40代からの博士課程留学

41歳でオーストラリア・メルボルンで博士課程留学(社会学)を始めた自分、現地小学校に通う子供のこと、家族での海外生活などを綴る。2023年3月帰国、11月に博士号取得。現在は東京にある外資系企業で勤務。

10歳のバースデー、明日から小学校再開!

今週の平日に長男が10歳の誕生日を迎えるので、本人の希望で日曜日の本日、少し早めに誕生日会をやった。ロックダウン中のメルボルンでは、人を自宅に呼ぶことは禁止されているため、こじんまりと家族4人でお祝い。長男からは、これまでの誕生日では、プレゼント以外のリクエスト受けたことなかったのに、急に飾り付けをしてほしい、朝ごはんはこれ、昼ごはんはこれ、夕ご飯はこれ、など要望が寄せられた。なるべく本人の希望に沿った形を実現するよう努力した(とはいえ、リクエストはすべて簡単なものだったのでラッキーだった)。プレゼントはNintendo Switchのソフト。オーストラリアで買ったソフトでも本体の言語設定が日本語なので、そのまま日本語で問題なく遊べたようで良かった。便利な世の中だ。

 

バースデーケーキは3キロ先くらいのところにある新しくできたショッピングセンターの中のケーキ屋さんで初めて買ってみた。次男の誕生日の時はアジア系の店でジャパニーズチーズケーキを買ったので、今回はちょっとオージー風に行こうと思い、本人と一緒に選んだのがこれ。ケーキの味は思ったよりも甘すぎず、手作り感もあっておいしかったけど、クリームの量がすごくて8分の1カットを食べた後、しばらく気分がすぐれなかった。  

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思い出作りのためにちょっと攻めてみた長男10歳のバースデーケーキ。Happy Birthdayのチョコレートプレートを聞かれるがままに追加したら、ミニオンズのおでこに刺されてしまった(でもそこしか刺す場所ないか)。

 

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色々なデザインのケーキが売っていて見ているだけで楽しい

bonbonsbakeryonline.com.au

 

ロックダウン中でスーパーなどの食料品店と薬局以外の店は閉まっているので、飾り付けもColesで調達。シンプルなものを選んだら自分好みの感じになってしまった。あとはクラッカーを鳴らしたい、と言うのでクラッカーを準備。急にパーティーボーイづいてきた?なんかドラマでも見たのかな?具体的なイメージはどこからきたのだろう?

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男子2人ということもあり、誕生日会の飾りつけなんて生まれて初めてやった

私は子供の誕生日になるとお祝いする気持ちももちろんあるけど、自分が出産した時のことを毎年きまって思い出す。長男の陣痛は昼頃にきた。お腹痛いな、と思いながらも昼食はお好み焼きを食べた。初産だからなかなか産まれないだろうとゆっくり準備をして2時半くらいに病院に行った。先生も翌日になるだろうとのんびり構えていたら、助産師の人が「先生、もう子宮口が●センチも開いてます!」と言って、急いで分娩台に乗り、結局夕方に産まれた。出産は初めてなのであまり上手にできず、産んだ直後に、次はもっと絶対上手にできるはず、と思ったことを覚えている。病院からお願いされて、助産師の実習生を受け入れたので*1、自分のお産をサポートしてくれる医師、助産師、看護師の他に、立ち合いの夫、担当の実習生、実習生の同期、その指導教官なども一堂に集まって、狭い分娩室がぎゅうぎゅう賑やかだったのも思い出。

 

という感じで長男10歳のお祝いを無事終え、明日からやっと待ちに待った小学校の再開!やったー!!なんと1月にオーストラリアに来てから、子供たちが小学校に通えたのはたったの11週間のみ(年長の次男は13週間)。。3か月半ぶりの登校。。これ以上コロナによる社会的な影響が悪くならないことを祈っている。大学はまだクローズ中。3月に始まってから、全学生の登校が許されたのは1日のみで、このままセメスター2も終わりそうだ。皆大変な思いをしているけど、特に今年から大学生になった新入生や1年限りの交換留学生は可哀そう。日本よりも圧倒的に感染を抑え込んでいるけど、圧倒的に不自由なメルボルン。ここ最近は、毎日の検査人数約1万人に対して、新規感染者が10名前後でだいぶ収束してきたけど、14日間の平均が5名以下にならないと、次の段階に進めない。厳しいなあ。

 

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定点観察中のカモのファミリー。先週からさらにヒナが1羽減って8羽になっていた。何羽が無事大人になれるのだろうか…気になって毎週見に行くようになってしまった(前の方に散らばっているのは公園に散歩に来た人がまいたパンくず)。

 

*1:病院曰く、助産師の実習生受け入れは、妊娠の進行が順調な人にしかお願いできないが、それでも断る人が多いとのこと。助産師が育たなかったら困るのは出産する人なので、私にとって断る理由は見当たらなかった。受け入れた結果、良いことも大変なことも両方あったが、一生懸命頑張っていた助産師の卵の女の子のことは今でもたまに思い出す。