やっとアデレードの記事が書ける。家を出発して3日目の夕方にアデレード着。その日は友人宅でゆっくりして過ごす。翌日からアデレード近郊の観光。
4月7日(水):Hahndorf
この日の天気は晴天。朝、友人宅でダラダラ過ごした後、10時半ごろに出発。目的地はHahndorf。エリア的にはAdelaide Hillsになる。友人宅から車で30分程度、シティからでも40分程度で行ける。ここはドイツ人が作った村で、今も普通の街であるが、少し観光地化している。山間にドイツ料理やドイツビールの店が並んでいるほか、Beerenbergという有名なジャム屋さんがあって、その近くでいちご狩りができる。私は18年前にアデレードに留学していた時、その友人夫婦(当時はまだ結婚していなかったが)に連れて行ってもらったことがあるが、もちろん家族で行くのは初めて。
街はちょうど紅葉がきれいだった。少し早いけど先にランチを取ることに。ドイツ料理の店でソーセージとビール。平日の午前中からテラス席でビールとはこれぞホリデー!最高だった。
大人ばかりが楽しんでもいけないから、ランチの後は子供たちを駄菓子屋に連れていく。一人5ドルずつ渡して好きなお菓子を買った。大喜びの子供たち。
街から歩いていける距離のところにBeerenbergの工場兼店舗兼農場がある。私たちは子連れなので車で5分程度走らせた。まずはイチゴ狩り。日本のイチゴ狩りシステムとは異なり、基本的に持ち帰り用のイチゴを摘むのが前提。ついでに試食もしてよいですよ、という感じ。このため料金が驚くほど安い。子供はタダで大人は一人5ドルだった。時間制限もない。持ち帰るときはグラムいくらで計って購入する。
広大ないちご畑に人はまばら。明らかに摘み取りが間に合っていなくて、熟れたイチゴがそのままになっている。子供たちは競うように大きなイチゴを探してはバクバクと食べていた。一人10個くらい食べていたかもしれない。イチゴはスーパーで見るものよりも大きくて赤い。つやつやしていてとてもおいしそう。期待せずに食べてみたら、とても甘かった。オーストラリアのイチゴは甘くないのだけど、ここのは熟れているからとても甘くて、日本のイチゴに負けないくらい美味しかった。
摘んだイチゴを店舗で計ってもらって購入。箱いっぱいになったので20ドルくらいいくかな、と思ったら10ドルだった。とても良心的。店舗では20種類以上?のジャムが売っている。メルボルンのスーパーでもこのメーカーのジャムは2~3種類買えるが、ここでは見たことないような種類のジャムも売っていた。お土産にレモンとライムのマーマレードとトマトソースを2本ずつ購入。普段お世話になっている長男の友達の家族のためにお土産も購入できて良かった。Beerenberg
帰り道にMount Loftyに寄った。ここも昔来たことがある。なんとなく覚えているが、子供と一緒に行くとまた違った印象になる。
この日は暑い中ほとんど外にいたので、みんなクタクタに疲れた。でも友人の旦那さんが夕食にローストビーフを作ってくれた。ありがたい!
4月8日(木):McLaren vale
翌日はアデレードの南の方に。この日も気温が30度くらいで暑い予報だったので、ビーチに行くことにした。昼食用に友人は巻きずし、私はおにぎりを作った。
ただのビーチだとつまらないから、McLaren valeというワイン生産地に寄っていくことに。友人宅から車で1時間程度で到着。子供たちがしびれを切らしたので、ワイナリーは1軒しか行けず…。仕方ない。友人の旦那さんおすすめのワイナリーだったが、なんと試飲が有料になっていた!10ドルするということだったのでやめた。でも一人1種類なら無料で試飲せてもらえるとのことだったので、私はロゼを選んで飲んでみた。美味しかったから1本だけ買った。
その後、子供たちお待ちかねのビーチに。作ってきた昼食をビーチの前で食べて、子供たちはボディボード。長男は初めてのボディボードだったけど、コツをつかんで波に乗れていた。この日は波が少し小さめだったけど、初めてだったので良かったのかも。
夕方までたっぷり遊んで帰宅。この日の夕食は友人が煮込みハンバーグを作ってくれた。ありがたい。これで友人宅は早くも3泊目。翌日サヨナラすることになっている。子供たちは毎日たくさん遊んで離れがたそうだった。その翌日の話は次の記事に。