40代からの博士課程留学

41歳でオーストラリア・メルボルンで博士課程留学(社会学)を始めた自分、現地小学校に通う子供のこと、家族での海外生活などを綴る。

指導教官とのミーティング、だんだん怖くなってきた

前回のつづき。

 

fourty.hatenablog.com

 

カナダに出張中の指導教官とZoomでミーティング。トロント時間午後6時、メルボルン時間午前9時に設定してくれた。毎回Zoomでのミーティングだから、違う国にいても全然違和感がない。なぜか私以外の学生は対面でミーティングをしているので、私が指導教官の出張中にZoomで打ち合わせをすることを話したら驚かれた。それより、ロックダウンが終わっても私だけ未だにZoomで打ち合わせしていることの方が不思議。

 

打ち合わせでは、挨拶もそこそこに理論だけで1時間20分ぐらいみっちりと話して脳がショートしそうになった。副指導教官もトロントにいるため2人でホテルの部屋から出てくれている風だったが、2対1で議論なので疲れる。でも私のために指導してくれているわけだから文句は言えない。

 

前回書いた、私が研究をしている間に出版されてしまった理論的論文について、やはり真剣に捉える必要がありそうだ。結局、博士課程開始1年目に作った分析フレームワークを2021年に出た論文を踏まえて大幅に見直すことに。2020年の時点では私の研究にばっちりとハマるフレームワークは世の中にゼロ状態だったので、私はフレームを関連する分野から2つ借りてきて組み立てた。それが2021年になって、私の研究テーマにかなり近しい理論的フレームワークがパブリッシュされたので、それを無視することができない。微修正で済むと思っていたAnalytical Frameworkのチャプターも書き直しとなる…。Findingsの2つのチャプターもかなり手入れが必要になるし、当然Discussionのチャプターも書き直し。

 

これ、もう間に合わないんじゃ?という気もしてきた。とりあえずAnalytical Frameworkをまず直して、来週先生と打ち合わせ。それに合わせてDiscussionを書き直し、Analytical FrameworkとDiscussionの2章をFinal reviewに出すことに。Final reviewの2週間前にドキュメントを提出しなければいけないから、実質あと1か月しかない。焦る。しかもその後、Literature reivewの章も大幅書き直しとなるし、IntroductionとConclusionはまだ書いていない。ホリデーを挟んで本当に来年2月に提出に間に合うのか?子供の学校が休みになる12月と1月のホリデーシーズンはかなり痛い。一人で山にでもこもりたいが無理だろう。

 

流石に指導教官が「Extentionを申し込みできないのか?」と聞いてきた。いや実は、私の博論の正式な提出期限は2023年8月(3年6か月間)で、それを自分の都合で勝手に半年前倒ししているだけ。それを伝えたら、なーんだ、となった。ちなみに、博士課程は最長4年まで延長できるが、それをやると自分の人生プランが狂うので避けたい。

 

今回、自分の脳の実力の足りなさを久しぶりに感じた。博士課程なんて身分違いだったかな、と弱気になったり。中学生の時に数学に躓いたときのことを思い出す。どれだけ勉強しても分からない。自分の思考の限界。振り返ってみると、これまでの博士課程ジャーニーはロックダウンによる苦労はあったけど、自分の脳の限界を感じることはあまりなかった。そういう意味では順調だったと言える。ここにきて最大の難関。改めて自分が難しいことにチャレンジしているんだと思い知らされた。

 

とりあえず、先生と話した内容を覚えているうちに、Analytical Frameworkを見直し、図を何度も書き直す。それを踏まえて、自分の研究を通じて理論化した内容を別の図として表す。一つの図を書くのに3時間くらいかかった。でも少し時間をおいて見るといまいち。もう投稿論文のことはいったん忘れて、仕事のことも置いておいて、博論にめどをつけなければいけない状況になってきた。

 

疲れたときには、近所のアジアスーパーにあるお菓子のパッケージを眺める