40代からの博士課程留学

41歳でオーストラリア・メルボルンで博士課程留学(社会学)を始めた自分、現地小学校に通う子供のこと、家族での海外生活などを綴る。2023年3月帰国、フルタイムで働きながら博論執筆中。

2021大晦日 メルボルンシティ観光

2022年もすでに10日が過ぎようとしている。私は昨年のことをまだブログ記事に書ききれていない。とりあえず、記憶が新しいうちに年末年始のことを残しておきたい。たくさん写真を撮ったから、写真メインの記事。写真をたくさん貼ると重たくなるから、解像度を落として質より量を確保。

 

12月31日と1月1日は、前年に引き続きメルボルンのシティで年越しをする予定をしていた。ホテルも1年前と全く同じシェラトン

 

fourty.hatenablog.com

 

昨年は350ドルくらいで予約できたが、今年は10月頃に予約した時点で500ドル(朝食付き)、その後、どんどん値段が上がって、12月に入ったころに見たらシェラトンの部屋はほとんど満室。同じマリオットグループでグレードも同程度のシティ内のマリオットで一部屋1,000ドルを超えていた。昨年はキャンセルとなった大晦日のイベントが開催されることが明らかになったころにホテルの値段も上がったのかな。まあ、とにかく日本に帰れないので少しくらいの贅沢は許されるだろうということで、今回もリュックにそれぞれの着替えを詰め込んで、電車で30分程度揺られてメルボルンシティに到着。

 

いつも涼しい(寒い?)メルボルンだが、この日の予想最高気温は38度!外出する日に限って体温越えとは。とりあえず、今回はメルボルンセントラル駅で下車。

 

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Melbourne Central駅のショッピングモール内のドーム。弾丸を作っていた塔をうまく利用して設計したのは日本人建築家の黒川紀章さん

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ちょうど11時に到着したので、からくり時計が開いているところを見られた

お目当ては一風堂のラーメン。QVというショッピングセンターに入っているが、開店が12時からということで、同じショッピングセンターに入っているダイソーで時間をつぶした。シティのダイソーは大きい。ここで細々したものを購入。12時少し前に一風堂に。

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念願の一風堂でラーメン

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私は白丸派

ちなみに、メニューには白丸は24ドルと書かれていて、家族4人でラーメン一杯ずつ食べて100ドルとは!とびっくりした。こんなに高額なのに店は人気で開店前に人も並んでいたし、広い店内もそこそこ席が埋まっていた。懐事情が気になるものの、日本人としては喜ぶべき事態なのかも。24ドル出して食べたい人がいるというのはなかなか。2年ぶりの一風堂は大満足の味。東京に住んでいた時に家から一番近いラーメン屋が一風堂だったので、良く訪れていた。懐かしい。話がそれた。メニュー表では24ドル/杯だったが、会計時には何かのミスなのか、一杯16ドルの計算。値上げしたもののシステムへの反映漏れか?まあとにかく結果安く済んでラッキー。

 

酷暑の中、世界遺産のRoyal Exhibition BuildingとCarlton Gardensに。暑すぎて歩いている人がほとんどいない。日陰で休んでいたらセキュリティっぽいおじさんが話しかけてきた。今はこの世界遺産の建物はワクチン大規模接種場として使われているとのこと…。確かに裏に回ると、ばっちりVaccination Centreと書かれた横断幕がかけられていたが、この日はワクチン接種は休みのようだった。

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1880年万国博覧会の会場として建てられたオーストラリア初のヨーロッパ建築らしい

その裏にあるMelbourne博物館に。特別展であるTreasures of the Natural Worldのチケットを買っていたので見に行ったが、初めて行く場合は常設展だけでも十分満足できると思った。今回、先に特別展を見てしまったので、疲れて常設展はほとんど見られずもったいなかったかな。。実は今テレビでも流れているTreasures of the Natural WorldのCMに、家族ぐるみで仲良くしているお友達家族が出ていることもあって、この展示に行ってみたかったというのもある。常設展は子供と学生は無料なので、またいつかもう少し涼しい時に子供を連れて観に行くのも良いだろう。

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博物館の展示(常設展の様子)

うだるような暑さ。久しぶりの体温越えの中、歩いてトラムの駅まで行くが、トラムがなかなか来ないので、結局ホテルまで歩いていくことに。

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体温越えの記録

シェラトンまでたどり着いてチェックインしようとしたら、ちょっとしたトラブル。チェックイン時間を過ぎているにもかかわらず、部屋の準備ができていないとのこと。1年前はガラガラだった年末シェラトンも今回は混んでいた。州外から来ている風の観光客も多かった。

 

レセプションが混雑していたので、お詫びのためなのかわからないが、スパークリングワインを配っていた。小柄なアジア人おばさんはスルーされそうだったので、こちらから「Can I have one?」と図々しく主張。その上、部屋準備のために待たされることになったので、「子供と夫のためにソフトドリンクもください。」と頼み、ジンジャエールとジュースを持ってきてもらった。30分以上待たされたが、まあ、ワイン2杯、ジンジャエール2杯、オレンジジュース1杯で計5杯のドリンクをホテルのラウンジで無料で飲めたので良しとする。

 

部屋は1年前と全く同じ。部屋で落ち着いた後、子供たちはプールに。思ったよりも混んでいなかったので安心。

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ホテルのプールでクールダウン中

プールから上がって落ち着いていたら、既に時間は7時近くなっていた。夕食を食べなければ。この日はシェラトンの前にある公園のカウントダウンイベントのチケットが当選していたので、どこかで食事を済ませてから行こうと思っていたが、閉まっているレストランが多く、開いているレストランはどこも満員の状況。仕方がないので、そのまま公園に直行。

 

芝生の上にシートを敷いて、フードトラックで夕食を購入。全然大晦日っぽくないものを食べてしまった。でも味はまあまあ美味しかったので満足。

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2021年の締めはフィッシュタコスとカラマリフライ

シティでは計4か所でカウントダウンイベントがあるが、ここは一応ファミリー向けの会場になっている。ステージでも大道芸的な出し物があった。音楽はMelbourne Ska Orchestraだった。めちゃくちゃカッコよくでファンになった。あとで調べてみたら、私が20年前にオーストラリアに留学していたころに大人気だったJohn Butler Trioのメンバーの一人が立ち上げた楽団らしい。なんかつながっているなあ、と嬉しくなる。Youtube探したらオフィシャル動画が上がっていた。

 


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Melbourne Ska Orchestraカッコよかった。これをファミリー向けイベントに持ってくるとは、メルボルンはおしゃれだなあと改めて感心


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ちなみに日没は9時前と遅いので、子供向けの花火も9時半と遅い時間。私たちは8時半ごろに疲れてしまったので、花火を見ずにホテルに戻った。シャワーを浴びていたら、部屋から花火が見えた。少し高めの値段を払って、公園側の部屋を押さえていて正解。そんなにすごい花火ではなかったが、見られたことに満足。

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部屋から見えた大晦日の花火

この後、部屋を消灯して眠りにつくつもりが、外のイベントの音楽がうるさくて結局ほとんど眠れず、気が付いたら12時の花火の爆音で再び目が覚めた。一応、私は12時の花火も部屋から見ることができた。音楽(DJ)は夜中1時頃まで続いてやっと終わった。いつも早寝の私にとってこの時間まで起きていることはかなり辛かったが、まあ年に1回くらいは良いか。翌日の様子は次の記事に。