40代からの博士課程留学

41歳でオーストラリア・メルボルンで博士課程留学(社会学)を始めた自分、現地小学校に通う子供のこと、家族での海外生活などを綴る。2023年3月帰国、フルタイムで働きながら博論執筆中。

ふるさと納税

今日は祝日で会社も学校も休みだけど、朝から雨風がひどくて荒天。外に遊びに行けないし、いつも行く児童館は休みで、子どもはエネルギーを持て余している。そして大人もイライラしてしまう。映画でも見に行こうと思っても、子供向けのはやっていないし…どうしようということで、ふるさと納税の返礼品でいただいたレストランの食事券を使ってランチを食べに行くことにした。

 

息子2人とも特に野菜が好きなので、いつか連れていきたいと思っていた青山の「アクアパッツア」。ふるさと納税は、山形県河北町のもの。5万円の寄付15,000円分の食事券がいただける。


 返礼品の食事券が送られてきたときに注意事項として、3日前までに予約すること、未就学児がいる場合は店にあらかじめ確認をすること、となっていたので、当日でしかも未就学児(次男)がいる状態でダメかも、と思いつつ、電話してみたらOKだったので良かった。

11時半の開店と同時にお店に入って、ランチコース3名分、バーニャカウダ単品、ワインとガス入りの水を頼んだ。以前、会社の人とディナーで来たことがあったが、ランチは外が明るくてまた雰囲気が違う。料理はすべておいしかった。特に前菜のカツオのカルパッチョ、バーニャカウダの野菜、そして生のメロンを使ったデザートが皆のお気に入り。長男は前菜の前の前菜?がおいしくて、そこから大人1人分のコースを1人で食べてしまった…また、ふたを開けてみると、他にも幼児連れが2組いて、全然大丈夫だったので、良かった。

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季節によって少しずつ違うバーニャカウダの野菜

 お店の人たちも子供のためにクッションを用意してくれたり、コースは3名分なのにスープやデザートを4名分に出してくれたりと、とてもサービスもよく、大満足。また機会があれば行きたい。

 

メニューには、山形県河北町の食材もいくつか使っている。ふるさと納税を通じて知ったが、河北町には「かほくイタリア野菜研究会」という企業組合があり、様々な種類のイタリア野菜を作っている。もともとは、イタリアンのシェフから、「国産のイタリア野菜を使いたいが品目がなくて買えない」という一言から始まったというのが面白い。「アクアパッツア」では、他にも国産の食材を多数使っている。

 

そして、ふるさと納税関連でもう一つ。私は災害時の寄付でも「ふるさと納税」制度を使っている。楽天ふるさと納税では、災害寄付に関しては手数料を取らず、全額が直接自治体に行くのでとても良い制度だと思う(もちろん返礼品はない)。昨年の西日本豪雨の時も「ふるさと納税」制度を使って寄付したが、今回の台風19号でもさっそくこの制度を使って寄付した。

 

今回多数の自治体が被害を受けているため、すべての自治体には寄付できなかったが、自分にとって手軽で透明性が高いシステム。昨年は岡山県自治体に寄付したが、お礼の手紙と災害の被害状況と寄付金の用途がきちんと記されていて、こういった形で「ふるさと納税」をするのもありだと思った。