40代からの博士課程留学

41歳でオーストラリア・メルボルンで博士課程留学(社会学)を始めた自分、現地小学校に通う子供のこと、家族での海外生活などを綴る。2023年3月帰国、11月に博士号取得。現在は東京にある外資系企業で勤務。

飛行機と仮住まいの確保

まだ奨学金の結果まちなので、CoEも手元になくビザも取れていない段階だが、先に飛行機と仮住まいの予約を済ませた。

 

2020年1月に渡航予定にしているため、意外と残り時間が少ない。最初飛行機については、貯まっていたJALのマイルを一部使う(1人分か2人分)と思っていたが、調べてみると1月の成田→メルボルン間の特典航空券はほとんど残っておらず、残っていても多くのマイルが必要な日のみ(2月になると片道2万マイルで行けるチケットがちらほらあったのに…)。渡航時期をずらすことも考えたが、それは本末転倒?と考えなおし、マイルは別の機会に使うとして、次に航空機運賃を調べた。そしたらまたびっくり。JALのエコノミー片道(成田→メルボルン)が1人当たり25万円超!?何が起こっているのかわからないが、家族4人分で片道100万円越えはありえない。

 

気を取り直してカンタスを調べたところ、こちらもやはり1月は高め。オーストラリアがスクールホリデー中のせい?でも成田→メルボルン片道で10万円弱のチケット(スーパーカンガルー)があったので、1月中旬で一番安い日にちで4人分予約した。大人2人と子供2人で35万円。飛行機は日にちによって値段が全然違うので注意しないといけない。予約をしたのは1週間ほど前だが、昨日カンタスのHPを調べたらそのチケットはすでに売り切れていて、もう高いチケットしか残っていなかった。

 

さて、主に飛行機の値段で渡航日が決まってしまったので、次は仮住まいを探すことにする。選択肢は以下。

・ホテル、コンドミニアム

Airbnb

・大学の宿泊施設

・一般的な賃貸

 

3年間住むことになるため家族用の一軒家を借りることで考えているが、外国人が海外にいる状態で個人的なコネもなく家を借りるのは、よっぽど運がよくなければ難しそうだ。この選択肢はあきらめて、まずは「仮住まい」という形で最初の生活の立ち上げを考えることにした。

 

当初Airbnbが現実的かと思ったが、良さそうなところは来年1月でも予約が入り始めていた。次に大学のHPを調べてみると、家族用のビジター宿泊施設が用意されていることが分かった。これが何かと楽そうだ、と思い、早速大学のホームページから予約の連絡をしてみた。この宿泊施設は大学の近くにあり、良いところはホテルと同様にベッドメイキングされたベッド、食器や家電などがすでに備え付けられているため、着いた日から生活できる(はず)。ネットも使えるようだ(あまり信用できないが)。悪いところは値段が高い。2ベッドルームの家で一泊100ドル弱。周辺で週600ドル出せばかなり良いところに住めるが、その大学のビジター宿泊施設は日本でいう昭和っぽさがあり年季が入っていそうだ。初期費用として仕方がないが、なるべく早くに賃貸の家を探して移りたいところ。その前に子供の学校の入学手続きをしたり、車を買ったり、家具を買ったり、色々とすることはあるので、とりあえず3週間分を予約した。

 

これまでの留学はすべて独り身であったため、最初の生活の立ち上げはとても楽だった。ホームステイなり、大学の寮なり(私は使わなかったがバックパッカー宿なり)を確保して、そこに自分が行けばその日から生活が始まった。今回は夫と子供も一緒なのでホームステイや寮という選択肢はなく、みんなが露頭に迷わないようにするために最初から計画を立てておく必要がある。私自身はオーストラリアに住んだこともあるし、何よりオーストラリア好きだが、家族(特に子供)は私の都合で、これまで暮らしてきた日本から海外に連れていかれるため、少しでも早く生活基盤を整えて楽しんでもらえるようにしたいと思っている(難しいだろうが、私なりに努力は必要)。

 

今回の私のケースは、巷でいう親子留学(子供の語学習得をメインとした留学に親もついて行く)とは形式がずいぶん違うが、子供が現地小学校に通い、私が大学院に通うので、大きくくくると親子留学といえる。子供の学校のことなども含めて、親子留学サイトやブログから少しずつ情報を収集していきたい。