうかな。友人の家の部屋を1つ借りて、家族4人で川の字+1になって寝た。これから3日間、アデレード近郊で遊ぶ予定。その記事はまとめて次に。

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自家製の炭火焼きの焼き鳥は最高だった

 

*1:ご指摘を受けて訂正しました

アデレードに旅行<Day2:クナワラ>

4月5日(月)Day2:クナワラ、Naracoorte泊

朝6時半ごろ起床して朝食にトーストを食べる。持参した米を備え付けの炊飯器で炊いて昼食用のおにぎりをせっせと作る(でも作ったそばから朝食を食べたはずの子供と夫に1つずつ食べられてしまう)。8時半ごろに宿を出発して、グレートオーシャンロードの残りの景勝地London Bridgeに。宿から車で10分くらいで着いてしまった。朝いちなので、昨日の12使徒と比べてガラガラ。一番乗りだったが、すぐに別のファミリーが到着。15分くらい滞在したけど結局3組しかいなかった。

 

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手前の岩の一部が崩れ落ちたせいで、London Bridgeの体をなさなくなってしまったらしい。観に来ていたオージーのファミリーのお母さんが「London Bridge is falling down」の歌を子供に歌っていた

この場所の後は海沿いはしばらくさようなら。走る道はGreat Ocean Roadと名前がついたままだが、内陸の方に向かっていく。この日は一気に北上する予定。ひたすら北に向かって走る。途中でトイレ休憩。店が1件しかないような小さな町に停まった。

 

郵便局とコンビニが一緒になったいかにも田舎なお店に入って、子供たちのためにアイス、大人のためにコーヒーを購入した。とても人の良さそうな夫婦がやっていた。「アデレードに向かう途中なんです」といったような会話をしていたら、次男がレジの前にあるおもちゃ付きのチョコエッグを欲しがってしまった。アイスを買うことにしていたので、「今日はチョコエッグは買わないからね」と日本語で諭していたら、夫婦のどちらともなく「これもしよかったらとっていっても良いよ」と子供に言う。「いいえ、大丈夫です」と私が断ったら、If you are ok, we can give them.と言ってきてびっくり。Give?1つ2.5ドルで売っている商品のチョコエッグ2つを通りがかりの人にくれるって…。その後、Happy Easter!と言われた。めちゃくちゃいい人達でハッピーな気分になった。 

 

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子供たちにチョコエッグをくれたお店 https://www.portfairyaustralia.com.au/attractions/yambuk-general-store/

そうこうするうちに、Victoria州とSouth Australia州の州境をまたいだ。今回も入州の許可を取ったが、1月の旅行と異なり検問はなかった。でも時差が30分ある。Daylight saving終了の分と合わせると、この2日間に1時間半を稼いだことになる。偶然ランチタイムに前回1月の旅行で訪れたMount Gambierを通ったので、Sinkholeの公園に車を停めておにぎりをほおばった。でもまさかここにもう一度来るとは思わなかった。 

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もう来ることないだろうな、と思った場所に3か月後に来た。少し懐かしい

その後も車をひたすら飛ばしてもうすぐ宿泊地であるNaracoorteに到着するという一歩手前に有名なワイン生産地であるCoonawarraがある。家族を説得して1か所だけワイナリーに行った。下調べしておらずよくわからないので、とりあえず有名どころのWynnsに。

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どこもかしこもブドウ畑のCoonawarra。秋だからちょうど収穫の季節

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カウンターでテイスティング

最近、テイスティングが有料化されているワイナリーもあるらしいが、ここは無料だった。フルでテイスティングすると9種類だけど、私は家族を外に待たせていることもあるので、飲んでみたいと思った4種類に絞って駆け足でテイスティング

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Wynnsのテイスティングリスト。Rieslingから始まり、だんだん重たいワインになっていくが、最後は赤じゃなくてRieslingで終わっている。おそらく甘いデザートワイン?最後のは飲んでいないから不明

