昨日から7月。ここで半年分の振り返りをしてみようと思う。
ちなみに1年前の今頃は博士論文の最終化でバタバタしていた。平日の早朝や週末、時には年休を取得して、とにかく時間があるときは常に論文に向き合っていた。
今はそれと比べるととても余裕がある日々。早く目が覚めても特に追い立てられるようにやることもないので、意味なくネットサーフィンをしたり、週末も時間があるので、朝起きて今日何しよう、となる。結局、子供関連で時間が潰れることも多いけど、昨年はそれすらなく、子育てそっちのけで論文を書いていたような気がする。
そうすると、なんだかダラダラ過ごしているだけのように感じてしまうので、この半年間での出来事をテーマ別にまとめてみる。
1.大学院の非常勤講師の仕事をゲット
3年前、メルボルンで絶賛ロックダウン中だった時にネットで探してオンラインで加入した日本の学会。日本でも人と会うことが控えられていた関係で、学会もオンライン化されていた。そこで参加していた研究部会の部会長の先生から、先月久しぶりにメールがあり、先生が今年度退官すること、後任の一人として非常勤講師をすることが可能か、聞いてくれた。
将来的には大学で教えるのも良いなあ、と思っていたけど、自分からアクションしないのに、突然話が舞い降りてきた。教える教科は自分の専門分野。対象は大学院生(修士課程)。平日の夜か土曜日の午前中の授業になるため、フルタイムで会社員をしながらでも時間的には対応可能。カリキュラムは私が自由に組んでよいといわれた。
その後、先生と会って、書類を提出し、先週の教授会で無事承認された。教えることになるのはおそらく来年の下期なので、だいぶ先だけど、最近の一番のビッグニュース。ちなみに大学は東京都内にある有名私大。ここで非常勤講師をした経験があれば、自分の今後のキャリアにプラスになると感じた。会社員をしているときには、博士号は何のプラスにもならない(むしろ変人として見られがちでマイナス面もある)。でも大学院での非常勤講師のポジションは、明らかに博士号が意味を持つ。
2.Webメディアでのコラム連載
昨年の秋に売り込んで、12月から開始したWebメディアでのコラム連載。5月まで毎月6本を執筆して終了。良い経験となった。書くことは好きだけど、正直最後の方は毎月心理的負担になっていた。最終週の週末の朝にPCを持って近所のコメダに行き、強制的に書くようになっていたので、終了してほっとした。でもメルボルンの大学の研究員の肩書を使って、日本のオーディエンス向けにアウトプットした仕事の中で、今のところ一番重要なものとなっている。
3.研究のプレゼン
学会発表はしておらず、投資家向けのレクチャー(報酬有)1回、実務者向けのレクチャー(報酬無)1回を実施。今月、また別の研究会で1回予定している。その会は対面で、たまたま来年非常勤講師をする大学が会場でもある。縁を感じている。博士課程の研究内容をプレゼンしてほしい、という依頼は今のところ全て引き受けている。
4.カンファレンスでのパネリスト
2月に開催された実務者向けのカンファレンスのパネルディスカッションに研究者として参加。コラムと同じ会社が主催しているカンファレンスで、自分から売り込んでアジェンダに入れてもらった成果。
5.査読デビュー
忘れていたけど今ブログを読み返して思い出した。1月に自分が年末に投稿したジャーナルのスペシャルイシューに投稿された別の研究者の論文を査読したんだった。なかなか貴重な経験だった。ちなみに私の論文は、12月に出したのにまだ返事がない。先月問い合わせたら、以下のような返事。Editorからのメッセージをジャーナルの事務担当者が誤って転送してくれたため発覚したが、Major revisionとRejectの間のよう…12月に提出したのに半年以上かかるって長すぎる。
We hope to make final decisions early July. (私の名前)’s paper has our attention; after receiving two reviews we decided to go for one additional review. But this is confidential information that you should not communicate to the author.
6.卒業式に出席
5月に家族でメルボルンに再訪し、卒業式に出席。4人での移動と宿泊、各種経費を合わせて全部で100万円くらいかかったけど、それだけの価値がある経験だった。死ぬまで忘れない思い出。
1~6までは、本業の会社員とは関係ない研究関連の出来事だが、本業では3月に転職した。今のところ学びが多く、満足している(ガッカリすることがあっても、全て研究者目線で見ると面白いことがたくさんがある)。
書き出してみると結構盛りだくさん!ダラダラ過ごしているようで、色々やっていたようだ。ダラダラはここ1か月くらいのことなのかも。下半期もアクティブに過ごしていきたい。
下半期の予定
7月:日本の研究会で博論の内容を発表&ディスカッション
8月:国際学会(AoM)でシカゴ、博論の一部をプレゼン
8月:日本の学会の研究法ワークショップの講師(英語論文の書き方)
11月:仕事でアフリカに出張(未確定だが、実現したら人生初アフリカ!)
そろそろ新しい研究テーマの文献調査とか始めたいけどなあ。何かマイルストンを置かないとダラダラしてしまうので、どこかの学会を目標にやってみようかな。
そしてもう一つ、プライベートでは、近々犬を迎え入れることになりそう。子供の頃、近所の犬にかまれてから、犬はどちらかと言えば苦手だったけど、180度ころっと変わってしまった。今後も根無し草のように生きていくつもりなので、犬を飼うことはコミットメントになるから大きな葛藤があったが、今の気持ちに素直に従うことにした。もちろん飼うからには責任を持つ。それにしても犬を飼うって、人間を1人育てるよりは安いけど、結構な出費。。しばらく会社員してお金稼がなきゃ、と思った次第。
