40代からの博士課程留学

41歳でオーストラリア・メルボルンで博士課程留学(社会学)を始めた自分、現地小学校に通う子供のこと、家族での海外生活などを綴る。

子供たちの春休み開始、ロックダウンの出口発表

色々書きたいことがたまっているのに、ブログを書きたいモードにならなくて間が空いてしまった。とりあえず新しいことから。今週から子供たちのスクールホリデー(略してスクホリ)開始。ロックダウン中だからできることは非常に限られている。もともと、Grampians National Parkに3泊で旅行する予定を立てていたが、当然キャンセル。でも移動できる範囲は自宅から5kmから10kmに拡大され、運動の他にレクリエーション(ピクニックなど)を目的とした外出も許可されるようになり、時間は2時間から4時間になった。10km半径になるとビーチが圏内に入ってくるので、半年ぶり?にでもビーチに行きたい。とりあえずこの範囲の中で楽しめることを見つけるしかない。

 

とは言っても、最近1週間は天気が悪すぎる。冬に逆戻り。今日も雨の予報。気温は10度前後という寒さ。台風並みの風が吹いて嵐のような日もある。うまくいかない。晴れていても強風。先週金曜日にインタビューのためにキャンパスに出かけたが、自転車に乗っていたら突然の横風でなぎ倒されそうになり、とっさに自転車を降りた。結構怖い思いをした。メルボルンの天気はいつも変だが、特に春はおかしいのかも。

 

最近子供たちのことを記していなかったので、Term 3の出来事を書いておく。Term 3は10週間あったが、そのうち学校に行けたのは2週間のみ。8週間は自宅学習。ちなみに昨年はTerm 3は10週間全て自宅学習だった。今回、ニュースでもよく目にしたし、自分の周りでもあったことは、子供のメンタルヘルス。昨年のロックダウンではDVがよく話題になっていたが、今回は子供たちのメンタルヘルスが非常に問題視されていた。私も身近に感じた。

 

実際、子供たちが通っている小学校でも、何人かがメンタル不調になっていたようだ。統計を取っているわけではないが、色々なところから入ってくる情報から考えると、一クラス(20~30人)に1~2人の子供がメンタルの不調を顕在化させているように思う。実際、長男の友達でも気持ちの問題で自宅で勉強できなくなり、医師にレターを書いてもらって学校に登校できるようにしてもらったケースもある。ロックダウン中、親の仕事の関係で自宅学習できない子供、障がい児やvulnerableな子供(適切な日本語がない)は学校に行くことが許可されている。ちなみに学校に行ったとしても勉強を教えてもらえるわけではなく、自宅学習と同じで与えられた課題を自力で進め、担任の先生に提出するという形。別のケースでは、担任の先生から「クラスに1人、うつ症状を示した子供がいるから、あなたの家庭の子供にも不調がある場合は、先生に相談するかカウンセリングを受けてください」というお知らせが来たり。他にも、子供がふさぎ込んでいるから、(州のルールでは許可されていないけど)偶然を装って公園で友達と会わせてくれないかという話を聞いたりもした。これ全部小学生の話。

 

この6回目のロックダウンは子供たちへの影響が顕在化したように思う。大人もつらいけど、子供たちにしわ寄せが行き過ぎている。我が家の場合は、長男は比較的ハッピーな感じで、英語がわからず癇癪を起すこともしばしばあったが、勉強のハードルを下げていたこともあって、メンタル面は大丈夫そうだった。真冬なのに半ズボンを履いて毎日夕方2時間公園で遊んでいた。友達と電話しながらNitendo Switchを一緒にやったり、ZoomでYoutubeを見せ合ったり。一方、次男はちょっと危ない感じだった。最後の2週間、自宅学習をやろうとしても向き合えない。得意な日本語もやりたくない。そんな状態だったので、学期の最後のアセスメントも散々。普段ならちゃんとできることが、気分のせいで全然できない。もう机に向かって勉強できないメンタルの状態。普段なら100点取れるような課題でも、最初の1~2割をやるのに精いっぱい。仕方なくその状態で提出。無理してやらせるよりも、先生に状況を知ってもらうことも必要な気がしたし、正直子供がメンタル疾患になるくらいなら、勉強なんて二の次で良いと思った。

 

そして今週から春休み。ホームスクーリングがないだけ、子供も大人も少しリラックスできる。私自身も怒りの感情、イライラや焦りがましになる。抜け目ない長男は、春休み中、僕は暇だ、仕事を邪魔されたくなければこのおもちゃを買ってくれ、と脅してきた。もちろんそんな言い分は聞かない。そういうのは脅迫と言うんだよ、欲しいなら自分の小遣いで買えば、と返す。長男はたくましい。

 

そしてロックダウンの出口までのロードマップが一昨日に発表された。ABCニュースのLive放送をYoutubeで視聴。取り急ぎ、最大の関心事である小学校の再開も事細かに含まれていた。16歳以上のワクチン接種率の進捗に合わせて段階的に規制が緩和される。小学校については、10月18日ごろからPrepと小1~2年生が開始。ただしPrepは月~水の3日、小1~2は木金の2日のみ。そして10月26日ごろから他の学年も段階的な登校が開始される。

 

ここで混乱が生じている。学年によって登校できる日が決まっている。

  • Prep 月~水
  • 1-2年生 木、金
  • 3-4年生 火、水
  • 5-6年生 木、金

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https://www.coronavirus.vic.gov.au/victorias-roadmap

 

うちの長男は5年生だが、4/5という複合クラスにいる。1クラスの中に4年生と5年生の両方がいるが、どうするのだろうか?学校も悩んでいるかもしれない。できれば、5年生の登校日に合わせてもらえると、1年生の次男と同じ日に登校できて、我々(私と夫)は木曜日と金曜日がキッズフリーデイ(仕事に集中できる日)になる。そうでない場合、登校する子供用に弁当を週4で作りつつ、すべての日で子供のどちらか、もしくは両方が自宅学習ということに。普段そこまで顕在化していないが、子供がたくさんいればいるほどロックダウン中の親の負担は増える。これじゃあまり意味ないなあ、と思ったけど、きっと子供のメンタルヘルスを考えて、かなりリスクを取った施策な気もするので、文句言えない。週に2日だけでも登校できれば、多くの子供たちは気持ちが明るくなると思う。

 

そして11月5日頃になれば、すべての学年がすべての曜日で登校できるようになる見込み。あくまで見込みなので決まっているわけではないが、光が見えてきたのはうれしい。学校さえ開いてくれれば、私もパートタイム学生からフルタイム学生に戻ることができる。そうなるまであと1か月半か…。まだ先が長いなあ。