メルボルンは4回目のロックダウンで迎えた週末。私はもともと特に予定は入れていなかったので、概ねロックダウン1日目と同じような過ごし方をした。
土曜日に行っている日本語補習校は、突然のロックダウンによりオンライン授業は無し。その代わり課題がたくさん出た。子供たちは9時から課題に取り組んだ。その間、私はスポットコンサルの仕事を少しだけ進めた。午前中はこんな風に何となく勉強したり、適宜休憩したりして過ごした。
午後、子供たちがサッカーをしたいというので近くのグランドに。土曜日は曇りで寒かったけど、金曜日に夫が子供たちの外遊びを担当したので、土曜日は私の番だった。自転車で5分くらいの近所の公園に行って、ロックダウンルールのエクササイズ制限時間内、ギリギリ2時間みっちりと遊んだ。寒空だったせいか、公園は空いていた。
日曜日の今日は朝起きたら激寒。外の気温は2度だった*1。でも天気は快晴で雲一つない。午前中に散歩がてら、また近所のColesに歩いて行った。周りはとても静か。音がたまに鳥が鳴くくらいで、あとはシーンとしている。ちょっと日本の正月の朝みたいだな、と思った。
トイレットペーパーはちゃんと売っているよ、という証拠写真も撮っておいた。トイレットペーパーがあるということはニュースにならないけど、トイレットペーパーがないというのはニュースになる。普段と違うことが起きないとニュースの価値はない。でもこれはブログだから、ニュースの価値がないことも記録する。あとは珍しく紙の新聞を買ってみた。ずっと画面を見ているのも嫌だなと思って。
昼食には金曜日に買った冷凍讃岐うどんを食べた。こういう生活をしていると全然オーストラリアにいる気がしない。四六時中家族と日本語で話をして、日本で食べていたものと同じようなものを自分で作って食べるという。たまには悪くないけど、昨年のように何か月もこういう生活をするのは勘弁。
昼食後、今日は夫が外遊び当番で子供を連れだした。またサッカーをやっていたらしい。そうしたら偶然、長男の友達も兄弟とお父さんと遊びに来ていたとのこと。偶然会ってしまったら仕方がない。ロックダウン中に友達と会えて長男は嬉しかったみたい。しかもサッカーがとても上手で運動神経が抜群の友達。
留守番中の私は買った新聞にざっと目を通して暇になったので、思いつきでクッキーを焼いた。ロックダウン中じゃなければ、お菓子を作ることなんてめったにしない。ロックダウンだとやることが本当に限られるので、普段しないことをする。
クッキーが焼きあがるころに子供たちが帰ってきたのでちょうどおやつにした。おやつの後、子供が暇すぎて騒ぐので、朝にKmartのオンラインストアで注文したおもちゃとジグソーパズルを夫に取りに行ってもらった。Click & Collectというシステムで、オンラインで注文した品物を近くの店舗に取りに行くというもの。店舗が近い人は配送してもらうよりも早くて確実なので、メルボルンでは昨年の長期ロックダウン中によく利用されたシステム。
購入したのは机の上でやるサッカーのボードゲームと「ウォーリーをさがせ」の1000ピースのジグソーパズル。サッカーゲームは12ドル、パズルは10ドルと激安。注文してから大抵は数時間でピックアップ可能になるから助かる。
子供たちは誕生日でもないのにおもちゃを買ってもらえて大喜び。大人は時間を捻出するためにお金をかけた。と言っても、毎週のサッカー教室や学童に行くためのお金が1週間で100ドルほど浮いたので、全体としてはお釣りがくる。ロックダウンになるとお金の使い方が変わる。
そんな感じでロックダウンの2日目と3日目が過ぎていった。今日の新規感染者は5名。なかなか収まらないなあ。ワクチン接種会場を調べてみたら、家から大学に行く途中にある大学病院でやっているみたい。歩いてもいける距離なので便利そうだ。ロックダウン中は混みあっているようなので、もう少ししたら予約してみようと思う。
*1:ニュースを見たら5月の朝の気温としては70年ぶりの低さだったらしい!冬の気温と比較しても3年ぶりの寒さとか…。やっぱり寒かったんだとひとりで納得。