ワイナリーでしか買えない少しお得なボトル(Cellar Door Exclusive)を買おうと思ったけど、結局Wynnsで最も有名なCabernet sauvignonの代表商品が美味しいように思ったので、これを買うことにした。1本45ドルだったけど、会員になって6本買うと180ドルらしい(1本あたり30ドル)ということで大人買い!この後お世話になるアデレードの友人にもプレゼントできてちょうどよい。

www.wynns.com.au

昔、20代の頃にアデレードに留学していた際にも何度かワイナリー巡りに連れて行ってもらった(South Australiaはワインの生産地で有名)。でも私はお金がないから、数件回ってたくさんのワインをテイスティングしても、自分用に20ドルのボトルを1本買うのが精いっぱい。箱買いする人(この先アデレードで会う友人の旦那さん)が羨ましかったけど、やっと自分もそうなれたのでうれしく思った。こういう時、年を取るのも悪くないなと思う。ちなみに今回買ったワインは、今から2040年まで楽しめるらしい。上手に保管しておいたら、2030年に長男が20歳になった時に飲むこともできる。6本入りの重たい箱を持って部屋を出ようとしたら、隣でテイスティングしていたご機嫌なオージーのおじさんが、「大丈夫?僕が持ってあげようか?…僕のトランクまで!」と冗談を言ってきた。もちろん「ありがとう。でも結構です」と丁重にお断りした。

 

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石灰岩と赤土の地層が展示してあった。ワイン用ブドウ栽培に適した土地なんだろう

その後、1時間弱で宿泊地であるNaracoorteのホリデーパークに到着。この日はBig 4という子供の遊び場が多い宿泊所を予約していたので、ちゃんと遊ぶ時間を確保。前回のMount GambierでもBig 4に泊まったけど、その時よりも1グレード上のユニットを予約。ホテルのようにきれいで大満足。4人で泊って250ドルくらい(ホリデー中だから少し高い)。

 

www.big4.com.au

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泊ったユニットの外観(東京で住んでいたアパートよりも広いかも?)

 

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キッチンもきれい(でもガスコンロの火力が弱かったのがマイナスポイント)

 

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ホテルのような寝室(2ベッドルームのうちの1室)

子供たちはミニ機関車、ゴーカート、トランポリン(ジャンピングピロー)など施設を十分に楽しんでいた。ゴーカートを乗り回しているときに友達(8歳と3歳の兄弟)ができて、その後2時間以上その友達と遊んでいた。フレンドリーで元気でやんちゃな兄弟だった。その子たちの両親はテント泊。少し話をしたら、ドイツ人の夫婦でメルボルンに住んでいるとのこと。仕事の関係で日本にも何度も行ったことがあるということで親近感がわいた。子供たちは完全なオージーイングリッシュを話しているのに、親と話すときはドイツ語。バイリンガルがゴロゴロしているオーストラリア(2か国語どころか3か国語を操る子供も少なくない)。次の日の朝も遊ぶ約束をしてバイバイした。

 

こういう思いっきり遊べる宿泊所に来ると、ほぼ100%が子連れ(&犬連れ)。必ずジャンピングピローがあって、力を持て余したボーイズが飛び跳ねてエネルギーを発散している。私も自分の子供がおとなしい女子だったら、こういう場所じゃなくて、おしゃれなホテルを選んでいたかもしれないな、と思ったりもする。

 

私が子守をしている間に夫がスーパーに買い出しに行って、夜はパスタを自炊。田舎で外食すると同じものばかりで飽きるから、面倒だけど仕方がない。この日も9時ごろに就寝。翌日はついに今回の旅の目的地であるアデレードに到着する。 

アデレードに旅行<Day1:グレートオーシャンロード>

子供のスクールホリデーを利用して、メルボルンの隣町アデレードまで車で旅行。隣町といってもメルボルンからは最短距離でも700キロ以上離れている。今回の旅行は7泊8日。往きに2泊、アデレードで4泊、帰りに1泊という予定。とりあえず1日目の記録から。

 

4月4日(日)Day 1 :グレートオーシャンロード、Port Campbell泊

この日はDaylight savingが終わる日。いつも通り7時に起きたら、寝ている間に時間が変わってまだ朝の6時。1時間稼ぐことができてラッキー。8時半ごろに家を出発。最初の目的地はApollo Bay。先日、次男の誕生日パーティで出会った日本人のお母さんに、ホタテのパイがおいしいベーカリーを教えてもらった。Apollo Bayにはちょうど昼頃に到着。この日はまだイースターのホリデー中だったので、この海辺の街はものすごい混雑だった。ベーカリーにも長蛇の列。でもみんなパイを買うだけだから、どんどん列は進む。一日何百個というパイを売っていると想像した。Apollo Bay Bakery

