昨日、無事ファイザーの2回目を接種してきた。場所は1回目と同じ競馬場。
1回目と違うことは、人数の多さ。4週間前は、まだ大規模接種会場(ワクチンセンター)では39歳以下の接種ができない状態だったが、その後、アストラゼネカであれば、18歳以上39歳以下も接種できるようになり、さらに先週、16歳以上39歳以下もファイザーを接種できることになった。この4週間で一気にワクチン接種の対象が拡がった。
相変わらず、電車の駅から会場まではガランとしていたが、接種会場が近づいてくるにつれ、見えてくるのは前回とは明らかに違う数の人。
予想通り、今回は20代や30代と思しき人達が列をなしていた。接種を受けに来た人は倍以上になっているが、スタッフも倍以上いて、場所も広いので、実際に待ち時間はほとんどなく、スムーズだった。接種会場も前回と同じだが、スペースが倍に。前回とは別の部屋に案内され、1回目を接種した場所とミラーのような構造でブースが30個ほど並んでいた。
接種してくれたのは今回も金髪の女性看護師だったが年齢は私と同じくらい?40代に見えた。前回の人と違って、早口英語だった。2回目だから説明はかなり簡略化されていた。その代わり、接種証明の取得について簡単に説明してくれた。Medicare(オーストラリアの国民保健)を持っていない人は、別途オンライン上で申請する必要があるらしい。
実際の注射は前回よりも痛く感じた。これって、巷で言われている看護師の上手い下手ではなくて、たまたま神経の近くに針が刺さっているかどうかの違いなのかな、という気もした。針がチク―と刺さる感じ。とはいえ、痛みレベル10段階中2くらいかな。全然大したことない。また接種時間が書かれたシールを胸に貼って、15分間の待機。前回は待機スペースもガラガラだったのに、昨日は結構人が座っていた。
接種会場を出たらさらに人の列が長くなっていて、100人くらい並んでいた。私は午後一の時間を予約していたので、まだましだったようだ。到着してから会場を出るまでの時間は約30分。うち接種後の待機時間が15分あるから、人が多いわりにオペレーションはかなりスムーズだったと言える。帰りも駅に徒歩で向かう。99%以上の人が車で来ているみたいで、ワクチン会場にはあんなに人がたくさんいたのに、誰一人として駅に向かう人がいなかった。車社会。
ワクチン接種後、余裕があったので駅から家の途中にあるColesで足りない食材を買い足した。その後、スーパーの横にある酒屋に(接種当日は飲酒しないけど、翌週のためのストックを購入)。私はいつも通りワインを買ったのだが、後ろで並んでいるオージーとみられる白人女性2人組(親子?)がカウンターにドン!と置いたものを見てびっくり。サントリーの酎ハイだった。これまでアジア食材店に売っているのは見たことがあったが、ついにColesでも取り扱い始めたようだ。私はキリンの氷結は好きだが、サントリーの酎ハイは好きではないので、買わなかったが。少しアルコール度数が強いのもあって、売れているのかな。
ワクチンの話に戻って、気になる2日目の副反応は今のところ腕の痛みだけ。痛みレベル3。前回よりも痛くない。前回は服を着替えたりシャワーをしたりするのにも難儀したが、今回はそこまでではない。もうすぐ丸1日経つけど、倦怠感や頭痛、発熱も特になし。ただ副反応は24時間後から出る場合もあるらしいので、このままで済むのかどうかは分からないが。
予想に反して元気があるので、さっそく接種証明の取得手続きをしてみた。やってみたら簡単すぎて拍子抜け。まずMyGovのアカウントを取得して、そこからIndividual Healthcare Identifier (IHI)をダウンロードするだけ。ものの5分で完了!必要なのはパスポート&ビザもしくはオーストラリアの運転免許証。私はVictoria州の運転免許証を持っているので、その番号を入れただけ。
これで晴れてFully vaccinatedを証明できることになった。接種の翌日に自分のパソコンで簡単に証明が取得できるのは便利。オーストラリアのIT化はいいね。これが今後どういう場面で必要になるのかはまだわからないが。とりあえず自分の記録がオーストラリア政府のシステムにちゃんと登録されていることが分かって安心した。