Chicagoへの一人旅の後編。
Day 5 発表の日。朝は元指導教官のセッションに参加。何気に先生のプレゼンを聞くのは2回目くらい?先生だけあって話すのが上手。いいなあ。私も英語であんな風にプレゼン出来たらなあと思った。頼まれていなかったけど、プレゼンの様子を写真にとって後から送ったらとても喜んでくれた。「私の研究者生活のVery lastのプレゼンを写真に収めてくれてありがとう」と。
この日は、先生のセッションと自分のセッションの間にリジェクトされた投稿論文の書き直しについて打ち合わせ。前日にたくさん吸収した内容からひらめいたので、こういう軸で書き直ししてみたい、と提案したら、良いんじゃない、とのこと。ぽろっと、来年から東京の私大で非常勤講師をやることになりそう、という話をしたら、自分の授業スライドを私にシェアしてくれるという。そんなことあるんだ!と嬉しくなった。
自分のセッションの話は3つ前の記事にも書いたので割愛。他と比べて結構多くの人が入っていたし、質問もしてもらえて良かった。Great presentationとモデレーターの人からも言ってもらえてほっとした。ここで自分の博士課程の研究を発表し、それを聞いてくれる人がいて、フィードバックをもらえて、本当に良かった。大満足。
この日の夜は、先生と私が所属する分科会のビジネスミーティングとパーティにも参加。ビジネスミーティングはまあまあ面白かった。パーティは飲み物がチケット制だったけどチケットが余って、結局飲み放題同然だった。指導教官と一緒にワインを3杯飲んだ。指導教官と学生という立場を超えて、先輩後輩みたいな関係になれた気がする。先生も自分と私は似ているところがあると言っていた。私もそう思う。他にも同じセッションの発表者の人たちとも話ができて良かった。学会って楽しい!とこの時思えた。
Day 6 朝ゆっくり目に起きて、少しだけスーパーで買い物して、パッキング。電車はもう嫌なので、ホテルの前からタクシーに。タクシーの運転手が英語ではない言葉で電話をしていたので、「アメリカ出身ですか?」と聞いてみたら「エリトリアだよ」と教えてくれた。「ごめんなさい、エリトリアはどこですか?」と聞いたら東アフリカとのこと。「ケニアの近く?」と聞いたら「まあそうだね」という返事。アメリカに住んでもう20年くらいになるけど、毎年数か月は祖国に帰っているという話もしてくれた。
「往きは電車に乗ったんだけど」と言ったら「きみ、電車なんて乗るもんじゃないよ!次からちゃんとタクシーに乗りなさい」と言われてしまった笑。日本から来たと言ったら、お世辞かもしれないけど「次は日本に旅行に行きたいんだ」と言ってくれた。アメリカのタクシーについてはよくわからないけど、海外では騙されることも結構ある。運転手と個人的な会話をして少し距離を縮めておくことで、騙されたりするリスクも減ると勝手に思っていて、私は海外ではあえてタクシー運転手に話しかけるようにしている。相手もずっと無言の得体が知れない外国人を乗せるというよりは気分が良いと思うので。
タクシーはスムーズに空港に着いた。料金は50ドルくらい。一人で乗るには高いけど、安全と時間を買ったと思うしかない。空港では気になっていたGarrett popcornを購入。出張でシカゴ空港を利用するときは素通りしていたけど、もうシカゴに来ることもないかなと思い。まあ日本でも買えるけどね。このポップコーンは期待を裏切る美味しさで、シカゴ帰りに寄った実家では、両親も含めみんなですぐに食べてしまった。
ギャレット ポップコーン ショップス(Garrett Popcorn Shops)

帰りもJALのプレエコなので、アメリカン航空のラウンジに。5年前に当時の上司と出張した時に連れて行ってもらったラウンジは、普通のラウンジよりも1ランク上のラウンジだったみたいで、今回行ったラウンジは正直あまりぱっとしなかった。
ちなみにその時のブログはこちら…。

PC開いて、前日に話をした人たちにメールしたり、資料の参考リンクを送ったりしながら時間をつぶした。そうこうするうちにフライトの時間に。
あっという間の1週間だったけど、めちゃくちゃ濃かったし、本当に行って良かった。お金以上の価値があったと思う。2年前、ハイブリッド開催だったシアトルのAoMに、コロナにならずに参加できていたら、今回のシカゴには来ていないかもしれない。そう考えると、人生って分からないもの。この一人旅を通じて、研究をここでやめるのはもったいないかもしれない、もっとこういう場に身を置いてみたい、という気持ちが生まれた。
羽田には午後3時ごろに到着。品川のホテルに1泊し、翌日朝、名古屋に移動。法事に出席し、久しぶりに親戚に再会した。その後、次男と2人で東京に帰りがてら長野に旅行。時間があればこのことも記事に書いてみたいけど、ひとまずシカゴ旅行記はこれにて終わり。