 

私はお店の看板メニューであるホタテのパイとエビのパイを購入。1つ10ドルだか12ドルだかで結構なお値段だったけど、ホタテもエビもゴロゴロとたくさん入っていたので満足。1つ食べれば満足なボリューム。行ってみて良かった。

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ベーカリーの前の広場に敷物をしいてパイのランチ

次の目的地はグレートオーシャンロードで一番有名なスポット、12使徒。20歳の頃、つまり20年以上前に1度行ったことがある。メルボルンは晴天だったのに、なぜか大事な景勝地に向かうにつれて曇り空。しまいには雨が降り出した。しかも寒い。とはいえ、何とか曇りの状態の時に目的地到着。ここも大混雑。海外からの観光客が来られないので空いているだろうと思っていたが甘かったようだ。1年間旅行ができずに旅行欲がたまったビクトリアのローカルの人たちが押し寄せているんだと想像。

 

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あいにくの曇り空。ポストカードやらカレンダーでこの写真を見すぎたせいか、感動はあまりなかった

そしてそこから次なる景勝地、Loch Ard Gorgeへ。ここも20歳の時に来た。よく覚えている場所。20年以上たっても景色は変わっていないように見えた。 

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この後、波と戯れていた次男が転んで、冷たい海水と砂を浴びるというアクシデントあり

夕方になったのでPort Campbellという小さな街の端にあるにチェックイン。レセプションは無人。部屋の鍵が開いていて、ダイニングテーブルの上に鍵が置かれていた。2ベッドルーム、キッチン付き。部屋はきれいに掃除されている。一通りの調理器具や皿などは備え付けられているが、驚いたのは炊飯器があったこと。アジア系のオーナーのようだ。この日は夕食を外でとったが、せっかくの炊飯器を使いたかったので、翌日の朝、持参した米を炊いて2日目の昼食用のおにぎりを作った(ちゃんと海苔と塩昆布も持参)。

summersrest.com

 

夕食はPort Campbellの中心地に。と言っても飲食店が3軒くらいと土産物屋兼よろず屋的なスーパーがあるだけ。飲食店の中で一番流行っていそうなパブに行ってみた。海の目の前にある。パブと言っても田舎なのでレストランも兼ねているし、観光客のファミリーやら、地元のおじさんやら、地元?の団体やら、色々な人達がごちゃ混ぜになっている。味は期待していなかったけどピザが意外と美味しかった。パブなのでもちろんビールを飲んだ。夕食後によろず屋で、翌日の朝食用に高い牛乳と高いミニトマトを購入(食パンは持参している)。シャワーをして8時半ごろに就寝。

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意外に美味しかったピザ

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Port Campbellで一番人気のパブ

 

サッカー観戦とイースターホリデー

オーストラリアでは昨日からイースターの連休。去年はロックダウンの真っ最中だったので、イースターと言ってもスーパーに卵型のチョコレートが売っているのを見ただけで何も特別なことはしなかったけど、今年は平常運転なのでやっとイースターのイベントを経験することができた。イースターとは別に、連休に入る前の木曜日の夜にはサッカー観戦。ここ数日イベント尽くしでバタバタしている。

 

まず木曜日から。木曜日は午前中に夫と買い物に行くことを予定していたけど、夫が仕事で忙しくなってしまったので私は大学に行くことに。時間に余裕があったので、今、私の中で解決したい課題、オンラインインタビューをできる個室がキャンパス内で確保できないかを調べることにした。通常は図書館のDiscussion roomを予約できるのだけど、なぜかCovid対策で予約できずに早い者勝ちになっている(予約制にした方が管理できると思うんだけど不思議)。なので、これまで指導教官とのミーティングやオンラインセミナーなどがある日に限ってはキャンパスに行けず、Work from homeしていた。ミーティングはまだしも、インタビューは失敗が許されないので、自宅よりもネット環境が良い大学のキャンパスでやりたいと思っていた。

