40代からの博士課程留学

41歳でオーストラリア・メルボルンで博士課程留学(社会学)を始めた自分、現地小学校に通う子供のこと、家族での海外生活などを綴る。2023年3月帰国、フルタイムで働きながら博論執筆中。

2020年をどう過ごすか

2020年はオーストラリアでの新たな生活が始まる年。今週のお題「2020年の抱負」に乗っかって記事を書いてみる。前回のお題記事は夏に書いた。

fourty.hatenablog.com

 

年が明けてから2020年の目標について考えてみたのだが、現時点であまりにもわからないことが多く、目標といっても具体的に書ききれないことがあると気が付いた。とはいえ、まだ年初の雰囲気が残っているこのタイミングに今の気持ちを記しておきたい。何かを達成するというよりも、2020年をどう過ごすか、という視点で以下4つを挙げる。

 

1.自分と家族の心と体を健康に保つ

今月中旬から家族と一緒にオーストラリアに住む。これまでの40年余りの人生の中でいくつかあった変化点のうち、5本の指に入るくらいの大きな変化になるだろう。自分が望んだ変化とは言え、変化は必ずストレスをもたらす。異国の地で家族全員が同時に新しい生活をする中で、いかに心と体を健康に保って日々楽しく過ごすかが、最も重要なことだと考える。具体的には以下の点に留意したい。

  • 最初の1か月は無理をしないようにする(前回の引っ越しでは、新生活開始後1か月内に家族全員がロタウィルスにかかり、生活がめちゃくちゃになった)
  • 子どもに接するときイライラしない(そのために自分の心に余裕を持つ)
  • 何か運動を始める(ジムに通うか、走るか、スポーツをする)

40代になって体力が衰えていることを実感する。今後も活き活きと生活するためには、この辺で運動の習慣をつけたいところ。また、心の健康についても気を配る必要がある。これまで会社勤めをしていて、身近な何人かが心の病にかかり、休職や退職を余儀なくされたのを見てきた。自分もいつそうなるかわからない、ということを念頭に置きながら、過度なストレスがかかったらそれを軽減する、もしくはそこから退避するようにしなければならない。

 

2.アカデミアでの人脈を作って拡げる

これまで日本で会社勤めしてきて構築した多くの人脈をいったんリセットし、コネがゼロの状態から海外大学院で博士課程をスタートさせるので、初年度である2020年は意識的に人とつながるようにしたい。まずは指導教官とその周りの人から、その後学部内や大学内に拡げ、できれば学外まで拡げていきたい。どんな人がどんな研究をしているのかを知り、自分のことも知ってもらえるように、色々なところに顔を出し、臆さず発言していければと思う。

 

3.PhD初年度としての成果を残す

具体的な目標を何にしたらよいのか、今はわからない。開始して数か月したころに決めたいと思う。

 

4.コミュニティで何かしらの活動をする

日本にいたときには仕事が忙しすぎて、地域に全くと言っていいほど溶け込んでいなかった。よくいる仕事一辺倒のサラリーマンと全く同じで、完全に仕事に没頭していた(言い訳すると、管理職になったらそうせざるを得ない状況に置かれる)。仕事以外の時間は家族との時間に充てていたので、地域とかかわるところまでの余裕を持てなかった。長男のPTAや保護者の集まりにも顔を出していないし、直近3年間は次男の保育園の送り迎えも夫がしてくれていたので(ママ友のLINEにも夫が入っていた)、地域での人脈がかなり薄かった。オーストラリアに行ったらせっかくの機会なので、小学校の行事や活動に積極的に参加したり、その他の地域活動にも参加してみたい。そこで得られる経験も自分の人生にとって貴重なものになるはず。

 

ということで、新たな生活が無事スタートできるよう、こちらの生活をあと1週間でたたむためにラストスパートをかける。

 

 

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あと10日でこんな広々とした場所に行く(遠くに見えるのは息子たち、2019年5月に撮影)