40代からの博士課程留学

41歳でオーストラリア・メルボルンで博士課程留学(社会学)を始めた自分、現地小学校に通う子供のこと、家族での海外生活などを綴る。2023年3月帰国、11月に博士号取得。現在は東京にある外資系企業で勤務。

大学と指導教官を探す その1

私は約15年前に、オーストラリアの大学院で修士(Coursework masters)を取得している。修士取得後に帰国し、そのときの専門を生かした仕事に就き、ここまでやってきた。

 

次のステップとして、博士課程を考えたときに、まず、大学と受け入れてくれる指導教官を探す必要がある。大学選び、指導教官選びをどのように行うか、その人の置かれている状況で全く異なると思うが、私の場合は、修士修了から15年間、企業で働いてきており、研究職でもなく、学会にも所属していないため、コネクションがほぼない状態。

 

このため、以下のステップで、大学と指導教官を絞り込んでいくことにした。

 

①自分が博士課程で研究したいテーマを扱っている先生は誰かを調べる

②その先生が所属している大学での博士課程の受け入れ条件を調べる

③その大学がある国に自分が住むことに違和感がないかを考えてみる

 

国によっても若干異なるようだが、博士課程は自分の研究テーマを指導教官のアドバイスのもと自律的に進めていくのであろうから、自分の研究テーマに適切なアドバイスをしてもらえる先生を見つける必要があると考えた。

 

今は、インターネットで大体のことは調べられる時代。Google scholarというGoogleのサイトを使って、関心テーマのキーワードをいろいろと入れながら、大体どんな人がどんな研究をしているのかを調べていく、という地道な作業を①でしていった。

 

長くなったので、次に続きます。