前回のブログで自分と家族の健康を誓ったのに、長男がインフルにかかった。なんてこった。冬でも半袖半ズボンの元気男子なのに、このタイミングでかかってくれるとは。今日から小学校は3学期が始まり、出国前の最後の1週間、楽しく通うはずだったのに。。そのために冬休みの宿題もちゃんとやったのに。。クラスで飼っているサワガニの冬休み中の世話も任されていて、家にまだサワガニがいる状態だし。治ればギリギリ最後1日だけ登校できそうというミラクルなタイミング。これで家族の誰かに時間差でうつったら渡航日の変更決定だ。今は首の皮一枚で繋がっている。
ということで、コンティンジェンシープランを考える。カンタス航空のサイトでチケットのキャンセルもしくは変更について確認したところ、キャンセルは不可のチケット、変更は可能なチケットだった。1週間後の飛行機の空席を調べてみると、成田⁻メルボルン直行便は片道一人当たり約13万円と高額。羽田発でシドニー乗り継ぎであれば、一人当たり数万円の追加で変更できそうなことが分かった。これでだいぶホッとした。
他、キャンセルが必要になるのは成田までのレンタカーとメルボルン空港からのレンタカー。これらはもともとの金額が数万円なので最悪パーになっても仕方ない。都合が明らかになってから手続きをする。あとは、仮住まいとして予約している大学のビジター用アパート。支払いの手続きをちょうど日曜日にしてしまった。3週間分予約しているので、最初の1週間をロスしても行くところがなくなることはない。1週間到着が遅れても数万円失う程度か。これも分かってから連絡するでよいだろう。
家族4人ひとまとめで行動することは、病気やケガで行けなくなるリスクが単身での行動に比べて4倍になるし、とにかく子どもは病気をもらいやすいので、感覚的には6倍くらいのリスクにさらされている。今回は日曜日に遊びに行った児童館でウィルスを拾ってきた可能性が大。よくある話。考えようによっては、このタイミングでかかっても数日の余裕を持って出国可能なので、まだ運が良かったかもしれない。とはいえ、今日以降、他の家族3名のうち誰かが発症すれば、コンティンジェンシープラン発動は確実。と書いていて気付いたが、私自身がインフルに感染すると、このコンティンジェンシープランの発動自体が危うくなってしまう。なぜなら飛行機、レンタカー、仮住まい等、すべて私が手配しており、それを夫に引き継ぐ必要があるし(熱にうなされた状態でパソコンはできない)、現地の関連は英語でのコミュニケーションになるので、英語が得意ではない夫にとってハードルが高い。
まあ、最終的にはなるようにしかならない。用心はするけど心配しても仕方がないこと。一筋縄ではいかないのが海外移住。これからどんなトラブルが待ち受けているのか、かかってこい的な少し変なテンションになってきた。
今週から本格的な片付けと事務手続きを始めた。やっていると終わらない気がするが、先日のToDoリストから終わったものを消すことで、着実に進んでいることを確かめる。
〈手続き関連〉
- 納税管理人の設定、書類提出: 自治体の税務課税務係
- 住民税の予納(可能なら)→できない
- 国外転出届の提出: 自治体窓口
- 印鑑登録カード返却: 自治体窓口
- 銀行口座の住所変更: ネット
- クレジットカードの住所変更: ネット
- NHKの解約: 電話後に書類提出→電話済み、書類待ち
- 携帯の解約: 電話?→出国前日に店舗にて解約手続き
- 国際運転免許証の取得: 運転免許更新センター
- 郵便物の転送先登録: ハガキ
- 子どもが現地で使う日本語の教科書の手配 →書類準備中
〈引越・移動関連〉
- 引越会社の決定と契約
- 粗大ゴミ収集申し込み
- リサイクル家具引き取りの申し込み
- 現在の住まいの退去連絡
- カーテンクリーニング →預け済み
- レンタカー予約(成田空港まで)
- レンタカー予約(メルボルン空港から)
- 自転車を荷物として運ぶことを航空会社に連絡
〈買物他〉
- 海外発送用ダンボール箱
- 布団圧縮袋
- 子供の靴(単に買い替え時期)
- ノートパソコン →あきらめた
- コンパクトデジカメ
- 美容院でヘアカット →予約済み
- 歯科検診
手続き関連はまあ何とかなりそうだ。あとは物理的な片付けとパッキングが残っている。これが結構大変。前回の引っ越し後、あまりにも生活がバタバタして本来処分すべきものをしないまま4年ほどたってしまった。今回は保管用の倉庫に入る分しかとっておけないので、過去の遺産は思い切った処分が必要。身辺整理する良い機会ととらえて日々片付けを進めている。