40代からの博士課程留学

41歳でオーストラリア・メルボルンで博士課程留学(社会学)を始めた自分、現地小学校に通う子供のこと、家族での海外生活などを綴る。2023年3月帰国、11月に博士号取得。現在は東京にある外資系企業で勤務。

久しぶりにライティングモード

とりあえず予定しているインタビューは先週で終わってしまい、文字起こしも苦労して完了させた。昨日から久しぶりにライティングに向き合っている。今やることはインタビューの追加リクルーティング、オーストラリア企業のコーディング続きと分析、オーストラリア企業のFindingsまとめ、日本企業へのフィードバック資料作成とあるのだが、あえて今週後半はそれらを脇に置いてライティングに集中してみることにした。

 

何を書いているかと言うと、来年8月にある学会に申し込むためのペーパー。以前も書いた気がするが、この学会で発表するためには、ダブルスペース40ページのペーパーを提出する必要がある。ジャーナルに投稿する論文と同じくらいのボリューム(1万ワード弱)。つまり、この学会への準備をすれば、自動的に投稿論文の準備もできるという形。締め切りは1月上旬。もしこの学会発表に落ちてしまっても、このペーパーを書くことは他のジャーナルに投稿する元になるので無駄ではない。

 

私は今のところネタを4つ持っている。取り扱うテーマが2つあり、それぞれ日本企業とオーストラリア企業のケーススタディを行った。今回、学会に申し込むにあたり、指導教官に相談したところ、タイミング的に日本企業をスコープに2つのテーマを合体させた内容にするのが良いのでは、とのアドバイス。その準備は来年2月にあるPhD2年目の審査の元にもなる。

 

ライティングを始めるまでは気が重かった。ここしばらくインタビューのリクルーティング、インタビュー準備、インタビュー、文字起こしと比較的作業的な事を進めていたのが、今度はがっつり黙々と思考するフェーズ。なんとなくやりたくないなあ…と思っていたが、始めてみたら悪くない。進み具合は相変わらず遅いが、これまで書いた文章のうち、使えるところをいくつか持ってきたり、新しく分かったことをつなげて、とりあえず40ページのうち、13ページ分くらいのファーストドラフトができた。Abstract、Introduction、Literature reviewという3つのセクション。この後、Method、Findings、Discussion、Conclusionと続く。

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とりあえずAbstractは良い感じに仕上がった(と自己満足的に思っている)

何せ初めて取り組むことだから、こんなんで合っているのかなあ、と思いながら、試行錯誤して進めている。今年の学会のペーパーが閲覧できるので、テーマやスタイルが近い人のを見ながら、自分なりに進めている。この文章は最終的に指導教官に見てもらえるのかどうかわからない。自分ひとりで書いて、有料の英語チェックサービスに見てもらって提出する可能性もある。どうなることやら。

 

ここ数日、登校していてキャンパス内の飲食に飽きたので、今日は自宅からおにぎり持参。今日のおにぎりは特別仕様。博多明太子が入っている豪華版。先週末、いつものアジア食材店ではなく、日本食専門の食材店に行ったときに購入。この店は最高だった。まずもって持ち帰り用の寿司のレベルが高すぎる。そこらの日本にある寿司屋よりもおいしい。そして故郷の味、赤だしもゲット。この店の話を記事にしようと思ったがタイミングを失ったので、今度行ったときにレポートする。赤だしが切れそうになったらまた行くつもり。

https://www.suzuran.com.au/

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正真正銘の博多明太子

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約2年間にわたり合わせ味噌で我慢していたが、ついに赤だしをゲットした。もう合わせ味噌には戻れない