 

見つけたのは大学院生用のラウンジの中にあるDiscussion room。もともとこの部屋はラウンジというだけあって、大学院生(コースワークでもリサーチでも)が食事したり、談笑したり、勉強したりする場所だけど、そのラウンジスペースの中に3つの個室があって、1日2時間まで予約できることが分かった。予約の方法は分かりにくかったけど(どこにも丁寧に説明されていない)、色々試行錯誤していたらカレンダー予約ができた。そこで、早速木曜日の午前中にその部屋を観に行くことにした。

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オンラインインタビューに備えて個室を予約

無音ではないけど、1時間程度のオンラインインタビューをするには問題なさそうな場所だったので一安心。しばらく滞在して騒音などの状況を知っておきたいので、木曜日はそのDiscussion roomで作業することにした。

 

昼頃になって個室からラウンジに出てみたら、イースターのチョコレートが並んでいた。どうやら大学院生のアソシエーションが準備したものらしい。先日のフリーランチをくれたところと同じ団体。せっかくなので、PhD仲間のWhat's Appに情報を流したら、同じ部屋の中国人とバングラ人の友達もチョコレートをもらいに来た。こういうちょっとしたイベントが楽しいし、研究以外のことをおしゃべりする良い機会になる。

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大学院生用に配られたイースターのチョコレート

木曜日は夕方からサッカーを観に行くことになっていたので、チョコレートをもらったらその足で帰宅。子供たちの小学校はTerm1の最終日でいつもより1時間早く終わるのと、その後にファンドレイジングも予定されていたので、夫と2人で迎えに行くことにした。帰宅したら超特急でおにぎりを作ってサッカーに出かける準備。場所は全豪オープンのテニスを観に行ったところと同じ場所だった。なんでこんなにスポーツ施設が集まっているんだろうと思ったら、メルボルンオリンピックのメイン会場だったみたい(メルボルンオリンピックは1956年の開催)。

 

今回は夜遅くなるので車で行くことに。もともと木曜日は公文の予定だけど休みにした。休みでもワークシートはもらえるので、出かけに公文に立ち寄った。シティに向かっていく道は思いのほか混んでいる。明日からイースターホリデーかつスクールホリデーも始まるので、早い人は木曜の夕方から旅行に出かける。渋滞により集合時間よりも少し遅れて到着。

 

今回はメルボルンダービーということと連休前であることから、前回長男だけ友達と観に行ったときよりもずいぶん席が埋まっているように見えた。久しぶりに生でサッカーを観戦するのでわくわく。チケット発券でトラブルがあったものの試合開始とほぼ同時に入場できたので良かった。暑かったので早速生ビールを買った。外でスポーツ観戦しながらビールを飲むのは最高。

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ゴールと同時に花火の打ち上げ。夕方の空がきれいだった

対戦相手は昨年の優勝チームということで、応援しているチームの実力は下だったけど、2対1で逆転勝利。終始攻められている印象だったが、数少ないチャンスを点につなげた。勝利は勝利。また今度観に行こうと思った。ちなみに会場で飲んだ生ビールが好みの味だったので、銘柄を覚えておいて今日酒屋で6本購入。さわやかな味で暑い日に野外で飲むのに最高。

4pinesbeer.com.au

 

翌日金曜日は祝日。長男の友達のお母さんに誘ってもらって、公園でエッグハントをすることになっていた。私の失敗はチョコレートエッグを買い忘れていたこと。しかもこの金曜日は全てのスーパーやほとんどの店が休み…。困ったということで、ガソリンスタンドについているコンビニに朝いち自転車をこいでいったら、イースター用のエッグチョコが1つ2ドルくらいで売っている。おそらく市販の10倍の値段・・。子供は10人以上来る予定なので、10個以上は必要だけど、さすがにこれを買うのはばかばかしかった。すべてのお菓子がとんでもなく高額だったけど、その中で1ドルのグミを8本と3.5ドルのおもちゃ入りのチョコエッグ(普段スーパーでは2ドル以下で売っている商品)を4つ購入。イースターと関係ないしょぼいお菓子を買っただけなのに20ドル以上もしてしまった。来年はちゃんと準備しよう。

