40代からの博士課程留学

41歳でオーストラリア・メルボルンで博士課程留学(社会学)を始めた自分、現地小学校に通う子供のこと、家族での海外生活などを綴る。

マスク義務化、温かいメッセージ、リモートラーニング再開

なんかロックダウン第2章が始まってから、思考がネガティブになりがち。前回の記事も暗いけど、記録としてとっておこうと思う。コロナのせいで色々と変化がある。

 

まず1つ目の話題、マスクについて。

オーストラリアではこれまでマスクの着用は特に強く推奨されておらず、私が住んでいるメルボルン郊外の街中でも半数もつけていないような感じだった。しかしなかなかメルボルンの感染者数が減らない(毎日200人以上が続いている)ことで、州が突然マスクの義務化を発表した。今週木曜日から、外出時にマスクをしていないと200ドルの罰金!今まで特に推奨もしていなかったことから考えると急展開。

 

18歳未満の子供には義務化されない。また2歳以下はしなくても良い。運動時や食事時は外しても良い。マスクがなければ、スカーフなどで口元を覆う形でも良いとのこと。日本はもちろん、アメリカやヨーロッパでもマスクが当たり前になってきたようだけど、オーストラリアでは全然その傾向がなかったので、急に義務化されてびっくり。案の定、マスクを持っていない人が多くて少しパニックが起きているようだ(ニュースがあおっているだけの可能性もあり)。

 

私の場合、4月に母親が次男の誕生日プレゼントをDHLで送ってくれた時※、マスクを何枚か同梱してくれていた(不織布のものやガーゼのもの、手作りのものなど様々な種類)。頼んでもいないのにマスクを送ってきて日本らしいなあ、くらいに思っていたけど、まさかそのマスクが3か月後に必要になるとは。。。買いに行かなくても良いので、ありがたいとしか言いようがない。

 

※ちなみに郵便局の国際郵便はまだ機能停止中でDHLは稼働中。そのことについては以前記事にした(郵便局のマネジメントに苦言を呈している…)。 

fourty.hatenablog.com

 

 タイトル2つ目の温かいメッセージについて。

コロナのせいで子供たちは義務教育である小学校に全然通えず、家で親から勉強を教わる期間が長くなりすぎていること(日本語も英語も両方中途半端)、私も文献を読んだり文章書いたり、先生とたまにズームで話すだけなことを考えると、オーストラリアにいるよりも日本にいる方が良いのではと考えるようになってきた。何なら、こんな状況なら私も無理して学生なんてやらずに、いっそのこと仕事に戻った方が良いのでは、とまで考えるようにもなってきたところで、2通立て続けに大学の人からメールが来た。

 

1通目は同じオフィスの前の机に座っている博士課程の学生。2回くらいしか言葉を交わしたことがなく、専攻も全く違う。その人は歴史が専門、私はSustainabilityと言ったら、「僕は過去のことをやって、君は未来のことをやっているね」と言って笑っていたのを覚えているが、逆にそれくらいしか話したことがない。その人から「元気ですか?あなたがホットスポット(感染が集中している地域)に住んでいないと良いけど。研究の進み具合はどうですか?」というメールが来た。その人は見た目では私よりも年上で、英語を聞いたところではオーストラリア人のようだ。私がオーストラリアに来たばかりの留学生で、ロックダウン中に孤立しているのではないか、と心配してくれたみたいで嬉しい。

 

もう1通は同じ学科のHDR学生で、学科の取りまとめをやってくれている人。彼女はまだ若くておそらく20代のオーストラリア人。取りまとめの立場もあるとは思うが、個別でメッセージをもらったのは初めて。「何か困っていることがあれば私に伝えてください。Zoomミーティングにはうんざりしているかと思うけど、話し相手が必要ならZoomでチャットしましょう」と言ってくれた。このタイミングでメールをくれるとは…皆、ロックダウンが再開して心細くなったり、疲弊しているのかもしれない。

 

前回の記事で友人は一人もいないと書いたし、その事実は変わらないけど、このように連絡をくれる人がいるのはありがたいことだと思った。そのおかげで、全く先が見えないけどもう少し続けてみようと気を取り直すことができた。このことは忘れないようにしたいと思う。一方で現実的な考えを捨てることはない。このままいくと、子供たちの教育にしわ寄せが行き過ぎるので、もし来年もこのような形が続くようであれば、留学を中断(というか実際には中止)することも選択肢に入れる。どう考えても、私が博士課程で研究することよりも子供たちが小学校で学ぶことの方が優先度が高い。

 

3つ目の話。今日から小学校の3学期が始まった。2学期はほとんどがリモートラーニングだったが、3学期もおそらくほとんどがリモートラーニングとなるだろう。慣れてきたとはいえ、やはり負担は大きく、子供の学習をサポートすることに割く時間と自分の研究に割く時間のベストバランスがどこにあるのか分からない。正解がどこにも存在しない問題。3学期初日の今日は、とりあえず午前中にみっちりと子供に付き合い(私が長男担当、夫が次男担当)、それぞれ与えられた課題を一通り終わらせる作戦にしてみた。午後は子供は好きなことをやってよく、その時間で親は仕事をする、という算段。2学期は午前と午後で夫とシフトを組んでいたが、ちょっとやり方を変えてみた。これでうまくいくかどうか…

 

今日はこんな感じで、自分の研究はあまり手を付けずに過ごした。明日からぼちぼちやっていく。

 

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最近のお気に入りワイン。10ドルだけどとてもおいしいし、ラベルもかわいい。