40代からの博士課程留学

41歳でオーストラリア・メルボルンで博士課程留学(社会学)を始めた自分、現地小学校に通う子供のこと、家族での海外生活などを綴る。2023年3月帰国、11月に博士号取得。現在は東京にある外資系企業で勤務。

研究計画書を作成する その3

 2018年12月に研究計画書の第一稿がようやく完成した。ちょうど冬休みに入る少し前。自分の中では、8月にコンタクトをとった大学の先生に一刻も早く送りたい、と思いながら、時間が過ぎていくのがストレスだったが、ここまで来たら開き直るしかない、という気持ちもあった。

 

自分で作成した研究計画書は、そのまま提出せずに、英文校正サービスにかけた。CVの添削時に良いなと思ったワードバイスという会社に再びお願いした。今度は「論文添削」のメニューとし、単価が1ワードあたり5.5円、Referenceも含めて1,960ワード書いたため、10,780円であった。

wordvice.jp

 

ネットからお願いして数日後、また納期よりも前倒しで納品があった。冒頭に添削いただいた方から以下のコメントが記入されていた。(もちろん営業目的の側面もあるが)良かった点を具体的に挙げてもらえて、とても心強くうれしく思った。

I found this generally idiomatic, well organized, and appropriate in tone, although in need of overall grammatical and syntactical refinements. Therefore, I have edited carefully, eliminating any errors in grammar, spelling, and punctuation as well as refining word choice and sentence structure to improve tone, flow and clarity (please see the comments throughout).

 

私の場合、企業に実務者として働いており、自分の計画書を見てもらってアドバイスをくれる人がいないため、この添削者の言葉が唯一のフィードバックであった。well organizedという点で一安心したのを覚えている。このようにして、ようやくResearch proposalが提出できる段階になった。8月にコンタクトした先生に送ろうと思ったが、時期が12月中旬でオーストラリアはサマーホリデー中で、大学に来ていない可能性もあるため、年明けに送ることにした。メールを相手に見てもらえそうなタイミングで送ることも重要なポイントだと考えている。(休暇中に大量のメールが来ていたら、一つ一つはちゃんと見ない人もいるため)