40代からの博士課程留学

41歳でオーストラリア・メルボルンで博士課程留学(社会学)を始めた自分、現地小学校に通う子供のこと、家族での海外生活などを綴る。2023年3月帰国、フルタイムで働きながら博論執筆中。

車の点検と整備に行った

今週水曜日は、オーストラリアに来て初めて車の点検と整備をした。車は昨年の1月にオーストラリアに来て1週間後に購入した中古のHonda CRV。

 

fourty.hatenablog.com

 

ワンオーナーの車で、前回のオーナーは半年ごとにチェックアップをしていたことが整備記録本に書いてある。几帳面な人だったことがわかる。私たちもそのようにしようと思っていたが、ロックダウンに入ってしまい、車をほとんど使わないことから(あまり動かしていないとそれはそれで問題なので夫が週に一度、スーパーの買い出しついでに少し大回りして車を走らせていたが)、点検と整備もしないままになっていた。

 

購入からそろそろ1年たつ頃、点検に行ってみないとなと思っていたが、どこに行けばよいのかもわからないし、英語のハードルがあるので何となく先延ばしにしていた。しかし再来週のスクールホリデーで1,500km以上ドライブする予定なので、途中で何かあったら困るから重い腰を上げて点検・整備工場をネットで検索して予約。調べてみたら家から比較的近くに車の点検・整備工場が集まっているエリアがあった。その中からHonda車をメインで取り扱っていて、Googleの評価も悪くなさそうなところにネットで予約。こちらのサービスを受けた。

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このメニューでお願いした http://www.hondautomotive.com.au/

水曜日の朝、子供を小学校に送り届けた足で整備工場に。入るなりザ・整備工場。かなり広い倉庫のような場所に多くの車が吊り下げられており、多数の部品が置かれていた。朝9時の予約だったが、既に工場はフル稼働していて、整備士の人たちが忙しそうに働いていた。活気のある良さそうな職場だったので安心した。働いている人が生き生きしている職場は仕事の質も高いはず(経験上わかるし、きっと論文探したら出てくると思う)。でも予想していた通り、超早口のオージーイングリッシュでのやり取り。予約していることを伝え、整備記録本と車のキーを手渡ししたら、すぐに代車のキーを渡してくれて、「ちょっと古いけどCRVを手配しといたから!」と言われ、それで終わり。超あっさりしていた。

 

外に出てみると、所狭しと停まっている車の中にCRV発見。ちょっと古いというよりだいぶ古い。まあ代車だからこんなものかと思った。でもデザインは自分たちが持っているCRV(3代目でこちらではたくさん走っている)よりも好きかも。調べてみると初代のもののよう。販売期間は1995年から2001年。オーストラリアでは20年前の車もしっかり現役。車内はきれいではないけど、元の内装は全く悪くなっていなくて、ちゃんとしている。もちろん走るのにも問題ない。古くなればなるほど日本車の価値がわかる。

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こんな感じの初代CRVを借りた。今のデザインよりカッコよく見えてしまうのは、私が40代だからだろうか?画像はWikipediaからhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BBCR-V


1時間後に電話がかかってきた。内容は今回はレギュラーチェックアップではなくて、メジャーチェックアップになるから、いくつかの部品の交換が必要というもの。それぞれの作業内容と費用を丁寧に説明してくれたが、多分日本語で聞いても分からないから英語だとなおさらわからない。信頼できそうな整備会社だったのでお任せすることに。費用は総額で750ドル程度。日本の車検と比べたら安い。2~3時間で終わるということで、子供を迎えに行った足で車を取りに行くことにした。

 

そして小学校帰りに子連れで整備工場に。おそらく整備を担当してくれた人が対応してくれた。説明は「整備記録本を見たところ、半年ごとに車は点検されているが、部品交換は長らくされていない。これはBadだ。走行距離12万キロでしていなくてはいけない部品交換をすべて今回やったよ」とのこと。前回のオーナーはマメに点検していたけど、あまり部品交換や整備はしていなかった模様。やってもらえてよかった。

 

整備士のおじさんが子供の制服のロゴを見て「Oh, XX Primary School!」と子供の相手もしてくれたので長男は満足そう。少し離れたところにいた次男を見て「Same kid?! Twins?? Oh no, this boy is a bit bigger. They are brothers.」と一人で納得していた。親から見ると長男と次男は全然似ていないと思うけど、他人から見ると似ているようだ。あとは「君たちどこから来たの?日本?韓国?」と聞かれた(珍しく中国ではなく韓国が出てきた)。「日本です」と答えたら、「僕は昔、四街道に住んでいたことがある。千葉の四街道。ホンダの整備工場で働いていた」とのこと。へえー、となった。日本語は話せなさそうだったので、技術トレーニングを受けていたのかな?とにかく良さそうな自動車整備工場が見つかって良かった。これからも定期的にお世話になるだろう。

 

この日は他に、眼鏡屋に行って長男の眼鏡を新規購入した。眼鏡については1月から色々あって、時間と金がかかりすぎている。相変わらず子供を含む生活関連の出来事が多い。なんでこんなに色々と雑多なことが多いのだろうか、と思うが、これが普通のことなんだろう。昨年はロックダウンで閉じこもっていたので、逆に何もなかった。お金を使わない代わり何も面白いこともなかった。これから海外生活に関連する色々なネタがまた出てきそうだな、と思う。