 

エッグハンティング用のバスケットも準備していないので、子供たちには要らなくなったカレンダーで籠を作ってもらって、それを持って行った。この日もおにぎりをせっせと握り、せめてイースターらしく、家に残っていた卵を全部ゆで卵にして公園にもっていった。結果オーライ。5家族で子供は13人集まった。私以外は永住者の日本人ママたちで(オージーの旦那さんも2人来ていた)、食事もそれぞれ素敵なものを持ってきていたけど、私は新参者で全く様子がわからないし、車にも乗れないから子供とリュックを背負って自転車で公園に向かったので、荷物も最小限。新しい状況でよくわからないから、準備がいまいちでも仕方ないかな、と自分に言い聞かせた(まぁ誰も気にしていないと思うけど)。

 

11時に集合してから持ち寄ったランチを食べておしゃべり。子供たちは何かしらずっと遊んでいる。そしてメインイベントのエッグハンティング。大人が適当にチョコレートやお菓子を地面や木の枝の上に置いておいて、子供たちがそれを拾うというイベントだった。地面にお菓子をばらまくというのが日本人的にはびっくりしたけど、まあこれもオーストラリアらしいのかな。この日は気温が30度近くまで上がったのでチョコが溶けたのは災難。でも子供たちは楽しそうだった。

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隠されたチョコレートめがけて走り出す子供たち

結局16時過ぎまで5時間以上公園に滞在。日陰は涼しいから思ったより疲れないし、子供たちは子供たち同士でずっと遊んでいるので楽。なかなかよいイースターの金曜日を過ごせた。

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飛行機で空に書かれた「ジーザス=Love」の文字

今日は明日からの7泊8日の旅行に備えて買い出し。買い物に行ったショッピングセンターで、これまたイースターのイベント。子供たちにアクティビティをさせて、点数を稼いで最後に景品がもらえるというもの。無料だし、スクールホリデー中ずっとやっているみたいでありがたい。長男も次男も欲しい景品がもらえて大喜び。なんか、オーストラリアの生活って楽しいな、と思う瞬間が最近多い。返す返す昨年1年がもったいなかったけど、まだあと2年は楽しめるので、残りの時間を十分に満喫しようと思った。

初めてのインタビュー&分析開始

先週金曜日は博士研究プロジェクトのデータコレクションとして、初めてのインタビューを行った。インタビュー先は、私がゼロベースで会社のお問合せ先に依頼を送ったら、快く引き受けてくれた人。大企業の広報部に所属している。インタビューは1時間の予定で、ほぼ時間通りに終わった。最初緊張したけど、初めてにしては上手くいったかな、と思っている。インタビューの前にはその会社のことをかなり念入りに勉強した。やっぱり準備は大事。

 

実は、研究のインタビュー自体は初めての経験ではない。修士課程の時に、オーストラリアのある自治体の環境政策をテーマにしていたが、それに関連して2つのローカル自治体のトップや州の環境省の人、関連するビジネス団体の人、NGOの代表などの複数人にインタビューをした。相手先は全員オーストラリア人だったので、今思えば体当たりで頑張ったなと思うし、英語が不自由な学生に対して対応してくれた人にはありがたく思う。でも修士の時は研究デザインはあまりしっかりしていなくてもよく(というと語弊はあるが、博士課程ほど質を求められない)、インタビューも基本的にQ&Aの形だったと思う。懐かしいのは日本から持ってきていたポータブルのカセットテーププレイヤーに録音したこと。時代を感じる。

社会人になって仕事でもいくつかインタビューをした。社内のイントラに掲載するための自社の役員インタビューが多かった。この時は自分が聞きたいことや引き出したい内容があったので、それに沿って質問をしていたように思う。また取材で社外の人からインタビューを受けることも何度かあった。

 

今回の研究プロジェクトのインタビューは、これまでの経験と異なり、ちゃんと手法を勉強してから臨んだ。アブダクティブストラテジーに則り、解釈主義に基づいて行う半構造化インタビュー。分析手法はグランデッドセオリー。これらの方法で研究を行うことについて審査会で承認を得ている。手法をちゃんと学んで、それを逸脱しない形で行わなければならない。インタビュー自体は上手くいったように思うけど、本当にこれらの手法に則って行えていたのかどうかは、少し自信がない部分もある。

