40代からの博士課程留学

41歳でオーストラリア・メルボルンで博士課程留学(社会学)を始めた自分、現地小学校に通う子供のこと、家族での海外生活などを綴る。

週末だけでもロックダウンのことを忘れて過ごしたい

Victoria州の6回目のロックダウンで迎える2度目の週末。春を感じる気候だった。土曜日はエクササイズの時間を使って、自宅から4kmくらいのところにあるスケートパークにでかけた(1日2時間まで、自宅から半径5kmの距離でのエクササイズは認められている)。スケートパークは大人気。ここで子供たち(&一部大人も)が自由にスケボーやらスクーターやらBMXの練習をしている姿を見ると、ロックダウンであることを忘れそうだった。そういう意味では付き添っている大人も良い気分転換になる。

 

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オーストラリアでは至る所に無料のスケートパークが設置されている

日曜日は2駅先にある街までサイクリング。先週はギリシャの街まで行ったので、今度は反対側の東南アジアの街まで。直線距離で4.5kmくらいの場所。Vic州が提供しているサイトで自宅の住所を入力して、半径5kmならどこまで行けるかを正確にチェックしている。

https://www.coronavirus.vic.gov.au/how-far-5km-your-home

先週の様子 

fourty.hatenablog.com

 

今回の走行距離は往復10km程度。ほとんどが自転車道なので楽にサイクリングができるが、予想外の工事があり一部一般道に戻されてしまい残念。そのせいか人がほとんどいなかったのは良かった。小学校1年生の次男は自転車でこれほどの距離を走るのは初めて。帰り道は少し辛そうだったが、体力つけるためにはちょうど良い運動。

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自転車道のサイクリングは比較的安全

2駅先の街は歩いていてもほとんど白人を見かけない。そこら中に東南アジアの各国(ベトナムカンボジアミャンマー、タイなど)の寺院?が建っていて、多数あるレストランもほとんどが東南アジア系。ベトナム戦争の影響で多くのベトナム人がこの街に移ってきたのをきっかけに、他の東南アジア系の移民も多く集まって街を形成しているそうだ。東アジア人である我々も違和感なく街に溶け込む。道端に座って何かを売っているおばちゃんから片言の英語で話しかけられることもある。

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安くて美味しい食堂

せっかく東南アジアの街にきたので、ランチをテイクアウトすることにした。友人お勧めのお店。安くて美味しい。全部チリを入れない形で作ってもらったので(注文時にノーチリと言うだけでOK)、子供たちも食べられた。

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4人で食べきれないくらいの量を持ち帰り

5km以内、規制の範囲で楽しめるように工夫している。週末はできるだけロックダウンのことは考えずに過ごしている。

 

昨年の今頃はもっと厳しい規制だった。半径5kmルールは一緒だけど、エクササイズの時間は1時間(しかも自宅を徒歩や自転車で出てから自宅に戻るまでがきっかり1時間以内という厳しいルール)、プレーグラウンドやスケートパークは閉鎖(遊具が使えないようにテープでぐるぐる巻きにされていた)、夜8時から朝5時までの外出禁止令。プレーグラウンドやスケートパークが閉鎖されていたので、子供たちは外で「遊ぶ」ことができなかった。許されていたのは歩いたり走ったり自転車に乗るだけ。公園にボールを持ち込んで遊ぶこともルール違反になるのではないか、凧あげは大丈夫だろうか、縄跳びは?とびくびくしながら過ごしていた。そんな昨年の8月は1日当たりの新規感染者が600名を超える日もあり、まさに絶望していた。

 

※追記

この記事を朝書いてアップしたら、午後になってロックダウンの2週間延長とさらなる厳格化が発表されてしまった…。ついに、スケートパークやプレーグラウンドが閉鎖。エクササイズできる人数も2人まで+保護者なので、家族4人でのエクササイズはダメになるようだ。夜9時から朝5時までの夜間外出禁止令も追加された。もうほとんど去年の一番厳しかった規制と同じになってしまった…。

https://www.premier.vic.gov.au/extended-melbourne-lockdown-keep-victorians-safe-0

 

fourty.hatenablog.com

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第2波の波が高すぎて今どうなっているのかが見えないくらい

https://www.dhhs.vic.gov.au/victorian-coronavirus-covid-19-data

 

いやはや、まさか1年後でもロックダウン下にあるとは…。ワクチン接種率が上がれば、新規感染者数が数人出たからと言っていちいちロックダウンする世界は終わってくれるのだろうか。そうじゃないと困るけど。最近のVic州の感染者は1日当たり20名程度。デルタがしぶとく粘っている。もうすぐオーストラリア生活の2年目の終わりが見えてくるのに、なんだかなあ。かといって、日本にいた方が良かったのか、と問われるとそうでもなく…。

 

そういえば、そもそも2020年と2021年は、アメリカとオーストラリアのどちらかで過ごすことになっていて、日本にいるという選択肢はなかったことを思い出したりもした。2年前のブログでは留学に決断したことを書いている。その時の悪い予想?が当たったような気もしなくもない。

2年たってしまうと、いろいろな状況が変わって、いけなくなるかもしれない。そうなったら絶対後悔する。

fourty.hatenablog.com

 

アメリカ赴任をしていたとしても、昨年3月からほとんどWork from homeで学校も1年近くクローズしていたようだ。結局海外赴任で得られるであろう経験も大して得られず、子供の英語力も伸びないまま、夫は日本との時差に苦労しながら仕事していただろう。そして、一時選択肢に上がった、アメリカ赴任後のオーストラリア留学というオプションもコロナのせいでめちゃくちゃになっていただろう。やっぱりやりたいと思ったことは、チャンスが巡ってきたときに掴まないといけなさそうだ。

 

ロックダウン中は外からの刺激が激減する分、過去のことを振り返ったり、この先のことを考えたりする時間が多くなる。