40代からの博士課程留学

41歳でオーストラリア・メルボルンで博士課程留学(社会学)を始めた自分、現地小学校に通う子供のこと、家族での海外生活などを綴る。2023年3月帰国、フルタイムで働きながら博論執筆中。

メルボルンで地震、公園遊びと久しぶりのビーチ

また1週間ブログが空いてしまった。現在、小学校は春休み中。そして大学職員はロックダウンお疲れ様を名目にRecharge daysと銘打って、今日明日はお休み。ちなみに先週金曜日はAFL(通称フッティー)の決勝戦の前日という、これまたこじつけのような名目で州の祝日。つまり大学の先生たちは5連休。まあ、小中高はスクホリ中だし、大学はMid-semester break中だし、大学の先生だって休みたいよね、という気分でしょう。

 

相変わらずロックダウン中のメルボルンだが、なんといっても先週のビックイベントは地震。先週水曜日、朝9時半くらいだったかな。私はちょうど図書館に行く用事があったので、キャンパスに登校していた。ビルの7階の自分のデスクで作業をしていたら突然揺れが来た。「あれっ、地震??でも、ここはオーストラリアだよなあ。地震なんてあったっけ?」と思ったが、次第に揺れが激しくなったので、怖くなってとっさに机の下に入った。部屋の中には私だけしかいなかった。さすがにこの程度でビルが崩れることはないと思ったが、天井板が落ちてきて怪我をするかもしれないと思った。体感震度は3から4の間くらいか。東京ではたまにあるレベルの地震なので、揺れ自体には慣れたもんだが、オーストラリアの建造物は地震のことを考えて作られていなさそうなので、その点が不安だった。

 

マグニチュード6程度、震源地はメルボルンから200kmくらい?離れた内陸の場所だったらしい。滅多に地震が起きないオーストラリアなので、ニュースも大げさ。周りもWhatsAppが飛び交い、会う人会う人地震の話ばかりしていた。大した被害もなく済んだこともあり、ちょっとした話のネタとしてしばらく盛り上がっていた。

 

メルボルンに住む人だけに通じるジョーク。

「There are now seven reasons to leave the house.」

「How an earthquake from Mansfield was allowed to travel into Melbourne without a permit?」

 

そして、地震の翌日は天気がとてもよく、穏やかだったので、おにぎりを握って息子2人連れて自転車で近所の公園に。ピクニックが許可されるようになったのはありがたい。旅行にしばらく行けなくても、天気さえよければまあまあ楽しめる。今までは冬で寒かったからあまり遊べなかったけど、これからはどんどん外に出かけよう(1日4時間という制限内で)。

 

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この公園は遊具がかわいくて、森の中にあるみたいな雰囲気

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公園内の丘を自転車で走り抜ける

そして、日曜日は待ちに待ったビーチに。行動範囲が5kmから10kmに広がったことで、ぎりぎりビーチが射程に入った。車で20分くらいかな。昼前について、ビーチにシートを拡げて座っていたら、長居できそうだったので近所のスーパーでパンやフルーツを買って海を見ながらランチを食べた。結局2時間超、ビーチでのんびりできた。こういうことで十分幸せを感じられる。ほんと、あとは学校さえ開いてくれれば言うことないんだけどな。

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田舎なので、そこそこ空いているビーチ

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まだ海は冷たいから砂遊びが中心

研究の方はぼちぼち(のろのろ)ペース。ほふく前進している気分。少しずつでも前に進むことが大事というか…。やらないよりはやるほうがマシというレベル。こんな状況なので、博士号は予定していた3年ではとれないかもしれないが、それでも研究は続けていけば良いので、目の前のことを少しずつでも進めていこうと思っている。

 

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近所のJapanese cafeで抹茶ラテを買ったら、本当の抹茶の味がして美味しかった
スタバの抹茶ラテとは抹茶の濃さが全然違う