40代からの博士課程留学

41歳でオーストラリア・メルボルンで博士課程留学(社会学)を始めた自分、現地小学校に通う子供のこと、家族での海外生活などを綴る。2023年3月帰国、11月に博士号取得。現在は東京にある外資系企業で勤務。

フィリップ島へ旅行<前編>

コロナの市中感染者ゼロが続いているメルボルン。先週末、オーストラリアに来て初めての旅行に出かけた。行き先はフィリップ島。メルボルンから車で2時間程度で行ける近場の島。野生の小型ペンギンがみられることで有名。コロナが落ち着いたら、近場から攻めていこうと思っていて、11月初くらいに予約した(その時はまだ旅行は解禁されていなかったけど、予約はできる状態だった)。約半年間のロックダウン明けということもあるせいか、最高の1泊2日旅行となった。

 

 

日曜日の朝10時ごろに自宅を出発。天気は晴れていたけど、真夏にもかかわらず気温が低くて15度くらい。泳ぐ気満々で水着を詰め込んだけど、泳ぐのは難しいかな。車で少し走るとすぐに田舎。酪農が盛んな地域らしく、牛がゴロゴロしている。少し北海道の景色に似ている。1時間くらい車で走った後、休憩できそうなところがあったので立ち寄った。

 

牧場にカフェが併設されている。巨大な牛のオブジェが目印。下調べもなく適当に立ち寄った割にアタリな施設だった。私と夫はカフェでコーヒーを注文して外のテラス席で飲みながら、子供たちは遊具で遊んだり動物にエサをあげていた。

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だだっ広い休憩所

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ヤギ?に無料の餌をあげる


カフェのトイレに行ったら、トイレの前に習近平さんが来た写真が飾ってあった。これには少し驚いた。2010年のもの。フィリップ島に行く途中にトイレ休憩したのだろうか?それとも商談関連?こんな周りに何もない田舎のカフェに何の用事があったのかな?カフェの隣にはレストランを増設工事中、他にも外構の工事しており、流行っていることが分かった。レストランができたら、今度は食事をしてみるのも良いかもしれない。

https://caldermeadefarm.com.au/

 

ちょうど昼頃にフィリップ島に到着。島までは橋でつながっているので簡単に行ける。最初の目的地はコアラ保護センター。センターに入る前に、家で握ってきたおにぎりを食べた。日本みたいに旅行先で色々な食を楽しむ、というのは難しい(美味しいけど飽きてくる)というのと、夜に良いレストランに行くため節約。外で食べるおにぎりは美味しかった。

 

コアラ保護センターは一度行けばよいかな、という感じ。動物園ではないので、コアラと一緒に写真を撮ったり、抱っこしたりというのはできない。入場料は家族4人で34ドル。少し高いけど、まあ半分くらい自然保護のための寄付みたいなものかと思う。

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木の上で寝ているコアラ

www.penguins.org.au

 

コアラについては、去年BrisbaneにあるLone Pine Koala Sanctuaryという、世界で最古かつ最大のコアラ園に行って嫌と言うほどコアラを見たし、5年前にゴールドコーストに行ったときに訪れたコアラ園では抱っこして写真も撮っているので、今回のPhillip島の施設はそれらと比べるとちょっと物足りなく感じた。でも久しぶりに自然の中を歩いて、野生に近い形のコアラも見られてリラックスできたので良し。

 

子供が早く宿に行きたいと言い始めたので、宿にチェックインすることにした。今回泊まったのは、コテージ兼キャラバンパーク兼キャンプサイトのようなところ。海の目の前かつ街にも近くて、施設内にプールや子供の遊び場があり、値段も高くなかったので決めた。宿泊は4名1部屋で170ドル。今はハイシーズンだから少し高いが、普段はもっと安い。受付の人はとてもフレンドリー。英語がネイティブではないことを察して、長男にとてもゆっくりはっきりと英語で話しかけてくれた。オーストラリア人のこういうところが好き。

kaloha.com.au

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宿泊施設内にある遊具ジャンピングピローでエネルギーを発散!

宿の裏側はビーチになっている。裏口からそのままビーチに出られて、プライベートビーチのような雰囲気。海の水はとても澄んでいて、波もほとんどなく、最高の環境。

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どこかの南国のような青い海

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波がなくて、向こう側に陸が見えるのが奄美大島に似ていると思った

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気温は低めだけど子供たちは入水

Kmartで買った子供用のバケツのヘリで次男が指を切ってしまったので、急遽、街のドラッグストアまで絆創膏を買いに行った。宿から街まで海沿いを徒歩で5分くらい。コンパクトな街。旅行には消毒液と絆創膏を持っていく必要があることを学んだ。

 

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かわいらしいフィリップ島のカフェやパブ。青空の下、海を見ながらビールを飲む幸せな人達がたくさんいた

中編に続く。