40代からの博士課程留学

41歳でオーストラリア・メルボルンで博士課程留学(社会学)を始めた自分、現地小学校に通う子供のこと、家族での海外生活などを綴る。2023年3月帰国、フルタイムで働きながら博論執筆中。

移動制限が5kmから25kmに拡大

未だロックダウン最中のメルボルンだが、1日当たりの感染者数が一桁台に落ち着いてきたので、移動制限が自宅から半径5km⇒25kmまで拡大された。同時に、これまでエクササイズやレクリエーション目的での外出の時間制限が2時間だったのが、時間制限が取っ払われた。つまり、自宅から25km以内であれば時間制限なしに外の空気を吸ってよい、という自由を手に入れた。まだ食料品店と薬局以外の店は閉まっている。カフェやレストランもテイクアウトのみ。友人や家族の家に訪問することも禁止。マスクをしないと罰金。25km以上移動すると罰金。理由なく外出すると罰金(必須の品の買い物、医療や介護、仕事や学校、エクササイズやレクリエーション以外)。金曜日にはシティで大規模なアンチロックダウンのデモがあった模様。

 

この数か月で5km以内の公園は行きつくしてしまったので、移動距離が25kmに広がったことは素直に嬉しかった。自宅からビーチまで10kmと少し、野生のカンガルーに会える公園まで20kmと少し。ビーチとカンガルー。どちらも行きたい。週末の天気は荒れ模様だったが、天気予報とにらめっこしながらタイミングを見計らって外出した。

 

祝日の金曜日。曇り空のビーチ。大人はダウンジャケットを着ていたが、子供たちは久しぶりの海が嬉しくて、最初は大人しめに水遊び、だんだんエスカレートして、次男は全身ずぶぬれになった。子供(特に男子)は水を見ると本能的に入りたくなるのだろうか?体感温度が我々とは異なるのは子供だけではない。白人系オージーは寒中水泳が好きなようで、泳いでいる人や腰まで水につかって瞑想?している人なども見られた。

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今日は不安定な天気で冬の寒さだったけど、朝8時半ごろに家を出てカンガルーに会いに行った。その公園はマウンテンバイクの聖地でもあり、人気の公園なので駐車場がいっぱいになりやすい。朝いちに行って大正解。カンガルーもじっくりと見られたし、何しろ朝の景色は特別きれいで気持ちが良い。

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今日は子供をお腹の袋に入れてるカンガルーを見られてラッキーだった!

 

早くもっと田舎に遊びに行きたい。。もうすぐ1年たつのに、全然オーストラリアを満喫できていないので悲しい。文句言ってもしょうがないけど、たまにそのことを思い出して残念な気持ちになる。でも与えられている自由の中で精一杯楽しめるようにするしかない。25kmに拡大されたことで少しは自宅の周りとは違う風景を見ることができて満足。

 

先週の水曜日から突然自宅のネットが不通になり、超不便。原因を調べてもらっている最中で、何とかテザリングでしのいでいる。今はオンライン上でデータコレクションを始めているので、今週はできるだけ大学の図書館に行くようにしないと、携帯で契約しているデータを超えてしまいそう。困った。ということでブログも節約して書いている。