40代からの博士課程留学

41歳でオーストラリア・メルボルンで博士課程留学(社会学)を始めた自分、現地小学校に通う子供のこと、家族での海外生活などを綴る。2023年3月帰国、フルタイムで働きながら博論執筆中。

モーニントン半島に日帰りドライブ

日曜日は久しぶりにモーニントン半島に。こちらに来たばっかりの時に訪れた場所にもう一度行ってみた。

 

fourty.hatenablog.com

 

あいにく天気は曇りで寒い。でもそのおかげで道は空いていた。天気が良い週末は、メルボルンの人たちがこぞって押しかけるので道が渋滞するようだ。せっかく田舎に行くのに混んでいたら魅力も半減する。ということで、曇りで寒い日曜日にビーチに行くのは正解(ということにしておく)。

 

自宅からCityと反対方向に1時間ほどドライブすると着く。ゆっくり朝10時に出たけど昼前11時についてしまった。ダウンを着ないと寒いぐらいの天気だったので、ビーチでのんびりという気もしない。時間つぶしのために地元のショッピングモールの中にあるKmartに。なんでここまで来てKmart?という感じもするが、ロックダウンでしばらくKmartに行けていなかったので、その穴埋めを今している。普通に下着や靴下などを購入。その後、ショッピングモールの中にある寿司屋で巻きずしとコロッケとホタテフライを購入し、いざビーチに。

 

案の定、ビーチはガラガラ。たまに犬の散歩をしている人がいるだけで空いていた。海は自宅近くの海よりもさらにきれいな気がする。とにかく日曜日にも関わらず、人が全然いないのは素晴らしい。しかもなぜかこの日は風向きのせいなのか、ビーチの方が暖かかったのでラッキーだった。ビーチにテントを張って、シートを敷いてランチを食べた。

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曇り空のビーチも意外と悪くない

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どこからかブラックスワンがやってきた。首を海に突っ込んで何か食べていた

子供たちは砂遊び。私はゴロゴロしながら何をするでもなく時間を過ごした。十分遊んで15時くらいになって帰ろうか、と言った頃、夫が半島の反対側に行きたいとのこと。まあ、今の時期は日も長いし、夕食は帰りにどこかで食べればよいから、ということで、寄り道していくことに。

 

半島の内側は湾になっていて波がほとんどないのに対して、15分ほど車を走らせて着く半島の外側は外海で景色が全然違う。どこか遠くに旅行に来たみたいな気分だった。最初はイヤイヤついてきた子供たちもだんだん楽しそうになっていた。

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国立公園内にあるCape Schanck Lighthouse Reserve

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ツアーをしていて登れるときもあるみたいだが、この日は見るだけだった。上のライトがぐるぐる回っていたので現役で使われている模様

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半島の外側は白砂のビーチではなく岩々と黒い砂や石でおおわれていた

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ボードウォークが整備されていて先の方まで行くことができる

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オーストラリアのこういう注意書きって怖い

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Wash overされない方に降り立って岩場の観察中(日本よりも生き物が少ない)

モーニントン半島には、ワイナリーやフルーツ狩り、温泉など観光できる場所がたくさんあるのだが、今回は特に何もせず、ぶらっとしに行っただけ。でもこういうのが住んでいる人ならではと言うか、ぜいたくな楽しみ方だな、という気もする。自宅からの場合、Cityを経由しないで出かけられるのでスムーズに行ける(昔、東京の多摩地区に住んでいた時に山梨にふらっと行く感じ)。ロックダウンが無かったら、この2年でもっと来ていたと思う。

 

帰り道にまた東南アジア街に立ち寄って、安くて美味しいMy Cambodiaで夕食。この店はBYOということで、今回ビールを持ち込んでみた。普通、BYOって手数料取られると思うけど、この店は取られなかった。その代わりグラスを出してくれるサービスもない。ビールの栓抜きがないので借りようと思ったら、5分くらい一生懸命探してくれた後に爪切りを渡されてびっくり。いかにもお店のおばさんが使っている爪切りだったので英語が通じなかったかと不安になったが、よく見ると反対側が栓抜きになっていた。一瞬ひるんだが、ありがたく借りて無事開栓。ロックダウン明けの充実した週末だった。

 

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星のあたりが自宅、矢印のところが今回行ったビーチ