40代からの博士課程留学

41歳でオーストラリア・メルボルンで博士課程留学(社会学)を始めた自分、現地小学校に通う子供のこと、家族での海外生活などを綴る。2023年3月帰国、フルタイムで働きながら博論執筆中。

オーストラリアからの友人

留学準備の振り返りは一度お休みして、リアルタイムでの日々のことを書く。

 

先週末、オーストラリアから友人家族が遊びに来てくれた。友人Aは、私が修士留学時代に現地で仲良くしていた少し年上の日本人の女性。当時から付き合っていたオーストラリア人とその後結婚して、子供が2人いる。私とAが一緒にいたのは留学中の1年半だけだが、その後もずっと関係が続いており今に至る。

 

Aは私が修士で留学していた大学でGraduate Certificateを取得し、その後、現地の学校で日本語教師を続けている。既に15年程度働いており、尊敬する。上の子供が私の長男と同い年、下の子供も一つ違いということで、家族ぐるみでの付き合いをしている。Aの夫のSにも、留学中大変お世話になった。修士論文の英語を見てもらったり、パソコンが壊れたときに直してもらったり、とてもやさしいオーストラリア人。

 

Aの家族はオーストラリアの学校が冬休みになる7月に、毎年2週間程度日本に帰国するので、その時に毎回会っている。先週末に会った際に、今の私の留学計画と進捗を話したところ、とても喜んでくれた。AとSは現在アデレードに住んでおり、もし私がメルボルンに留学することになれば、School holidayに中間でキャンプなどができそうだね、ということで、妄想が膨らむ。

 

また、Aは現地の様々な学校で日本語教師を長くやっているため学校事情に詳しく、晴れてオーストラリアに行けることになったら、子供の学校のことで相談できる心強い相手。子供たちも0歳の時から定期的に会っているため、お互いを覚えており、すぐに遊べて楽しめている。何より、Aが私たちがオーストラリアに行くことをとても楽しみにしてくれていることがうれしい(もしダメだった時にがっかりさせたくないので、決まっていないということは伝えてたが…)。

 

Aの長男は9歳になったが、日本語力がどんどん上がっていて毎年会うたびに驚かされる。日常的には英語を使っているが、その中で毎週土曜日に日本語の補習校に通い、国語や算数を日本の学校と同じペースで進めているということ(私の長男と同じく3年生の漢字を習っていると聞いてびっくり)。大変なことだと思うが、2か国語を操る姿を見ると素直にすごいな、と思う。

 

もし私たち家族がオーストラリアに行けることになったら、自分の子供の語学についても考えてみたい(日本語と英語のバランス)。私たちは永住するわけではなく、計画では3年間で戻ってくるため、日本語のレベルを日本の学校に合わせていきながら、英語も習得していく、ということになる。聞くととても難しそうだが、このあたりは駐在者の事例なども豊富にあると思うので、実際に留学することが決まったら、いろいろと調べてみようと思う。

 

日常生活の週末の中で、オーストラリアから来た友人家族と話ができて、オーストラリア生活が少し近づいたように感じられ、うれしかった。