40代からの博士課程留学

41歳でオーストラリア・メルボルンで博士課程留学(社会学)を始めた自分、現地小学校に通う子供のこと、家族での海外生活などを綴る。

キャンパスに行くのが楽しい

今日は1週間ぶりにキャンパスに。もう少し頻繁にキャンパスに行くつもりをしているけど、天気が悪かったり、自分の体調が悪かったり、参加型オンラインセッションがあるため自宅にいる必要があったりと、なかなか行けていなかった。研究の方は月曜日に指導教官とのミーティングがあり、ちょっと行き詰っていたCodingについてフィードバックをもらったり、悩んでいることを吐き出してすっきりしたりしていた。

 

今日は良い天気。水曜日は大学で色々なイベントがあるので、なるべく行くようにしている。まず朝9時ごろに到着したら、図書館のカフェに。なぜならカフェで無料コーヒーを配っているから。いつもなら3.5ドルくらいするコーヒーが無料。今日はラテにしてみた。せっかく図書館に来たから、カフェに置いてあった新聞を読んでみた。紙の新聞を読むなんて何か月ぶりだろう。いくつか興味がある記事を読んだり、その中で知らない単語を調べて英語の学習。最近、英語をちゃんと勉強しよう熱が少し上がってきている。

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朝一でコーヒーを入手

図書館の前では学生組合が毎週水曜日の朝に朝食を配布している。これもいただいてきた。至れり尽くせり。この紙パックの飲み物は子供が好きなので家に持って帰る。私は飲んだことが無い。

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この写真は先週の水曜日にもらった朝食セットだけど、毎週大体同じ

先週から来週までの3週間は卒業式Weekで、毎日のように卒業生がうろうろしている。気が付いたけど、結構な頻度で両親や祖父母がお祝いに来ている。勝手なイメージでは、家族のつながりが強そうなインド系や中国系のファミリーが多そうだけど、意外とそうでもなくて、見た目が西洋系の学生の両親もフォーマルな服装をしてきている。大学生の卒業式に親が来るのか?!と少し驚いた。こちらでは大学生の卒業を家族で祝うんだね。

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今日は天気が良いので卒業式日

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花を売ったり、ガウンを貸したり、記念写真やグッズを売ったりして、卒業式にはそれなりに経済効果もありそうだ

私は20歳前後の頃は結構ひねくれていて、卒業式なんてつまらないイベントだし、出席するだけ時間の無駄と思って、学部の時は出席しなかった。その後少し大人になって、やっぱり節目のイベントは思い出のために出ておきたいな、と思うようになったので、修士のときは、帰国して日本で働き始めていた会社を欠勤してまで(有給休暇がもらえなかった)オーストラリアに来て、卒業式に出席した。いつか私も無事にこの大学の卒業式に出られるのだろうか…。まだ全然先が見えない。

 

今日は主に情報の整理を行った。5社14名へのインタビューは全て文字起こしし、最初のCodingもほぼ終わっているが、これを整理しようとしたときに急に色々と分からなってしまった。一言で言うとOverwhelmed。情報が多すぎて自分の中で咀嚼できていない。それでも進めていかなくてはいけないけど、今更ながら質的分析の難しさに直面した。統計分析も難しいが、方法がしっかりしているので、ちゃんと手法を選べばある程度分析は進むように思う。とはいっても、これは自分の卒論の時の経験なので、レベルが違うかもしれないが。質的分析は分析している間に自分が何をしているのか見失いそうになる。やっていることが全部無駄に思えたり、全然違うことをしているんじゃないか、という気にもなる。

 

なのでCodingからはいったん離れて、情報の整理をすることにした。情報の整理は仕事で嫌というほどやっていて、多分得意な方だと思う。とは言っても1社分の情報を整理するだけで数時間もかかった。先生のアドバイスとしては、もう書きたければ書き始めても良いのよ~、ということだったので、情報の整理は英語で行うことに。それで余計時間がかかるが、これも必要なプロセスだと思って、地道に進めていく。

 

15時になったら、隣に座るバングラディシュ人の友達から散歩に行こうと誘われた。私は16時から音楽のイベントがあるから断った。そうしたら彼女も16時から一緒に来るとのこと。16時になってキャンパス内を散歩。大学内にある芝生広場のステージにはバンドのセットが組まれていた。アルコール、ソフトドリンク、食べ物もフリーだった。何だこの素敵なイベントは。

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夕方から始まる音楽のイベント@キャンパス内の芝生

IDチェックの上でビールを入手。散歩のつもりがビールを飲むことになった。寒かったけど外でビール。そのうちにソーセージが焼けたのでソーセージもゲットした。散歩に出たはずなのに全然歩かないでビール飲んでソーセージを食べている。

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もう少し気温が高かったら最高のイベントだったけど

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オーストラリアでよく見る風景(ちょっと焦げてる…)

バングラディシュの友人から良いニュース。やっと大学から奨学金がもらえることになったとのこと。自分のことのようにうれしい。コース開始から1年半は自腹で学費と生活費を支払っていて、ずいぶん大変そうだった。これからは経済的に安心して研究生活が送れる。お金がないから子供も週に2回しか保育園に預けられず、研究時間がほとんど確保できていなかったようだが、お金があれば保育園に預けられる日も増える。来週の水曜日にお祝いランチをすることにした。PhDがスタートしてからも奨学金の募集は半期ごとにあるので、諦めずに申し込んでいれば、このように途中からもらえることもある。

 

卒業式の話になったので、修士の時のアデレードの話をしたら、いつアデレードにいたのか聞かれた。2003年から2004年と答えたら「え!それってもう20年前じゃない?」と驚かれた。「Yes, I am old.」と答えたら、年齢を聞かれてしまった。正直に答えたら、再びびっくり。だって10歳の子供がいればこんなもんでしょう。20歳前後の学生に交じってフリーミュージックやら、フリービールやらフリーフードを楽しんでいるけど。「私はこの年になって、またこんな風に学生生活を楽しめて幸せだ」と言ったら、その点は彼女も同意してくれた。

 

IDチェックするのは20歳くらいの学生ボランティア(スタッフ?)だけど、私の運転免許証を見て、親と同じくらいの年齢と思われたかもしれないな、とふと思った。でもそんなことは気にせず学生の身分を十分に楽しんでいる。