Research degreeへの申請にあたり、履歴書の作成と提出が必要になる。
英文履歴書には、大きく分けてCVとResumeという2種類があるようだが、私の場合は志望するオーストラリアの大学の提出書類の中にResumeではなくCVとの記載があったため、CVを作成することにした。(一般的にResumeを使うのはアメリカのよう)
CV作成に当たっては、Webサイトの様々な文例を見たり、昔購入した「英文履歴書の書き方と実例集」という書籍の表現を参考にしたりした。
私のCVの記載項目は以下の通り。
・氏名、住所、連絡先
・Education(大学名、学位名、学部名、論文(修論/卒論)タイトル、Overall GPA)を修士、学士の順に
・Employment History(会社名、肩書と部署名、就労期間、主な業務内容/成果)を現在の会社を最初に在籍した会社ごとにさかのぼる(私の場合は国内の3社)
・Internship/Volunteer activities(所属機関名、期間、主な内容)を新しい順に並べる(私の場合はJICAとUNの機関)
・Publications(出版実績は残念ながらほぼゼロ。昔上記のUN機関でインターンをした際の成果として共著の論文に名前を入れてもらったことがあるので、苦し紛れに記載)
・Presentations(企業で長年働いてきた実務者としてPublications実績がない代わりに、専門性をアピールするために社外講演実績を6件程度記載)
・Funding and Academic Awards(修士留学の際にいただいたロータリー国際親善奨学金、修士成績上位者に与えられるメダル)
・Affilications(学術系の学会には所属していないが、実務系の研究会にはいくつか所属しているためその団体名を記載)
Research degreeに効くのは、過去の成績とPublicationsの実績だと思うが、過去の成績は上々(修士のGPA 6.7/7)なのに対して、Publicationsの実績はほぼゼロという状況。嘆いても仕方がないので、自分のこれまで歩んできた道のアピールポイントを職務経験や外部講演などの実績として記載した。
このように一通り記載して、チェックや推敲した上で、念のため外部校正をすることにした。
今まで英文の外部校正サービスは使ったことがなく、留学していた際には周りのネイティブの友達に協力してもらいながら英語表現の正確性を担保していたが、今はそのようなことを頼める人が近くにいないこと、また調べてみるとインターネットを通じて簡単に依頼できる校正サービスが多数あることから、お試しで使ってみることにした。
比較検討していないので、参考になるかわからないが、私がCVの添削で利用した業者は以下の会社(宣伝でも何でもありませんが、一応リンクを貼ります)。
CVの添削費用は5千円程度であった。学生の頃なら少し躊躇する金額だが、有償のサービスをポンと頼めるようになった自分に改めて成長を感じた。社会人も悪くない。(修士留学中と社会人1年目は本当にかつかつの状況で余裕がなかったため)
納期よりも少し早くに返してくれたこと、自分ではほぼ完ぺきだと思っていた単純なCVでも他人の目で見るといくつか改善点があり、丁寧に指摘、修正案を提示してもらったので、利用して良かった。やはりきちんとした英語で書類を提出したいと思うので。
英文添削サービスは、このあとのResearch proposalの作成時にも活用したが、その話はまた別の機会に。