40代からの博士課程留学

41歳でオーストラリア・メルボルンで博士課程留学(社会学)を始めた自分、現地小学校に通う子供のこと、家族での海外生活などを綴る。

土曜日の出来事

特に決まった予定がない土曜日だったが、海外生活らしく日常の中にいろいろな発見があった。まだまだフレッシュな目で日々を過ごしているので飽きない。日記風に出来事を羅列してみる。

 

①お湯が出なくなったが自分たちでFixした

金曜日の夜に夫と次男がシャワーをしていたら突然お湯が水になった。それから家中のどの蛇口をひねっても水しか出ない。これは困ったな、ということで、庭にあるガス給湯器をいじってみた。ちなみにちょうど1週間前の引っ越し直後にもお湯が出ない事件があり、その時はメカニズムが全くわからないので大家さんに連絡、大家さんのお父さん(職人さん)がすぐに見に来てくれて、ガス給湯器の蓋を開けて中を見てくれた。種火(pilot light)が消えている、という原因までは突き止めたけど、その先はPlumberじゃないとわからない、家に帰って息子からPlumberに連絡させるけど、来られるのは当日(土曜日)になるか翌日(日曜日)になるかわからない、とのことだった。

 

結果、1時間後くらいにPlumberが来てくれた。土曜の夕方だったのにこんなに早く来てくれるなんてギリシャ移民ネットワークなのかも、と想像。Plumberの人が種火の着火をしてみてもできなかったので、バンからツールを一式取ってきて1時間程、給湯器の修理作業し、ついに着火。大家さんとお父さんもその間ずっと給湯器の周りでウロウロしていて、着火したときはみんなで喜んだ。

 

1週間前のこの出来事があったので、「どうせまた種火が消えたんだろう」と思い、自分たちで給湯器の蓋を開けて中を見てみたら、案の種火が消えている。先週お湯が出なかった時にYoutubeでガス給湯器の仕組みや種火の着火について学んだので、自分たちでやってみることにした。お湯が出なくなることはオーストラリアではよくあることのようで、ガス給湯器の蓋の裏にも種火の再着火のインストラクションが書かれている。私が注意深く英語のインストラクションを読み、実作業は夫がやる、という役割分担で何とか着火。プロを呼ばなくても自分たちで解決できた。お湯が出る、ということだけなのに、オーストラリアサバイバル術を一つ身に着けたようでうれしい。

 

②お隣のイラン人の子が遊びに来てくれた

引っ越してきた次の日から、毎夕、長男次男は隣の家に住んでいるイラン人の子供(6歳、Sくん)と家の前の共同スペースで遊んでいる。イラン人ファミリーは、2年前にメルボルンに来たとのことだが、お母さんが私と同じ大学でPhDコースに在籍(専門は免疫学とのこと…かっこいい)、お父さんはエンジニアで毎日働きに出ている。我が家と状況が似ていることもあってか、お互いすぐに打ち解けて良い関係を築けている。長男次男は引っ越しの3日後に早速先方の家に上がり込んで、アイスクリームをごちそうになった。うちもやっと片付いてきたので、昨日はSくんを家に呼んだ。

 

Sくんはとても賢くていつも笑顔の男の子。うちの長男次男が英語がほとんどできないのに、遊び相手が欲しいのか毎日うちの窓をたたいて遊びに誘ってくれる。うちに来て一番最初に興味を示したのはLaQというブロック。「このレゴのようなものは何?」ということで、テレビの前に飾ってあった恐竜を指して聞いたので、興味あるのかな、とLaQを出してインストラクションを見て、長男に教えてもらいながら1時間弱かけてバイクを作った。

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次に長男がけん玉を出してやって見せたらそれにも興味を示したが、けん玉はすぐにはできないので、コツをつかめず飽きた様子。そのあと、長男のおもちゃ置き場と化している二段ベッドの上段に移動、ニンテンドーSwitchを見つけた。Switchは持っていないけど、Minecraftは知っているようで、一緒に30分くらいMinecraftをやっていたところでお母さんが迎えに来た。言葉が通じなくても子供たちは楽しく遊べるようだ。

 

③ATMに銀行のキャッシュカードが吸い込まれた

オーストラリアで2つ目の銀行口座を開いたので、ATMで1つ目の銀行口座から、新しく作った口座にお金を移し替えようとしたところ、カードがアクティベートされていなかったためか、PINが受け付けられず、5回同じ作業を繰り返したらカードが戻らなくなってしまった。

 

焦ったけど、次に別のカードを入れたら普通に作動したので、なんかのミスだろうと一旦ATMを離れた。土曜日なので銀行はやっておらず、月曜日にならないとどうしようもない。調べてみると、オーストラリアでは規定回数暗証番号を間違えるとカードが没収される仕組みのよう。支店に行って再発行手続きをしなくてはならない。

 

④タコを茹でて食べた

ATMの帰りに近くに魚屋さんがあったので覗いてみたら、サーモンやタイ、マグロなどの魚以外にもタコ、イカ、ホタテ、カキなどの魚介類があったので、迷った末にタコを買ってみた。500グラムくらいの子供のタコ(Baby octopusと書いてあった)で生で売っていた。値段は6ドルくらいで安い。

 

家に戻りネットで調べた下処理をした後に茹でてみた。下処理を適当にしたせいか、茹で上がったタコは少し生臭いように思い、タコブツでいただくのは1/3に、残りはトマト煮にしてみた。タコブツは冷蔵庫に30分くらい入れて冷やしたら、臭みがなくなり、とても美味しかった。トマト煮はタマネギとズッキーニをオリーブオイルで炒めたものと一緒にトマト缶と煮込んだ。こちらはワインに合うおつまみだけど、子供たちも気に入って食べてくれたので、また気が向いたときに作ってみようと思う。タコは夫の大好物だけど日本では結構高いので普段買うことはほとんどなかった。こちらでは肉と同じくらいの値段で売っているので、下処理の手間さえいとわなければ日常的に食べられることが分かった。

 

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初めて作ったタコブツ(色が少し薄いのはタコのせいなのか調理の仕方のせいなのかわからない)

普通に生活しているだけなのにカラフルな毎日だな、と思う。まだまだ私は新生活のフェーズにいることを実感した土曜日だった。