 

自分なりに本を読んだり、Youtubeに上がっている動画で学習して気を付けたのは、質問に対する答えを深掘りしていく過程で、こちらの考えを述べるようなことをしたり、勝手な解釈で幅を狭めた質問をしないこと。内容をより深く理解するために相手にたくさん話してもらいたいので、一問一答ではだめ。どうすればよいか。今回、相手が話した内容を確認の意味も込めて要約して返したら、さらに詳しい内容や発展的な内容を話してくれるということが何度かあった。このやり方は良さそうだと思った。でも英語でやるのはかなりハードルが高いな…。なぜなら相手の言っていることを80%くらいは理解していないと要約ができないから。一問一答なら英語でもできそうだけど。

 

インタビューの後、その会社の中であと2人くらい話が聞けないかを相談。何の義務もないのに快く協力してくれて、昨日2人目のインタビューの日程が確定。ありがたい。今のところ、4月に4件のインタビューの日程が確定している。これからもう少し増える予定。

 

インタビューの後は早速文字起こしをしてみた。地味な作業だけど、指導教官のアドバイスに従って自分でやってみた。自分でやってみることは良いことだと思った。時間がもったいないように思ったけど、何度も聞き直して自分の手で文字に起こしていくと、インタビューの内容がより頭の中に入ってきて面白いなと思ったし、分析にスムーズに移れる気がした。また外注するよりも早く出来上がるので、翌日確認のために送ることができる。すぐに確認してもらえて返信があったので、今日から分析を開始する。試行錯誤しながらやることが楽しい時期。

 

でもここでも思ったのは、英語のインタビューを自分で文字起こしするのは無理かもしれない。Face to faceではなく、パソコンを通した音声の録音なので、どうしても聞きづらいところもあった。日本語だと何度も録音を聞き直して、ほぼ100%正確に文字起こしできたが、これが英語となると厳しいのではないか。英語のみ外注の文字起こしサービスにお願いする方が良いかもしれない。英語での最初のインタビューは、勤めていた会社の同僚で、彼女の英語には慣れているから、自分でもできそうだけど…。やってみて判断しよう。

 

こんな感じで少しずつデータコレクションが始まってきたのはうれしい。大学にも人がどんどん増えて対面のイベントも徐々に再開。昨日は大学院生向けにフリーランチがあった。コロナ対策も兼ねて予約制。どうせいつものバーベキュー(ソーセージ焼いてパンにはさむだけ)だろう、と思って期待せずに行ったら、キャンパス内にあるマレーシア料理屋さん(Papparich)にケータリングしたちゃんとしたランチだった。ベジタリアンとハラルがあったので、ハラルにした。チキンカレー。美味しかった!来月は隣の席に座っているバングラディシュ人の友達も誘っていこう。そして今日は留学生向けのフリーフードの配布がある。小さなことだけどこれも楽しみ。

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大学のスポーツセンターの庭でフリーランチを堪能。写っていないけどドリンクももらえて至れり尽くせり

 

車の点検と整備に行った

今週水曜日は、オーストラリアに来て初めて車の点検と整備をした。車は昨年の1月にオーストラリアに来て1週間後に購入した中古のHonda CRV。

 

fourty.hatenablog.com

 

ワンオーナーの車で、前回のオーナーは半年ごとにチェックアップをしていたことが整備記録本に書いてある。几帳面な人だったことがわかる。私たちもそのようにしようと思っていたが、ロックダウンに入ってしまい、車をほとんど使わないことから(あまり動かしていないとそれはそれで問題なので夫が週に一度、スーパーの買い出しついでに少し大回りして車を走らせていたが)、点検と整備もしないままになっていた。

 

