40代からの博士課程留学

41歳でオーストラリア・メルボルンで博士課程留学(社会学)を始めた自分、現地小学校に通う子供のこと、家族での海外生活などを綴る。2023年3月帰国、11月に博士号取得。現在は東京にある外資系企業で勤務。

ロックダウンが緩和されたのでカンガルーに会いに行った

先週の火曜日の深夜に、Victoria州におけるロックダウン緩和策の第1ステージが施行となったので、日曜日に車で30分くらいのところにある公園に家族で遊びに行った。週1度の食材の買い出し、2週間に1度の大学図書館、周辺の散歩以外で外出するのは2か月ぶり。車に乗って家族で出かけるのが不思議な感覚だった。

 

前回のお出かけは2か月前。この少し後にロックダウンが始まった。

fourty.hatenablog.com

 

目的地は野生のカンガルーに会える公園。昼ごはんを食べてから出かけた。道は空いても混んでもいなかったけど、公園に続く道は少し渋滞しており、駐車場には前回来た時の数倍、何百台という車が停まっていてびっくりした。皆、2か月間我慢したのがここで爆発したんだろう。公園内が混みすぎているのでは、と一瞬心配になったけど、オーストラリアの公園はかなり広いので、そんなに気になることはなかった。

 

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オーストラリア標準では混んでいる公園、でもSocial distanceは十分保てる

皆、ピクニックシートを広げたり、芝生に寝転がったりしながらくつろいでいた。オーストラリアでは公共の場でアルコールを摂取することは禁止されているけど、中にはビールを飲んでいる人やペットボトルに詰めなおしたワインを飲んでいる人、コンロを持ってきて肉を焼いている人もいた(いずれも警察が来て見つかったら罰金)。あとこの公園はマウンテンバイクができる場所として有名なので、子供から大人までバイカーがたくさん来ていた。

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長男はマウンテンバイクの練習(公園の中に凸凹の練習コースがある)


長男がマウンテンバイクの練習をしている間、私は次男とカンガルーを探した。3回遭遇できた。カンガルーたち、2か月間ずっと静かに暮らしていたのに、突然人間がたくさんやってきてびっくりしたように思う。野生なので数メートルまで近づくと、ぴょんぴょん飛び跳ねながら逃げるが、なにしろ人間がたくさんいるので、その間を縫って少し戸惑いながら逃げていたように見える。きみたちの居住地に押しかけてごめんよ、と思った。でもカンガルーが飛び跳ねるところを見ると癒される。ハリモグラも探したけど、今回は見つけられなかった。人がたくさん来て驚いて巣の中に引っ込んでしまったのかもしれない。

 

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カンガルーにはロックダウンのことはわからない

久しぶりに自然の中に身を置いて良い気分転換になった。これから寒くなるけど、天気が良い週末には着込んで田舎に出かけたい。