40代からの博士課程留学

41歳でオーストラリア・メルボルンで博士課程留学(社会学)を始めた自分、現地小学校に通う子供のこと、家族での海外生活などを綴る。2023年3月帰国、フルタイムで働きながら博論執筆中。

大学の図書館で「おーいお茶」を飲んだ

午前中は子供の自宅学習のフォローをして、昼食を家で済ませてから、久しぶりに大学の図書館に行ってみた。ロックダウン中でも図書館は9時~17時までの時間短縮で開館している。家にいるとどうしても子供に話しかけられたりして集中できず、それが何日も続くとストレスになり、少しでも集中できる環境に身を置きたかったことと、最近気分が落ち込んでいるので、外の空気を吸って自分が大学生であることを思い出すような気分転換も兼ねて。また明日からマスク着用が義務化されるので、その前に様子を見てみよう思った。

 

行って正解だった。今、大学は冬休み中なので、図書館は空いていた。せっかく大学に来たのだから、と特別感を出すために「おーいお茶」を買ってみた。3.3ドル。カフェのコーヒーよりも少し安い。日本の値段と比べるから割高に思うだけで、オーストラリアで買うには高くはない。半年ぶりにペットボトルの緑茶を飲んだ。美味しかった。

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図書館の個室を占領し「おーいお茶」を飲むという贅沢をした

図書館では、前から気になっていた個室を使ってみた。フリーで使える場所と予約が必要な場所があるが、今日はフリーで使える場所が普通に空いていた。椅子もちゃんとしたオフィスチェアだし、静かだし、個室なのでマスクもしなくてよい(はず)。トイレに行くときも荷物をそのままにしていて気にならない。これは素晴らしい環境。賞味2時間半くらいしかいられなかったけど、すごく集中できて、何より気分がリフレッシュできた。毎日行くと自宅で仕事をしている夫に負担がかかるので、控えめに週3日くらい行こうと思う。

 

今提出中のドラフトに対して、一昨日、副指導教官からフィードバックをもらった。今まで出したドラフトにはフィードバックがなかったので予想外だった。確かにこのチャプターは副指導教官の専門に少し近いところがある。あとは冬休み中で授業がないから少し時間ができたのかもしれない。副指導教官のフィードバックは正指導教官よりもあっさりだけど、また別の視点が得られて参考になる。自分でも薄々気が付いていたけど見ないようにしていたところに突っ込みが入った。2日間放置していて、今日やっと重い腰を上げて取り組むことにした。これも図書館に行って気分が前向きになったからできること。

 

この先どうなるか全然わからないけど、日本に帰国することも頭の片隅に置きながら、今できることをできる限りやっていこうと気を新たにした。そういえば、大学の図書館の自販機に「生茶」も発見。緑茶のペットボトルは人気のようだ。今まで水筒を持ち歩いていたけど、なんか日本のペットボトル飲料を買って飲むことが楽しみになってきた。今度は生茶を買ってみようかな。コロナのせいで(おかげで?)幸せを感じるハードルが限りなく低くなっている。