40代からの博士課程留学

41歳でオーストラリア・メルボルンで博士課程留学(社会学)を始めた自分、現地小学校に通う子供のこと、家族での海外生活などを綴る。

倫理審査の申請完了、博士課程一年目の審査

先ほど、研究に必要な倫理審査の申請フォームの提出を完了。オーストラリアの場合は少しでも人が絡む研究をする場合には、独立した倫理審査委員会の許可をもらわないとできないことになっているようだ(動物が絡むのはまた別の審査があると思う)。私の研究では、大企業のマネージャーたちへインタビューを行うため、倫理審査が必要になるが、カテゴリー的にはLow riskということで、審査は2週間くらいで済むらしい。A4で15ページくらいある審査フォームにオンラインで記入、添付書類としてRecruitmentのメール文、Explanatory statement、Consent formを付けた。

 

副指導教官のアドバイスの元で11月に準備を始めたけど、実際、正指導教官が休暇から戻ってきてからいろいろと細かいところで変更があったので、この2週間くらいで一気に最終化。先週金曜日に正指導教官にドラフトを送ったら、昨日戻ってきた。正指導教官流にシンプルな文面、洗練された英語に直してくれた。ありがたい。

 

並行して、1年目の審査に関するパネラーの調整もしてくれている。詳しくは大学のHPに説明があるが、博士課程に所属する学生は12か月ごとに正式な審査があって、それをクリアしていかないと、最後の論文提出までたどり着けない仕組みになっている。私は本来なら2月初に行うが、ブッキングシステムがすでに埋まっていて、最短の3月初の午前中のスロットを予約した。

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審査員は全部で3名。1人目は学部全体の審査をする人(教授が毎年持ち回りでやっている)、2人目は学部が指名した人(同じ学部の人になる可能性が高い)、3人目は審査を受ける側(PhD学生)が選ぶことができる。他の学部や他の大学の先生を呼ぶのも珍しくないようだ。この3人目を誰にお願いするか、という話を年末から正指導教官に相談している。

 

第1の候補者は、12月に参加した学会の重鎮である同大学のビジネススクールの教授。私のメンターをしてくれたこともあり研究のことを少し知っていてくれるけど、国際ジャーナルのチーフエディターをしていることもあり超多忙(らしい)。第一候補として正指導教官がお願いしてくれたが、結果は都合が合わないとのことで断念。

 

第2の候補者は、正指導教官の共同研究者であるイギリスの大学の先生。審査会はZoomで行われるので海外の人でも参加できる(コロナがもたらした数少ない利点の一つ?)。第1候補の先生の都合が合わないとなって、この第2候補の先生にコンタクトしたら、喜んで引き受けてくれるということに。私が作成した8,000 wordsのレポートを事前に読んで、当日は20分のプレゼンに対してフィードバックするという役割。関係ない学生のために引き受けてくれるなんてありがたい。ただし、問題は時差。私が予約したスロットは午前11時からなので、イギリスだと真夜中になってしまう。イレギュラーな対応として、正指導教官が学部側に朝9時から(それでもイギリス時間だと夜10時らしい)にしてもらうように掛け合ってくれるとのこと。私のために色々と動いてくれて本当に助かる。

 

もしこの先生がパネラーをしてくれることになったら、その流れで調査対象先であるイギリスの企業とのコンタクトもサポートしてくれないかな、とひそかに期待している。ここはつながっておきたいところ。そうすれば、オーストラリアは正指導教官のコネ、日本は自分のコネ、イギリスはそのパネラーの先生のコネを使って、調査に参加してくれる大企業を説得することができる(ロジカルに絞り込んだ候補企業リストはあるが、そのリストの企業に対して調査協力依頼のメールを送っただけでは、ほぼ断られるだろう。知らない学生の調査のために貴重な時間を割いてくれるほど暇な社会人はいないわけで、個人的人脈を使って地道に交渉していく必要がある)。

 

今はその1年目の審査のためのレポートを書いたり直したりを繰り返している。後半の実務的なところはほぼ問題ない仕上がりだが、肝心のIntroductionがまだいまいち。今回、AとBという2つのテーマの関係性を調査することにしているが、なぜAとBなのか、というところのストーリーが弱いと感じている(と正指導教官にも指摘された)。初心に戻って組み立て直している。

 

話は変わるが、最近嬉しかったことは、スーパーでカルビーのお菓子を見つけたこと!ビーノというスナック菓子にとても良く似ている。アジアスーパーに置いてある日本からの輸入品ではなくて、カルビーが海外向けに作っているもののようだ。こちらのスーパーでCalbeeというロゴを見つけたときは嬉しかった。期待を裏切らない美味しさ。値段は3ドル。今はワサビ味を食べているけど、プレーンもおいしい。いつから売られているんだろう?調べてみたらカルビーオーストラリアのWebsiteもあった。私は一消費者として売上に貢献していくので、こちらの市場でも頑張ってほしいな。

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calbee.com.au