購入からそろそろ1年たつ頃、点検に行ってみないとなと思っていたが、どこに行けばよいのかもわからないし、英語のハードルがあるので何となく先延ばしにしていた。しかし再来週のスクールホリデーで1,500km以上ドライブする予定なので、途中で何かあったら困るから重い腰を上げて点検・整備工場をネットで検索して予約。調べてみたら家から比較的近くに車の点検・整備工場が集まっているエリアがあった。その中からHonda車をメインで取り扱っていて、Googleの評価も悪くなさそうなところにネットで予約。こちらのサービスを受けた。

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このメニューでお願いした http://www.hondautomotive.com.au/

水曜日の朝、子供を小学校に送り届けた足で整備工場に。入るなりザ・整備工場。かなり広い倉庫のような場所に多くの車が吊り下げられており、多数の部品が置かれていた。朝9時の予約だったが、既に工場はフル稼働していて、整備士の人たちが忙しそうに働いていた。活気のある良さそうな職場だったので安心した。働いている人が生き生きしている職場は仕事の質も高いはず(経験上わかるし、きっと論文探したら出てくると思う)。でも予想していた通り、超早口のオージーイングリッシュでのやり取り。予約していることを伝え、整備記録本と車のキーを手渡ししたら、すぐに代車のキーを渡してくれて、「ちょっと古いけどCRVを手配しといたから!」と言われ、それで終わり。超あっさりしていた。

 

外に出てみると、所狭しと停まっている車の中にCRV発見。ちょっと古いというよりだいぶ古い。まあ代車だからこんなものかと思った。でもデザインは自分たちが持っているCRV(3代目でこちらではたくさん走っている)よりも好きかも。調べてみると初代のもののよう。販売期間は1995年から2001年。オーストラリアでは20年前の車もしっかり現役。車内はきれいではないけど、元の内装は全く悪くなっていなくて、ちゃんとしている。もちろん走るのにも問題ない。古くなればなるほど日本車の価値がわかる。

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こんな感じの初代CRVを借りた。今のデザインよりカッコよく見えてしまうのは、私が40代だからだろうか?画像はWikipediaからhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BBCR-V


1時間後に電話がかかってきた。内容は今回はレギュラーチェックアップではなくて、メジャーチェックアップになるから、いくつかの部品の交換が必要というもの。それぞれの作業内容と費用を丁寧に説明してくれたが、多分日本語で聞いても分からないから英語だとなおさらわからない。信頼できそうな整備会社だったのでお任せすることに。費用は総額で750ドル程度。日本の車検と比べたら安い。2~3時間で終わるということで、子供を迎えに行った足で車を取りに行くことにした。

 

そして小学校帰りに子連れで整備工場に。おそらく整備を担当してくれた人が対応してくれた。説明は「整備記録本を見たところ、半年ごとに車は点検されているが、部品交換は長らくされていない。これはBadだ。走行距離12万キロでしていなくてはいけない部品交換をすべて今回やったよ」とのこと。前回のオーナーはマメに点検していたけど、あまり部品交換や整備はしていなかった模様。やってもらえてよかった。

 

整備士のおじさんが子供の制服のロゴを見て「Oh, XX Primary School!」と子供の相手もしてくれたので長男は満足そう。少し離れたところにいた次男を見て「Same kid?! Twins?? Oh no, this boy is a bit bigger. They are brothers.」と一人で納得していた。親から見ると長男と次男は全然似ていないと思うけど、他人から見ると似ているようだ。あとは「君たちどこから来たの?日本?韓国?」と聞かれた(珍しく中国ではなく韓国が出てきた)。「日本です」と答えたら、「僕は昔、四街道に住んでいたことがある。千葉の四街道。ホンダの整備工場で働いていた」とのこと。へえー、となった。日本語は話せなさそうだったので、技術トレーニングを受けていたのかな?とにかく良さそうな自動車整備工場が見つかって良かった。これからも定期的にお世話になるだろう。

 

この日は他に、眼鏡屋に行って長男の眼鏡を新規購入した。眼鏡については1月から色々あって、時間と金がかかりすぎている。相変わらず子供を含む生活関連の出来事が多い。なんでこんなに色々と雑多なことが多いのだろうか、と思うが、これが普通のことなんだろう。昨年はロックダウンで閉じこもっていたので、逆に何もなかった。お金を使わない代わり何も面白いこともなかった。これから海外生活に関連する色々なネタがまた出てきそうだな、と思う。